周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ652 

2016/03/06
Sun. 00:22

今日(5日)は3回目のニューアルバムレコーディング。

これまで同様、20年以上使っている稲田堤のスタジオHに5時間入り、一発録音で2曲基本トラックを仕上げ、さらに新曲の練習もした。
自分で言うのも何だけれど、この歳になっても実に新鮮な気持ちで毎回このバンドで音を鳴らせている。なにせレコーディングだって新曲ばかりだ。しかも入れきれない曲がたくさんだ。レコーディング後にみんなで酒呑んで「あの曲は入れたい」「あれは入れられない」「じゃ2枚組!?いや3枚組!?」なんて盛り上がる楽しさと言ったらない。
実際CD制作は楽じゃないし、いろんな人たちに手弁当で助けてもらいながら作る。そしてそれほど売れるわけじゃあない。それでもぼくらはバンドの今の音を、歌をこうしてCDという作品にしようとする(昔はカセット)。確かにCDはどんどん売れなくなり、ダウンロードで取り込むことが主流になりつつあるけれど、ぼくらはどれだけ時代と共に形が変わっても作品として手に取れるアルバムをこれからも作って行きたい。

幸い現在使っている録音機材(ZOOM社のR16)はとても使いやすく、ぼくらのこだわりである一発録りにばっちり対応してアナログ感溢れる音で録音出来る。この機材と出会えたことはとても大きい。出来たら生涯壊れないでこれで録り続けたいくらいだ。

今日で6曲録り終えたけれど、いつもの稲田堤の居酒屋で呑みながらぼくはみんなに、今回はあらかじめ録音する曲を決めずに、とにかく録りたい曲を録り続けてこれでアルバムを完成させられるという気持ちになったら終わりにしようと話した。それは12曲かもしれないし、15曲、いや20曲行ってしまうかもしれない。とにかく録りたいだけ録ろうということでみんな了解し合った。

ちきんベース君は、このアルバムは前作「残された場所で」の続編のような作品になるのだろうなと言った。自分たちの演奏する歌が、その時その時の生きる思いに根差した歌であることを承知しているからこその発言だなぁと思った。そんなメンバーの言葉を肴に呑む酒は実に美味い。
スタジオ代を節約するために、リードギターの音入れは一軒家の借家に住む森田君宅でやることにして、近所迷惑にならぬよう彼は押し入れにギターアンプと集音マイクを入れて録音する手法を考え出した。つまり、今度のアルバムのリードギターはすべて森田家の押し入れで録音した音となるわけだ。それはそれでとても愛着が持てそうではないか。きちんと防音の行き届いた無菌室みたいなスタジオで、音の切り貼りみたいなレコーディングはご免だ。そんなことをするならソウブラである必要はない。

そうは言うものの、今日も2曲をそれぞれ7~8テイクずつフルコーラスでぼくも梅ちゃんも歌ったので相当疲れた。歌うというのは全身運動なのだなぁとつくづく思う。ぼくはこんなやり方で26年ずっとやって来たからあれだけれど、若い梅ちゃんがこんな原始的なやり方に良くついて来てくれると思う(そういう彼女ももうソウブラ8年目!)。今日の2曲目に録った“この星に日が昇る間の話”のコーラスなんかなかなかに妖艶で(歌の内容は全然色っぽくないけれど)、録音をプレイバックしている最中、ちきんベース君がぼくに「梅ちゃんのコーラスとってもセクシーだな」と耳打ちしたのだが、その声が大きくて梅ちゃんにも丸聞こえでみんなして笑った。

とにもかくにも、楽しく記憶に残るソウブラならではのレコーディングが着々と進んでいる。それはこの素晴らしくない世界でやっぱり素晴らしい出来事なのだ。ひたぶる続けて行くのみ。

今宵のBGMはタイのスパ―バンド、カラワンの15周年ライブCD。
今回のレコーディングでぼくが参考にしている音が、カラワンと最近のニール・ヤングの作品。生々しくて整った音でなくても、時に音が外れたりしていても、中身がちゃんとあればグルーヴがあれば素晴らしい音楽(ロック)になることを教えてくれる。

BGドリンクは生田の水道水でした。いやぁ今宵も良く呑みました。ではまた、ロケンロール!
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/998-baa9e7f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-05