周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

熱く盛り上がった関西ライブの後1週間働いて迎えたライブ。ぼくにプレッシャーがあったとすれば、それは関西でぼくらのライブを楽しんでくれた人たちや応援してくれる人たち、歌仲間に恥じないライブをしなければという気持ちだ。

中川五郎さんが、ぼくが10代に聴き出して自分の人生を決定づけたような音楽(ロック)のレコードのライナーノートや訳詞を書いていたことはすでにここに書いた。ゆえに、ぼくにとって五郎さんは生涯の恩人であることも。

けれど、昨夜のバイユーゲイトライブでご一緒した時、ぼくはそういう話を一切しなかった(昨年まではした)。
と言うのも、五郎さんもライブで語っていたように、五郎さんは現在が最も「歌えている」時であり、そんな最高の時を生き歌っている五郎さんと共演するぼくは、過去の話などしていられない。現在最高の歌うたいである五郎さんと最高の時間を創ること、それ以外にないのだと思ったからだ。

果たして、実際ライブはまさに「今だからこそ、聴かせたい詩が僕にはある」という五郎さんの言葉そのものであった。自分の奏でる音に、自分の歌う言葉(詩)に思いを込める人間の姿はこんなにも美しいものかと思った。それはぼくが10代の時に心を震わせたミュージシャン達の姿にも重なって46歳になったぼくの心を打った。御年66歳の五郎さんは、この夜12弦アコースティックギター(コードを押さえるのが大変なギターだけれど、これが実に良い音を出していた)と6弦バンジョーを曲によって持ち替えながら、いつまでもいつまでも歌い続けられそうな勢いのまま、最後までバイユーゲイトの夜を駆け抜けた。

アンコールのセッションでは、まったく何の曲をやるか分からない緊張感の中、五郎さんが高田渡さんの事を語り歌い出した「生活の柄」は、全員で音を合わせながらどんどん幸せな気持ちになって行った。ぼくはちょうど今、五郎さんがあとがきを書かれた高田渡さんの遺した日記集“マイ・フレンド”を読み出したところだったのだ。

今年で3回目となった五郎さんとの共演ライブ、去年よりもさらに良かったと思う。もっともっと良いライブが出来ると思う。五郎さんはもちろん、ぼくにも“今だからこそ、歌いたいうた”があるかぎり。
今年もこのライブを実現させてくれたバイユーのマスター有さんに心から感謝。厳しい被災状況の中、お店を再開してくれたおかげです。このお店の現状に対して、しかるべき責任ある立場の人が一刻も早く真っ当に対応してくれることを願うばかり。

今宵のBGMは、BBキングのLPレコード「ザ・ベスト・オブ・BBキング」。バイユーに行った後は、必ずレコードでブルーズが聴きたくなる。
BG酒は麦とホップゴールドでした。ではまた、ロケンロール!

※中川五郎さんが、ぼくのアルバム「ひたぶるにただ」をとっても評価してくれて、竹内浩三のことと共にFBに紹介してくれました!

三鷹バイユーゲイトライブソウブラセットリスト
①イマジン
②余計な音
③デモクラシ
④この素晴らしくない世界で
⑤骨のうたう 詩 竹内浩三
⑥三ツ星さん 詩 竹内浩三 w前田悠平
⑦反対ロック
⑧ONE GUITAR
五郎さんとの共演曲
・ミスターボージャングル
・大きな壁も崩れる
・生活の柄
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2017-06