周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ619 

2015/12/01
Tue. 23:22

今週は、5日に近所の明治大学内の教室で、登戸研究所資料館の団体見学者向けに上演する朗読劇“ヒマラヤ杉は知っている”のギター練習に忙しい。

7月に一度やっているのだが、ぼくは楽譜が読めず書けないのでどんなギターを弾いたのかすぐに忘れてしまう。
歌があればたいてい覚えていられるのだが、その歌だって節回しやメロディーが歌っているうちに微妙に変わって行く。それで別に気にしない。五線譜に囚われるよりは自由で良いやくらいに思っている。

とは言え、せっかく作って気に入っていた始めと終わりに弾くメインテーマ曲を思い出すのに2日もかかるなど、実に非効率な作業ではある。当然前回と全く違う演奏になる場面もある。
朗読劇には、多摩区のご当地民謡“多摩川音頭”をアレンジして歌う場面もあり、そこはぼくが編曲してガイドボーカルも入れた音源を提供して練習していただく。多摩川音頭を現代の子どもたちがロック風にアレンジして歌う場面も、ぼくがいただいた歌詞にロック調のメロディーを付けて編曲した。それはこんな歌詞“カモン多摩区へ~恋するベイビ~生田緑地にドラえもん~シオカラトンボも呼んでるぜ~シオカラトンボも呼んでるぜ~ヘイ!”で、何とも微笑ましいのだが、家の母ちゃんが最年少の女性ばかりの朗読劇団であるので、前回もみなさんロック調のノリに悪戦苦闘されていた。

そんな年配の女性たちが、ヒマラヤ杉から少年、登戸研究所で働いていた女学生や労働者、殺人兵器の開発に従事させられのめり込んで行った科学者までを演ずる。そのことが、市井の普段は生活に追われている庶民が知らぬ間に戦争の加害者にされて行った、あの日本がやった侵略戦争の本質を静かにあぶり出し知らしめる作品にしていると思う。

今回は調布市の市民団体の前で演じるとのこと。敗戦後70年ということもあってか例年以上に来館者の多い登戸研究所資料館。ここで軍人だけではない、庶民が加害者として戦争に加担していたことを静かに思い、考えることはとても意味があると思う。

暴言を以て暴言を制するとばかりに、みんなで吐けば怖くないという集団心理に侵された空気を造り出す正義の示威行動よりも、ぼくはどう考えても意義があると思えてならない。それこそが独り考え、その時に独り断固拒否する本当の思考の強さと感性の自由さの源泉となるはずだ。~隊とか組織を名乗る感性は不自由で弱いと思う。たとえそれが正義であっても。

この朗読劇のことは、夏に東京新聞夕刊の記事になり、母ちゃんが写真付きで載りました(アタシは載らず)。
何だか我がことよりもうれしかった。

今宵のBGMは、2015年の私のベストアルバムである、ザ・ウォーターボーイズの“モダン・ブルーズ”。4月観た来日ライブは、もちろん今年のベストライブの一つであります。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

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この記事に対するコメント

朗読劇、素晴らしい!

是非いつか観劇したいものですね〜。ロック調に悪戦苦闘する先輩(同輩?)女性方の歌、楽しみです。せめてカントリー調やフォーク調なら少しは唄いやすいのでしょうか?(^^;)

今週末は私も岩手・平泉へ唄いに帰郷する予定です(夏のMIUMIUへ来てくれたSさんの還暦記念ライブで)。曲は迷った末、「残された場所」は未だ歌い込めてないので先延ばして、今回はフォスターの伝統歌「Hard times come again No more」よしこさん日本語Ver,にしようかと。
歌はいいですねぇ(^^)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2015/12/01 23:46 * edit *

片岡君と活動写真ライブを長らくやらせていただいているせいか、人の語りの間合いを見聞きしながらギターを付けるのが割とすんなり出来るようになりました。

今のところ親子団体対象の上演なのですが、劇を見つめる子どもの眼差しがとても素敵でやりがいあります。
バンド外活動も充実の今年一年でした。
平泉ライブ、どうぞ思いきり歌って来て下さい。

五十嵐正史 #- | URL | 2015/12/02 22:53 * edit *

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