周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

放送禁止歌ライブ終了 

2015/10/05
Mon. 23:06

高円寺南9条の会主催で、SCF会館にて開催された放送禁止歌ライブは、おかげ様で40人近い(たぶん)来場者の熱気に包まれて無事(たぶん)やり終えることが出来た。

まごうことなき付け焼刃の出たとこ勝負の演奏と、ぼくはすべてアドリブの司会進行の相方を務め、一時も気を抜けない中3時間やったので、正直自分の演奏を楽しめる余裕はなかった。全員で合わせるオープニングの山平和彦氏の「放送禁止歌」とエンディングの「竹田の子守唄」「イムジン河」はまさにぶっつけ本番であった。
それでも、出演者参加者共に好評をいただけたのは(ぼくの聞いた限り)、演奏者がそれぞれのパフォーマンスに責任を持って取り組んだ事と、やるからには良いイベントにしたいという思いが合わさったればのことだったと思う。この日共演したミュージシャンの誰もがそんな前向きでひたむきな人たちだったので、ライブ後には疲労と共に清々しさが残ってくれた。

思えば地域性の強い9条の会に、地元川崎市生田9条の会の会員でもあるぼくが、東京杉並区の高円寺南9条の会に関わるのも面白い話だ。これも高円寺に一時住み、この街を存分に遊んだ竹内浩三が引き寄せてくれた縁である。
彼の死後70年経ってかつて彼の居た街高円寺で、人との繋がりの末に彼の詩を歌えるのは感慨深い(放送禁止歌を歌うライブだったが、ぼくは竹内浩三の詩も1曲歌った)。
自分の地元と比して、ここの9条の会は積極的に文化的なイベントを打って平和の在り方を問うているのはすごいと思う。しかも若者も含めてそれなりに世代がチャンプルーされている。音楽や芸術が本来は戦争と対極にあるべきものであるという思いを持って動く人が居て、それを損得勘定抜きに実現に向けて協力し楽しめる人が居るからなのだろう。

それにしてもあらためて思うのは、平和をまったくの非武装で何者の力にも依らず実現することの迂遠さ、それは果てないケンケンゴウゴウを耐え抜いてすべての他者との共存を成立させるものであるということ。成果をあせってはいけない。解決、結論、手前だけの保障を急いではいけない。放送禁止歌の貴重な歴史を辿り、平和を求める心だけで各々の能力を寄せ合って創ったこのイベントでまた一つそんな確信のようなものを得た。やはり力は要らない。力に依ってはいけない。武力だろうが権力だろうが警察力だろうが政治力だろうが、それで築いたモノは本物ではないハリボテでしかないのだ。

とにかく、アタシけっこうがんばりました。
ライブ後オアシスを求める如くあるぽらんへ行き、ちきんベース君と梅ちゃんと美味い酒呑んで、佐々木さんとあれこれ喋って心底癒されました~。

今宵のBGMはイアン・マクナヴの93年発表の名盤「トゥルース&ビューティー」。大好きなUKロックの香りマンチクリンの涼やかなサウンドが実に心地よい。次のアルバムではクレイジー・ホースと共演してしまうという、イアン・マクナヴギンギンな頃の逸品。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

放送禁止歌ライブソウブラセットリスト
・放送禁止歌(全員、五十嵐1番歌う)
・鮪に鰯 詩 山之口貘
・生活の柄 詩 山之口貘
・日本が見えない 詩 竹内浩三
・竹田の子守唄(全員)
・イムジン河(全員)
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