周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ538 

2015/01/29
Thu. 23:31

目取真俊氏のブログ「海鳴りの島から」で、連日辺野古で暴力を伴い新基地建設が強行されている蛮行の実態を読む。
県民の意志を背にオール沖縄の流れの中誕生した翁長知事が、工事中止を政府に申し入れたまさに翌日(国会を青色を付けた人間の鎖が包囲した2日後)に、ついに作業船を未明の大浦湾に出し、コンクリートの塊を何人も汚してはならない辺野古の海に放り込み出した。いとも易々と軽々に、この国の権力は人としての、生命体としての一線をまたも超えた。

それをぼくは腹立たしく許せない気持ちで読むが、身を刻まれるわけでも直接痛みを味わうわけではない。
手前の生活のぬくもりの中で、一日何事かの関心事に身も心も費やしながら一時沖縄に思いを馳せているに過ぎない。
そんな程度を、そんな程度の暮らしをあざ笑うかのように、安倍政権の強権は何の妨げも感じてないかの如くブンブンと振るわれ続ける。
少なくともぼくが物心ついてから、これほど国会前や官邸前等に人が集まり抗議の声を上げている日常はないはずだが(それ以外にも様々な抗議の形がある)、それはぼくの目に映る現実では一顧だにされていない。非権力者である民衆はもはや無力どころではない。居るのに存在を消されてしまっているのだ。

しかし、コンクリートの塊が文字通り辺野古の海を死守して来た人たちの眼前で放り込まれた時に、彼らは身を八つ裂きにされるような痛みと怒りを感じたに違いないと想像する時、ほんのわずかでもその痛みが伝わるような気がする。自分に痛みは感じなくても自分が心を寄せるところの人たちの痛みを思う時にそれは感じる。だからこそ、心を寄せられないものに対してただ条件反射的に、または何かに乗せられその気にさせられて、または教条的にもしくは「乗り遅れちゃいけねぇ」とあせって、心を寄せた気になってはいけないとも思う。
けれど、人は何かに心を寄せなければ生きて行けない。森が海が空が在るべき姿でなければ生きては行けない。46年を生きようとしているぼくのウソ偽りない実感だ。経済が滞ろうが、安全保障が脅かされようが、街が薄暗くなろうが、生活が不便になろうが、ぼくにとって心を寄せるものこそが優先されるべきものだ。そもそも何かに心を寄せなければ歌など書けないし、歌えやしない。

先日、国分寺gieeというライブカフェの方からメールをいただき、2月8日の「ギープラス~もの言う歌~ライブ+オープンマイク+フリートーク」というイベントライブに出演依頼を受けた。“抵抗の歌、メッセージソングを外に向かって放とう!”という趣旨で、国立谷保のかけこみ亭店主にしてシンガーソングライターのぼけまるさんと、語り歌の名手館野公一さんとの共演ライブである。館野さんがお店の方にぼくらを紹介してくれたそうで、このブログやソウブラの動画を観てくれた上で声をかけてくれたとのことだった。

こんな時だからこそ、こういうライブがあることがうれしいし、それに出演出来るのはありがたい。
もはや自分たちの存在は自分たちで証明し実感し確信して行くしかない。国や権力、産業、それらの複合体に保障される存在はあまりにも虚しい。そしてあくまでも歌を思いを外に放ち続けるのだ。

2月8日(日)18:30オープン19:00スタート 1500円+1ドリンクオーダー
国分寺giee 国分寺本町2-3-9三幸ビルB1 042-326-0770
出演 舘野公一、ぼけまる、五十嵐正史とソウルブラザーズ
※出演者ライブの後、オープンマイクとなります。

今宵のBGMは、ザ・ウォーターボーイズの新譜「モダンブルーズ」。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!







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