周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ599 

2015/09/15
Tue. 22:54

今日は夕方大森カフェスペースCへある人を紹介しに行く。

スペースCにはたいてい溜めに溜めた会計をチェックしに行くか、行政の監査に立ち会うか、ソウブラでライブに行くかなので、メンバー(働く障がいを持った人たち)の居る普通の営業時間にゆっくり店を訪れるのはまた新鮮。
出された美味しいホットコーヒーをいただきながら待ち合わせ時間まで過ごしていると、あらためてこの店の居心地の良さ、雰囲気の明るさにこちらもほっこりする。「良い店だなぁ」と思い、もしも仕事の帰り道にあったらしょっちゅう寄るだろうなぁとも思う。

今回もそうだがぼくに出来ることはつくづく小さい。
スペースCに対しても、開店パーティーで歌って以来もうすぐ20年、協力しているのはあくまでぼく個人の出来る範囲の微力。それさえしんどくなることもあってどうしたものかと頭を悩ます始末だが、何だかんだこの福祉業界まで成果主義に侵されたご時世で、この店がか弱くも実に強情にゆるくあり続けていることにぼく自身やはり救われる気になるのも事実だ。
こんな店一つの存在は、一夜の数万人のデモにも匹敵するのではないかとさえ、飛躍かも知れないがぼくは思ってしまう。

帰りの京浜東北線車内では、偶然同じ区内で福祉を生業としている方と久しぶりにばったり逢う。
しかもその方はぼくと同じ川崎市多摩区に住んでおり、若い頃や子供が生まれた時にはずいぶんお世話になったのだが、障害者自立支援法以降やっている事業の中身も違って行ったせいもあって、時折連絡を取っても会う機会は10年近く無かった。近くに住んでいてもこういうことがあり、逆に遠くに住んでいる人ともっとまめに会って付き合っていたりするからホンと距離というのは不思議だ。

電車内で久々に互いの近況を話し合いながら途中まで帰ったが、何よりお互い驚いたのはそれぞれの子どもたちの年齢であった。「もう、そんなに大きくなったの~!」とびっくりして月日の流れを痛感する。
なかなか厳しい時代の中、こうして何とかやれているのはなかなかのことだと思いつつ、「まだあの人は居座り続けている」などと同業他者の悪口を言ったりしながら登戸駅で別れた。

今宵のBGMは、ニール・ヤングの80年発表の地味な作品「タカ派とハト派」のLP。
A面はほぼ弾き語りでB面はザ・バンドの面々が加わってのカントリーロックだけれどとにかく地味。でもそれがこの秋の夜長にはどうしようもなく沁みる。地味で小さく微力で数など目指さない、何が何でも数を頼りにしたい時にこそぼくはいつも真逆の在り方に思いを寄せてしまう。もちろん抗いながら。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!今週末19日は吉祥寺のろでライブですので、みなさんぜひよろしくです!
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