周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ604 

2015/10/07
Wed. 23:03

昨夜は仕事帰りに大森のスペースCに行き、来週の理事会準備の為会計をチェックする。

4月の分をチェックしていたら、職員給与と家賃の支出が無く会計処理を間違えたかと思いよくよく考えてみると、区からの補助金の入金が、代わったばかりの障害福祉課事務担当者(自立支援法後、担当者がしょっちゅう代わるようになった)の処理が遅いために遅れに遅れ、職員の給与も家賃も遅配したことを思い出した。腹立たしい事にこんな事態を施設側に生じさせても区からは謝罪も無く、担当になったばかりの人に抗議しても暖簾に腕押しであることも目に見えている。なので理事長I井さんから職員に事情を話して了解してもらい、大家にもお願いして待ってもらい何とかやりくりしたのだった。

お互い様なのであるが、相も変わらず全く余裕のない運営である。これを当世福祉業界でも流行の経営コンサルタントに見せれば、あれこれコスト削減部分を指摘され、収益を上げるための重箱の隅を突くようなゆとりのないあらゆる経営努力を、「win(ウイン)win(ウィン)」等と言うスローガン(みんなが得するという意のアホ標語)を唱えさせられて強要されるのだろう。
ここ(スペースC)は、人によっては無駄と言うかもしれない余白のような時空のある喫茶店であり、障がい者が集い出来る事で働く場所だ。苦笑してしまうような遠回りをしたり、非効率な利用者の出入りも有り、これまで福祉の名の下にやって来た経験と知恵を出し合って時にケンケンゴウゴウやりながら足かけ20年やって来たのだ。貧乏上等である。

そんなことを思い、美味しいコーヒーをすすりながら会計ソフトと睨めっこしていると、何だかフツフツと怒りも湧いて来る。
それは先日多年に渡り、手前の給料を不正に上乗せし続けそれがバレて消えて行った東京都育成会の元園長のこと。その元園長の不正発覚は区長の鳴り物入りで今年度からスタートした時代錯誤のハコモノ「大田区障がい者総合サポートセンター」に出向した後、つまりそこでもやっていたことで大問題となった(現在開催中の区議会の委員会で公表)。
障害者自立支援法の精神は、公的性格の強い社会福祉事業についても儲けが上がればどんどんその事業所毎に職員給与にそれを反映させ格差をつけて良いというもの。まぁTPPと同じである。儲けの出せない事業所はどれだけ公共の福祉に寄与していたとしても「消えてくれ」というものである。その精神にどっぷり浸かり、手前の成果を手前で過大評価して手前で勝手に公的な金をお手盛りに使ったというその男に、ぼくは小さな喫茶店でもある福祉施設の片隅で、古いXPのノートパソコンを駆使して会計をやりながら一人憤る。
お手盛りをしたことに憤るのではない。自分らの貧を恨みに思うのでもない。そんな行為に走らせその男が妄信した精神が許せないのだ。成果という数字を良い歳こいてよだれ垂らして追いかけたその恥知らずさに怒りが込み上げるのだ。辺見庸氏の著書のタイトルである“今ここにあることの恥”の無自覚さである。

せめてその男は、東京都育成会は、いまだ公表していないと思われるそのお手盛り手口を詳細に公開し、全育成会職員に福祉で飯を喰らう一人一人に恥ずかしさを感じさせるべきだと思う。ましてや大田区も絡んでいるとしたらなおさらだ。

会計仕事の後、店長のSちゃんが食べさせてくれたトマトソースの効いたキーマカレーの美味しかった事!毎度スペースCでいただく実にかたじけないアタシの報酬である。

今宵のBGMはピーターバラカン氏のバラカンビート録音音源。
BG酒はコープ仕様の金麦でした。ではまた、ロケンロール!
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