周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

今日の午前中は、次女と約束していた泳ぎを教えるために、車で15分ほどかかる稲田公園プールより広めの同じ多摩川沿いにある稲城市民プールへ。
ここは大人が2時間で210円子どもは50円、他に駐車場代が2時間で300円かかる。それでも、よみうりランドのプールなぞに行くよりよっぽど格安。しかも、流れるプールにすべり台、25メートルプールまであってかなり楽しめる。
それゆえにか、来場する親子も稲田公園より若めであり、おっさんとしてはかなりの目の保養になりお得感強し。

一しきり次女に泳ぎを教えた後(スポーツ全般ダメなぼくだけど、泳ぎだけは割と得意で、長女にも一通りの泳ぎを教えた)、流れるプールでたくさんの親子たちと一緒になって、多摩丘陵や多摩川を眺めながら揺られていると、ふと昨夜谷保のかけこみ亭で歌った竹内浩三詩の「骨のうたう」の一節“なれど骨は聞きたかった 絶大な愛情の響きを聴きたかった”が浮かんで来て思わず涙ぐみそうになった。
安い市民プールに涼を得に訪れる親子たち。その一部と化して一緒に揺れているおっさんであり父である自分。身体障害を持った少年も浮き輪を付けて、実に気持ちよさそうな笑顔で介助者と共に水に揺れている。

今日もこの炎天の下、国会前では大規模な安倍政権を許さない安保法制反対デモが行われているはず。
果たして世界はどうなるのか?ぼくは大衆の選択を信用出来ないまま、大衆に積極的に呼びかけるわけでもなく、現政治に反対の意志だけは表明し、こうして高額支出を伴わない大衆の休日の過ごし方の中に身を置き、泳ぐ次女に愛しさの眼差しを向け、70年前に戦死した竹内浩三を思う。これが紛れもないぼくが選択している日々の暮らし。

昨夜のかけこみ亭での企画ライブ“反戦歌、労働歌そして生活の歌を唄おうコンサート”は、とっても楽しかった。それはひとえに企画、協力してくれた人があって、出演者がそれぞれライブの趣旨を受け止め自分がそれに相応しいと判断した歌を存分に歌ったからであり、そしてなによりそんなコンサートに、猛暑の中かけこみ亭を埋めるお客さんたちが集まってくれたからである。

熱い良いライブであった。しかもソウブラにとっては、5月末の高槻南風楽天以来のカンチ&さくらさんとの再会であり、カンチ兄貴のライブも楽しめたのだからスペシャルであった。2か月ほど前に旧西国街道沿いの西村亭の前で別れて、昨夜国立は谷保のかけこみ亭で再会。何の違和感もないのがとっても不思議(ライブの時、客席にさくらさんの姿が見えるのが何ともうれしかった)。こうしてこれからも一緒にライブしたいし遊びたい。

カンチ兄貴は、急きょ出演でもぼくのギターでばっちりカンチワールドを爆裂させて会場は大盛り上がり。おかげでソウブラも重くならずにいつもの感じでライブすることが出来た。いや、この日の出演者全員が重いテーマの歌でも極力重くならないように、歌自体に入り込みながらそれでもどこか適度に歌を突き放して、自身の諧謔も交えてパフォーマンスしていたので、観ている方も長丁場(3時間30分!)でもキツくなく楽しめたのではないかと思う。

現実的に軍靴の響きが近づいて来た今、抗う者はこの事態を出来させた元凶と自分の在り方を否が応でも見つめなければならない。見つめながら名指し告発しなければならない。見つめるのはなかなかに苦しい作業だが、音楽はそれを助け時に癒し武器となる。そこでもし他者に影響を与えることが出来て、細く弱くとも繋がりを紡げたとしたら、ぼくはそれ以上の事はやりたくないし、それで十分だと十二分だと思う。後はひたぶるに続けて行けば良いのだ。

名残惜しい真夏の夜の宴と、弛緩した市民プールでの真夏の昼下がり。どちらも愛しく行ったり来たりすることを心から楽しんでいる日々である。

みほこん、順ちゃんにマスダさん(企画&プロデュースありがとうございました)、中川たつやさん、館野公一さん、カンチ兄貴、一緒にライブが出来て良かったです。お疲れ様でした。そしてこのイベントを包み込んでくれた、小さなかけこみ亭ならではの自由で大きなワンラブ空間に感謝。店主ぼけまるさんに大感謝である。

ソウブラ25日かけこみ亭セットリスト
①日本が見えない 詩 竹内浩三 ※
②曇り空 詩 竹内浩三 ※
③骨のうたう 詩 竹内浩三 ※
④狭量と独善 ※
⑤死んだ男の残したものは 詩 谷川俊太郎 曲 武満徹
⑥ONE GUITAR ※
~全員で~
⑦三ツ星さん 詩 竹内浩三

※ひろこちゃんがギャラリーサイトで動画UPしてくれています!
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