周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ602 

2015/09/28
Mon. 22:45

今夜はスーパームーン。夜の団地前の森の真上に浮かぶ真ん丸な月を見ながら、仕事から帰る。
森からは鈴を鳴らしたような虫の声、ススキの穂、まごうことなき秋の夜。世間が社会が政治がどうだろうと幸せな気持ちにさせてくれる。

昨日は秋ライブに向けたソウブラのスタジオ練習で、20年愛用しているスタジオHにいつものように5時間入り、バンド初合わせの新曲2曲「君の歌う」と「かさ上げの街を臨みて(2015年8月29日)」を中心にみっちり演奏する。
後半は手の指が痛くてコードを押さえるのもしんどく、色んな曲を30ぺん以上は歌うので喉は枯れ気味、それに最近は歳のせいか昨日なんかもずっと立ってギターを弾いて歌うので右膝が痛くなってしまった(トホホ)。

しかし気持ちは楽しくてならない。きっと10代で初めてスタジオに入った時よりも、20代の時よりも、30代40代前半の時よりも、46歳の現在バンドでスタジオに入って演奏するのが楽しい。それはなにより自分たちのバンドの音がどんどん良くなっているから、やればやるほど自分達の理想の音に近づいているからであり、そして現在歌いたい聴いてもらいたい歌を、新しく0からみんなで創り上げているからだ。

先日の吉祥寺のろライブで初めて「かさ上げの街を臨みて」を歌った時は、とにかく歌い切ることに精一杯で、実際演奏と自分の書いた歌を味わい楽しむ余裕はあまりなかった。でも時間がとれない時はライブで新曲を初合わせして、ライブで繰り返し歌いながら、つまりライブで練習を兼ねながら新曲を完成させて行くしかない。だからこそ数か月に一度しか入れないスタジオ練習の時間は大切で待ち遠しいのだ。
昨日スタジオで何べんも演奏しながら、メンバーそれぞれの音をじっくり聴きつつ「かさ上げの街を臨みて」を歌えたのは本当に良かった。実際とっても良い感じに仕上がった。ぼくも歌詞をどう歌い、ギターをどんな感じで弾き、ハーモニカをどう入れるか決めて行くことが出来た。

練習後も居酒屋で呑みながら、この歌の事が話題になる。メンバーもこの歌を演奏していると、あの日旧友Oに案内してもらった時の陸前高田の街の様子が浮かんで来るという。そして、これまでぼくの書いて来た歌とはやはりちょっと違うとも。
常に自分の思いを解放するかのような歌詞がぼくの書く歌の特徴だけれど、この「かさ上げの街を臨みて」にはそういう歌詞はなく、そもそもぼく自身が眼前の光景に圧倒されて引っ込んでいる。ぼくにしてみればそのことがこの歌を書いた事実でありそれを歌いたかったのだが、それが歌として歌われた時に人にどう伝わるか不安でもあった。
けれどスタジオで何べんも歌いながら、かの地で働き新しい街作りの為に今も奮闘している旧友たちのことを思い、この歌詞を歌うことであの日の光景を描くことが、この歌でありぼくの思いでもあるのだと再確認した。

新しい歌の事を話すのは本当に楽しい。なにせそれは他の誰でもない自分たちのバンドでしか成し得ないことなのだ。そのことに興奮しながら杯を重ね、ふと何の保障もアテもないことだけれどこれに勝る楽しみ、夢はないなぁとまたしても思うのだった。

これからのライブが本当に楽しみだ。

今宵のBGMは昨夜のバラカンビートの録音音源。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

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