周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

あるぽらん活動写真ライブVol52終了! 

2015/04/30
Thu. 22:45

昨日の活動写真ライブは、映画の前の恒例1曲ライブコーナーで竹内浩三の「ひたぶるにただ」を弾き語りで歌った。

歌を紹介するMCでは、簡単に竹内のことを語り、ふとアメリカ議会で日本の首相として初めて演説するという安倍晋三のことにも言及した。
マスコミはもっぱら、安倍首相がアジア諸国(主に中国と韓国)に対して謝罪の言葉を発するのかどうか、発するとすればどこまで突っ込んだ言い方をするのか、また村山、小泉両元首相の戦後談話をどこまで踏襲するのかについてを、それぞれの社風に則って盛んに報道しており、当の安倍晋三本人はラジオ等で聴く限り、かなり歴代首相初だという自身のパフォーマンスに気合十分で悦に入っている様子が伝わって来た。

ぼくは虚しく腹立たしくそれらを読み聴き、23歳で戦死させられた男の遺したこのとっても短い詩を「安倍首相は1ミリも理解出来ないだろう」と言って歌った。
安倍首相がアメリカの意向に沿って、それでも手前の本心では微塵の反省もなく、恥ずべき日本の侵略戦争について語り猿以下の反省ポーズだけとって演説するに決まっていることは、初めから分かっているはずだ。どんな文言を採用するかではない、何ら反省出来ない恥ずべき首相を未だに仰いでいる日本国民の恥部をこそ報道すべきだ。そして、確かにひょんと消されてしまった一人の命に身を寄せることの方がよっぽど意味があることだと、やはりぼくは思ってしまうのだ。

「ひたぶるにただ」を歌って良かった。

この日かけた映画は、1925年制作の世界初の恐竜映画「ロスト・ワールド」。
恐竜の人形がリアルに動き、アマゾンの奥地を再現した大掛かりなセットも見事で、とっても良く出来た冒険活劇なのだが、これに音楽をどう付けるかは結構悩んだ。
時代劇とか社会派の映画の方が、ぼくは音のイメージが作りやすいのだが、元々エンタメミュージシャンではないので、普通に楽しく痛快に聴ける音楽を作るのはあまり得意ではない。
けれど、それはそれで挑戦し甲斐はある。ぼくなりにあれこれ音を創作して臨んだのだが、何とかがんばったものの、自分の創作に技術がついて来れない点がいくつかあり、特に今回多用したボトルネック奏法(恐竜の啼き声をこれで表現)は、途中で汗で指から瓶が抜けそうになってあせったり、着けたり外したりの転換でまごついたりと課題を残した。

いつもは隣の片岡君の語りを楽しみながら弾く余裕があるのだが、今回は自分の演奏に必死でまったく余裕なしであった。
それでも、今回もスクリーンに向かって弁士の肉声と我がギターのみで90年も前の映画を現代に表現する活動写真ライブの在り方そのものに、やっていて新鮮に感動した。やはりこんな表現他にない。2人の人間の身体(声とギター)のみをフルに使って1本の映画を表現しきる。思えばとても潔い芸術、芸能だ。だからこそぜひたくさんの人に観てそれを楽しんでもらいたいと思う。普通の映画を観る感覚で無しに(もちろんそれでも良いけれど)、“活動写真ライブ”という芸能を体感するつもりでぜひ観に来ていただきたい。

次回は7月にやろうという話になっております!
昨日ご来場のみなさま、ありがとうございました。

今宵のBGMは、ジョン・レノンの「イマジン」。ここ数日ジョン・レノンばかり。自分の思春期を救ってくれたジョン・レノンの声が、今また新鮮に響いて来る。やっぱり最高のロケンローラーだ。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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