周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ571 

2015/05/11
Mon. 22:47

9日、10日の土日で、家族みんなで金沢八景に独り住む義父の所へ遊びに行った。

近々心臓疾患の治療が始まる義父の見舞いを兼ねてだが、長期休みにどこにも出かけない我が家にとって、車で90分程度で行ける金沢八景は絶好の観光スポットであり、毎度子どもたちは大喜び(母ちゃんは娘として父親の生活ぶりが心配)。

自ら実家を出る形で、義父が義母との離婚を決意して金沢八景に移り住んでもう15年近くが経つが、何度か通ううちにぼくらにとってもこの金沢八景はとても馴染み深い土地になった。そうして、義父が自分の人生の再スタートの地にここを選んだ理由も何となく分かるような気がして来た。最初はシーパラダイスくらいしか知らなかったこの街が、実際は風光明媚かつ歴史ある土地であることも知った。

土曜の夜は、義父の住むマンションから歩いて5分の所にある銭湯「亀遊館」(建物は新しいが、開業は昭和17年とのこと)に娘二人を連れて入りに行き、久しぶりにゆったり風呂屋を楽しんだ。
海好きであろう、すでにまっ黒に日焼けしている恰幅の良いお父さんに連れられてやんちゃな男の子たちが叱られながら体を洗っているのを微笑ましく眺める。銭湯に入るとその土地の庶民の暮らしぶりが垣間見えて楽しい。去年、大好きな関西の山崎でライブ前日に入った銭湯でもそうだった。

翌日は島全体が広大な公園になっている野島に出かけ、海辺を歩き伊藤博文の復元されている別荘を無料なので見学して(伊藤博文は、この地で秘密裏にあのひどい大日本帝国憲法を起草した)、島の頂上の展望台までみんなで歩いた。
歴史好きの義父から色々この地域の古い話を聞くのは、やはり歴史好きのぼくには実に楽しい。この野島にも、戦争末期にアメリカ軍との本土決戦に備えて戦闘機を格納する巨大な壕が掘られ、その入り口だけが現在外から見ることが出来る。詳細は書かれていないが、あの皇居を移す予定だった長野県の松代大本営のように、ここでも多くの朝鮮や中国の人たちが強制労働させられたに違いない。わずか数か月で何百メートルもある、しかも戦闘機の入る穴を掘らされた労働の過酷さは想像を絶するものだったろう。戦争は実にあわれでクソッタレな国家というマガイモノを守るために殺し合う、まさに悪の豪華版だ。

人生の時間の多くを共産党員として働き活動して来た義父とは、政治の話も良くする。
ぼく自身は党を離れたが、義父とは最初からどこか付き合いやすさを感じていた。血は繋がっていないがこの人と親子という関係になれたのは良かったと思う。

我が家の子どもたちにも、きっとこの金沢八景で過ごした思い出は一生残るに違いない。ぼくらの住む街にはないキラキラ光る海の色や潮風の匂いと共に。

義父の治療が無事終わり、今度は夏休みにみんなで海水浴に行くのを楽しみにしている。

今宵のBGMは、大好きなピーターバラカンDJのラジオ番組「バラカンビート」の録音音源。名盤片面コーナーのダグ・サームがカッコイイ!1枚だけ持っているディランもゲスト参加したアルバムを久しぶりに引っ張り出したくなった。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

いつも楽しみにしています。
金沢八景のあたりは、潮干狩りがイイらしいですね。
天然あさりが晩のおかず分くらいは確実に獲れるとか。
私の筋肉友達が、毎年楽しみにしています。
ご家族でいかがでしょうか。とりいそぎ情報まで。

あるぽサトー #- | URL | 2015/05/13 15:50 * edit *

ふふふ、あるぽサトー君。
我が家は毎年夏の海水浴の時、遠浅の人工砂浜金沢八景「海の公園」でバケツ一杯アサリを採って、パスタに酒蒸しetcでアサリパーティーしておりマス。
「海の公園」は無料大テントに無料シャワー完備でもちアサリ採り(道具やアサリの大きさにルール有)も無料!もう他の海水浴場行けません。
あるぽサトー君も、筋肉美を披露&日焼けがてら金沢八景一度お試しあれ。

五十嵐正史 #- | URL | 2015/05/14 23:14 * edit *

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