周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ556 

2015/03/27
Fri. 23:27

40歳を過ぎた頃から、健診でγ-GTPの数値が基準値をオーバーするようになった。

それで脂肪肝を疑われ4年前から毎年春3月に腹部エコー検査を受け出した。
すると、疑われていた肝臓に脂肪は全くなくキレイであったが、代わりに小石程度の胆石がたくさんあることが発覚。翌年の検査では、さらに前立腺肥大と前立腺結石も見つかった。
それ以降、ソウブラで飲んだ時はトイレに立つ際にみんな「ちょっと前立腺」と言って行くようになった。

その翌年は結石充満傾向であるもほぼ変わらず。そして昨秋の健診では過去最高のγ-GTP118を観測し(のんべぇにしてみたらまだまだカワイイ値だと思うけど)、ついに胆石悪化を疑われて、年明け1月に血液再検査を受けたら(正月に散々飲んだ後だったので数値悪化を覚悟)、なんとγ-GTPは二桁台に。医者から「がんばったんですね~」と言われ、何にもがんばっていないのに「はい、さすがにお酒を控えました」などと出まかせを言い、「これなら今年はエコーやらなくてイイっすかね?」と流れに乗って水を向けたら、医者は「いや、充満傾向の胆石は心配です。受けて下さい。結果によっては悪化する前に(相当痛いらしい)手術で胆のうを取っちゃいましょう」なんて、サクッと生まれて初めての手術を目の前に突き付けられてしまったのだった。

そして今週月曜日に例年通り5年目のエコー検査を受けた。
エコー検査は痛くもかゆくもなく、むしろお腹にゼリーを塗られて気持ち良い。ただ、朝食抜きで1時間前からおしっこも我慢しなければならないので、頻尿のアタシにはけっこうツライ。膀胱の辺りを押されると思わずチビリそうになる。

毎年かかりつけのU診療所の同じ検査技師のおばちゃんに、ぷにぷにゼリーを塗られた腹の上をエコー造影器が動く。くすぐったい微妙な快感に体を任せていると、技師のおばちゃんの口から、まるでため息のように「石がたくさんありますね~」という言葉が漏れるのが聞こえ、ぼくは思わずギクッとして「実は、何となく最近右わき腹がしくしく痛むのです。そのせいでしょうか?」と問うと、「そうですか、それはお医者さんに聞いてみて下さい」と言われてお仕舞い。
とたんにぷにぷにゼリーの心地良さは失せ、胆のう摘出手術のことで頭がいっぱいになった。

手術は短時間で終わり入院も一泊二日で済むが、その後3日は安静にしなければならない。そんな計5日間なんてどこで休めるのだろう?それに手術費入院費も心配だ。
受付で検査費1500円強を払い、「明日以降、都合の良い時間で検査結果を聞きに来て下さい」と言われたのを上の空で聞きながら、ブルーな気持ちで診療所を後にした。
早速家族に話すと、母ちゃんは無くても困らないとはいえ臓器を一個取ってしまうことにあまり賛成でなく、民間療法や代替医療で何とかならないか考えている様子。ぼくは手術&入院の日時が、上手くライブと重ならないように出来るかどうかばかりが気になる。

そうして、何とか3日後26日の仕事帰りに結果を聞きに行くことが出来た。
妙に緊張しつつ、受付の顔見知りの事務の人に挨拶をして(ここは職場である施設のかかりつけ医でもあるので)、諦観めいた感情も湧きながら待合室に座ると直に呼ばれ診察室に入った。

果たして、アタシよりきっと一回り以上若いであろう少年のような顔立ちの医者が言う事にゃ、「昨年と変わりありません。胆管も炎症を起こしていないので胆石の心配も要りません。お酒だけに反応しているという状態です。まぁ、飲み過ぎないことですね」とのこと。「えっ!?あの~胆のう取らなくても…」「えぇ、取る必要も服薬治療も要りませんよ。お酒に反応している以外まったく問題ないですから」「あの~右わき腹がしくしく痛むのは胆石の所為じゃぁ…」「ありませんね。気のせいか、飲み過ぎてそう感じているかじゃないでしょうか。気にすることはないと思います」「はぁ~。じゃ、あの前立腺は!?」「まったく問題ないですね」「え~!?」「1月の血液検査良かったんですね~。お酒控えてがんばったんですね~」「・・・。」

というやりとりを数分してU診療所を出ると、春の夜風は花粉爆裂にもかかわらず心地よく足取りは軽く我が家に帰った。
冷蔵庫にある昨日までと同じ金麦クリアラベルをグビッと飲むと、まったく別もののように旨かった。まだまだ酒が飲めると思うと、それだけで「生きてて良かった~♪」とカンチ兄貴の歌う“深夜高速”が聴こえて来るようだった。

明日も宇井さんとのライブ後に、旨い酒飲んでやろう。

今宵のBGMは、ボブ・ディラン&ザ・バンドの「ザ・ベースメント・テープス・ロウ」。素朴で豊かなこのルーツ・ミュージックセッションを聴いていると幸せな気持ちになる。きっと彼らもこのいつ終わるとも知れなかったセッションが楽しくてたまらなかっただろう。掛け替えのない再演のあり得ない本当に貴重な記録だ。

BG酒はホワイトハイボールでした。では明日は三鷹草の実さんでロケンロール!
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