周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ647 

2016/02/24
Wed. 22:57

関西のさくらさんからうれしいメールが転送されてきた。

今年の1月にぼくらが関西ライブに行く際には必ず寄る、ミニライブもさせてもらった島本町の西国街道沿いにあるステキな定食屋さん“西村亭”のご主人が急逝され、昨年このお店を特集したタウン誌「しまもとノート」の編集の方からご主人への追悼と西村亭への思いを文章にして募る呼びかけを先日いただいた。

ソウブラの面々もそれぞれの忘れ難い西村亭への思いを綴り送っていたのだが、しまもとノート編集氏がそれをまとめてくれて西村亭に届けに行かれたことの報告がその転送メールの内容であった。
それはまるで自分も西村亭に同行したかのように、お店の情景や応対された息子さんとおかみさんの表情が浮かぶ胸が熱くなるステキな文章で、おかみさんがご主人と西村亭に寄せられたメッセージにとても喜ばれたことが書かれていてぼくも「書いて良かった」と気持ちがほっこりする。しまもとノート編集氏は本当に西村亭を愛しておられ、何よりご主人が亡くなられたことでもはや西村亭が店じまいされるに違いない事を覚悟しつつ、それを知らされることを何より怖れていたことが文章の端々から伝わり、その気持ちはぼくにもとても良く分かるのだ。

そうして、メールの内容は店の食器類も処分されるという話から、うれしい方向に展開する。
おかみさんは、完全に店を閉めずに事前に予約をすればそれに合わせて店を開けてくれると言うのだ。編集氏のうれしい気持ちは言うまでもないだろうし、ぼくも読んですぐに「よっしゃぁ、今年の関西ライブに合わせてさくらさんたちと予約だぁ!」と心が躍った。
何も出来ないけれど、その小さな場所を愛する気持ちを素直に伝える。その小さな場所の存在がどれだけ人の心に、いや人生に大きな意味を持っていたかを感謝の気持ちと共に伝えること。その大切さを今回あらためて強く実感した。無くなってしまって、変えられてしまってからでは本当に取り返しがつかない。そんな場所を生きるほどに見聞きして来てなおさら思う。小さな者、小さな場所は本当は決して小さくないってことを。今回のしまもとノート(ホンとステキなタウン誌です)編集氏の思いと行動を通して、ぼくもまたこれからもそんな視点と姿勢を大事に守り抜いて自分の表現をして行きたいと思った。

それにしてもホンと良い話だ。こうして大事なもの(その土地の文化、風景)は繋がり、これからも続いて行くのだ。まるで人の手が加わりながら豊かな生態系が守られそこに在り続ける雑木林のように。大事なものは本当は分かりきっている。
さくらさん、うれしいメール転送ありがとうです。ぜひ今年もまた西村亭行きましょうね。

今宵のBGMは、アンクル・テュぺロのわずか5日間で録音されたアコースティックアルバム「マーチ16-20.1992」。
古くも新しくもない、ずっと在り続けるサウンドと声。時々無性に聴きたくなる名盤。これを彼らは26歳の時に作ったのだからそのぶれないルーツ魂にはおそれいる。ただしそれは後にバンドが分裂することを思うと、解散後もずっと同じ手触りの音楽をやり続けているジェイ・ファーラーのぶれなさだったのだと思い至る。ぼくはこの男の姿勢と音楽をこよなく愛する。

BGドリンクは生田の水道水でした(この稀有な地下水は、戦時中登戸研究所の偽札製造の為に掘られ供給され出したとのこと)。ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

嬉しかった~ほんまに嬉しかった~!

考えてみれば私はただの客に過ぎないのに
そんなお店は一杯あるのに
西村亭がなくなるかもって思ったら
ガックリきてしまいました。
お店とこんなにも繋がっていたんだと。

ソウブラとこんな思いを共有できることが幸せ。
みんなも大事に思ってくれて嬉しいです。
ありがと~!

さくら #T/baKjHk | URL | 2016/02/26 12:35 * edit *

さくらさん、こちらこそ呼びかけてくれてありがとうです。
ソウブラもみんなで喜んでおりマス。
西村亭に思いを伝えることが出来てホンと良かった~。

小さなステキなお店をみんなで愛せることの幸せ、出会えたことの幸せ。これぞ真っ当なのだとつくづく思います。金よりも何よりも大切なものですよね。
あぁ、アタシも西村亭で今年もお好み焼き食べられたら泣いてしまいそうです。5月最後の週末を心待ちにしています!

五十嵐正史 #- | URL | 2016/02/27 00:06 * edit *

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