周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

STOP!教育の貧困ライブ終了! 

2015/01/25
Sun. 21:56

土曜日の朝を、普段の仕事のある日と同じ時間に起きるのがこんなに辛いとは思ってもみなかった。

若い頃はどちらかと言えば朝は強い方だったのに、加齢と低めの血圧のせいか、はたまた長年の週末の夜ライブ習慣のせいか、最近は土日はAM9:00前に起きた試しがない。
それでもこの日は出演者兼スタッフとしてAM9:00に現地入り。他でもないライブ、しかも大好きなうた歌いのみなさんとのジョイントライブである。頑張って起きて母ちゃんに京王稲田堤駅まで車で送ってもらいちゃんと行きましたよ。

会場の新大久保アールズアートコートは、かつては労音会館と呼ばれた知る人ぞ知る労働組合御用達の会場。現在も毎年3日間におよぶ憲法フォークジャンボリーを始め、多種多様な自主独立イベントが開催されている貴重な場所。昨年9月はここで大好きなタイのスーパーバンド「カラワン」のライブがあり、この時もぼくは裏方として参加した。
その同じステージに今回初めてソウブラとして立つわけなので、これは否応なしに気合が入るというもの。

準備は想定外の変更があったりして手間取ったけれど、それもこれも手作りのイベントならではの採算の前にまず気持ち(愛と呼んで良いかもしれない)ありきで乗り切り、音出しまで辿り着けた時に、ライブ前にすでに疲れてしまった感はあったけれど「このライブはイケる」と確信した。

旧知のバイオリン弾き語りのみほこん、初顔合わせなのに初対面でないような、ほっこり感溢れるガットギター弾き語りのちくわ朋彦さん、そして昨年9月に共演させていただいたよしだよしこさん、そしてそして説明前置き不要の中川五郎さんと一緒に一つのライブを創る、それだけで何とも楽しくスペシャルなことではないか!?
それがそのままその通りになって、満員とは行かなかったが100人超のお客さんが来場して4時間の長丁場イベントが終わった時、安堵と共に言葉にならない充実感を覚えた。

言い出しっぺは、ソウブラタケサンシン君の高校時代の恩師である現役教諭のUさん。平等であるはずの公教育の機会を、貧困ゆえに奪われている実態を実際にあった証言と、音楽活動そのものが必然的に平等な社会を求めざるを得ないうた歌い達の歌で綴るこの企画は今回で4回目であり、ソウブラは3回目の出演であった。
実行委員もした側から内情を言えば、実に小規模仲間内で準備をし、綿密過ぎない程度に流れを決め(当日にならないと分からない要素を多々残し)、責任を被る人がちゃんと居て、それぞれの思い入れもあって、出演者にはリクエストはあったものの最大限の表現の自由が保障された。
そして、ソウブラを含む出演者はそれぞれ、テーマを意識しながら自分の歌を自分のやって来た培って来たやり方(それこそがこの日の出演者全員が持っていた強みだったろうと思う)で誠実にパフォーマンスし切った。それが良いライブにならないわけがない。

ライブ間のトークコーナーもかいつまんだものにならざるを得なかったけれど、日本の教育の現場の現実を訴えていて興味深かった。特にあらゆる木々が共存して在る“雑木林の思想”の広がりこそが、社会の諸問題、殊に差別を無くし乗り越えて行くために重要であるという語りは、ぼくが日々森に居てまさに感じていることそのものだったので心を打たれた。

こんなことを思うのは実行委員の中でぼくくらいかもしれないけれど、嗤われるかもしれないけれど、こんなライブが出来るとぼくはさらに音楽産業なんか本気で要らないと思えてならない。J-POPなど、売らんが為の歌など、売れてる歌手やタレントの発言力なんか要らないと本気で思えてならない。あれば良いのは歌わずにいられない言葉だけであり、それを歌い続ける人間である。
ソウルブラザーズという全く売れないバンドを結成して今年で25年目の、今ある確かな唯一の自信は、これからも歌いたい言葉だけを歌い続けて行くことだけ。でもそれでこんな素敵なライブを仲間と創れた現実がついて来たのだから言うこと無しだ。上なんか絶対目指しやしない。

今日長女と辺野古新基地建設反対の意志表示をする1.25国会包囲ヒューマンチェーンに参加した時、ばったり昨日ライブにも来てくれた我らがGMあるぽらんの佐々木さんと会って一緒に参加したのだが、そこで佐々木さんから「昨日のライブ良かったよ。特に最後の曲が」と言われて、ぼくはさすがGMだなぁとうれしく感心した。実は昨日のライブで一番ソウブラがソウブラならではの自己主張を込めたのが、最後に歌った“地を這う”だったからだ。

みんなのイカレタ神の国 それでも頼るか日出(いずる)国 俺たちは今日も同じ島の中 本物の太陽の下 地を這うのさ   ~“地を這う”より~
突如降って湧いたような拘束事件と、大勢が突然人道主義者となって速やかにキャンペーンが立ち上がるという流れに、どうにも違和感が拭えない2015年1月25日。

今宵のBGMは、ザ・ウォーターボーイズの待望の新作「モダーン・ブルーズ」。本日届いて狂喜しながら聴いていると、なんと今宵のバラカンビートで4月6日渋谷クアトロで来日ライブ決定!の情報!!絶対に何があっても行く。行かなきゃ泣く。もちろん行っても泣く。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

ソウブラセットリスト
①余計な音(新曲)
②日本が見えない 詩 竹内浩三
③残された場所で
④ONE GUITAR
⑤地を這う



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この記事に対するコメント

遅れた上、サッと消えてごめんなさい!2月28日に\(^O^)/

あねご #- | URL | 2015/01/25 23:53 * edit *

あねごとお話しできず残念,また次回に〜!

5曲目よかったですよ〜赤い照明も効果抜群。新曲も完成度高い歌で,これからも聞きたいです。参加中ゆいいつのロックバンド,音響もよくて愉しかったです。もう1曲くらい時間オーバーしたかったですね(笑)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2015/01/26 00:41 * edit *

あねご様
忙しい中来てくれてありがとうです。
いつものやり取り出来て楽しかった(笑)。
2.28はたっぷり行きましょう。

五十嵐正史とソウルブラザーズ #- | URL | 2015/01/27 00:01 * edit *

スズキさんそうですね~もう1曲くらいやっても良かったですね~。
トップから押したらイカんと、ついつい真面目さが出てしまって(笑)。
でも、ロックにガンガン飛ばしたかったのでやっててとっても気持ち良かったです。かつて石原慎太郎に向けて書いた“地を這う”も新たな命を吹き込めました。ありがとうございました。

五十嵐正史とソウルブラザーズ #- | URL | 2015/01/27 00:09 * edit *

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