周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ653 

2016/03/07
Mon. 23:21

昨日の日曜日は、夕方から施設の利用者と付添いボランティアのプロレス好きさいたまの江上さんと、恒例の東京善意銀行からのプロレス招待で後楽園ホールへ。

元旦に観戦しているので今年もう2回目!この日は、ここ5年近く通い続けているプロレスリングゼロワンの15周年記念興業ということもあり、いつも以上に会場は熱気にあふれ超満員とは行かなかったが、かなりの入りであった。
試合の前に、まず社長兼選手である(プロレス団体は、トップレスラーが社長を兼務するパターンが多い)大谷社長が熱い15周年の挨拶をした。この人の言葉は毎度グッと来る。プロレスで世の中を変えるというちょっと大げさなキャッチフレーズがこの人に付く枕詞だが、その仕事とリング上の試合スタイルは地道で愚直、しかし華が有り(見た目は相当なおっさん)勝つ時も負ける時も客を惹きつけて離さない。ここまでのプロレスラーはなかなかいない。

プロレスの魅力を語るのは簡単なようでなかなか難しい。これほど好きと嫌いが別れるものもないのではないか。我が家でもプロレス好きはアタシだけである。そのアタシは子どもの頃ゴールデンタイムでやっていた(!)プロレス中継を親父が熱心に観ていて、いつしか親父以上にぼくの方が観るようになったいきさつがある。そういう意味では、残念ながら現在の子どもたちが日常生活の中でプロレスにふれる機会はほとんどない。
人間が本来持つ闘争本能を、これほどまでにパフォーマンス化して観る者を喜ばせるものはプロレス以外にないと、ぼくは断言してはばからない。闘争本能をそのまま具現化すれば闘って勝つ者と負ける者が残るだけだ。なにより勝つことこそが目的であり、それが闘争本能の成就である(もちろんいくつものサイドストーリーもあるだろうが)。しかし、プロレスは極論すれば勝ち負けなどどうでも良いものである(スポーツとか格闘技とかショーなどと定義できない、プロレスはプロレス以外に括りようがない)。なにせ、勝った者も負けた者も明日も興業という名のロードが待っているのだ。一つのバスに乗って、または現地集合の各々電車だったりして移動して、またガチンコ勝負では観せられない熱いファイトをパフォーマンスするのだ。

試合前に熱い挨拶をした大谷社長は、25分を超える大熱戦となったメインイベントのタッグマッチで、10歳ほど若い今後のゼロワンを背負って行くだろう佐藤耕平選手の大技ジャーマンスープレックスホールドを食らって、大の字にマットに伸びて負けた。その負けっぷりの豪快でカッコイイこと!プロレスには色々な観方があって、技の絡み合いが上手く行かないことや間合いが合わなかったりするのも面白いのだが、メインイベントではそれは許されない。相手の技を完全に受けてそれを切り返し、時には無骨に会場中に響き渡る痛そうな音を立てながら相手の胸板に強烈なチョップを打ち込む。お約束とばかりお互い打ち込み合い我慢比べをする。意味など考えても始まらない。その応酬が観ている者の気分をスカッとさせ、闘争本能が昇華されて行くのだ。一発良いのが決まって終わってしまうのではなく、じわじわと盛り上がりこちらは安心して?リング上の熱いファイトに視線を送ることが出来る(もちろんビールをグビグビ呑みながら)。

しかし、この日も試合前に先日亡くなったハヤブサ選手のテンカウントゴングと黙とうがあったように(ハヤブサ選手は10数年前の試合中の事故で全身不随となっていた)、プロレス選手は時にリング上で大怪我を負ったり亡くなったりしてしまう。
それは決して相手の闘争本能による攻撃で負ったものではなく、多くが技を繰り出し、または相手の技を受けて最高のパフォーマンスを見せようとする中で起きてしまった事故(三沢選手のように、ハードな興業と社長業の中で身体がボロボロになっていた場合も)なのである。決して起きてほしくないことなのだが…。

昨夜、最高のパフォーマンスを見せ相手の大技を受け切って大の字に伸びた大谷社長に観客の拍手は鳴り止まなかった。
15周年を迎え(ホンと大変だったろうと思う)、後継者も育てた同世代の彼の見事な闘いぶりにぼくは落涙をこらえつつ拍手と声援を送り続けた。

今日は、仕事中に何度も昨夜一緒に観戦した利用者とプロレスの話をした。すっかりプロレスにハマったという一人は「これまでパチンコとかいろんな楽しみに手を出してきたけれど、プロレスほどスカッとして楽しいものはないですよ!」と言っていた。
プロレスばっかりに利用者を連れて行く施設長としては、うれしい限りである。これからもロックと共にプロレスLOVEで。

今宵のBGMは、昨夜放送のインターFMバラカンビートの録音音源。ディランとメイヴィス・ステイブルズのデュエットがたまらなくカッコイイ!そのCD持っているので番組終わったら再度聴こうっと。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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