周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ535 

2015/01/18
Sun. 20:53

昨日は今年最初のソウブラバンド練習。
無事全員集合し、まだライブで披露していない去年書いた新曲3曲に磨きをかけ、今年最初の新曲“みんなで一緒に貧しくなろう”を初合わせ。これが予想通りと言うか予想以上にドンピシャで決まり、ソウブラ風ロカビリーサウンドが出来上がった。

練習後は昨年から新たに行きつけとなった、京王稲田堤駅からJR稲田堤駅に続く商店街途中にあるT前屋で、居残った4人でいつものように大いに呑み語る。昨夜は、ソウブラが得意中の得意としている替え歌がいかに文化を豊かなものにしているかについてで盛り上がり、音楽産業をまさしく国の軍産複合体よろしく牛耳っている著作権協会(ジャスラック)が、いかに(ソウブラにとって)不要であるかを言いたい放題して実にスッキリした。こういう話は、立ち位置志を等しくしている者同士でないと会話すら成り立たないものであり、反体制でなおかつ反音楽産業の人というのは、実はとても少数派であったりするのだった。

ソウブラの新曲“みんなで一緒に貧しくなろう”の原曲は、元々イギリスのロカビリー歌手ヴィンス・テイラーという人が1950年代にローカルヒットさせた“ブランド・ニュー・キャディラック”という曲で、ぼくは大好きなザ・クラッシュのアルバム「ロンドン・コーリング」にカバーされて収録されたバージョンを17歳の時聴いて以来大好きな曲である。
オリジナルの歌詞はタイトル通り、新型のキャディラックに乗ってイカシタ女の娘が、家を捨ててどっかへ行ってしまうというただそれだけの歌なのだが、ぼくはそのメロディーに全然違う歌詞を乗せた。要するに替え歌である。
バンドのメンバーはぼく以外この原曲を知らない。ぼくが「ロカビリーだ」とだけ説明して、スタジオで弾き語りを始め、それにみんなが手探りで音を重ね始めて徐々にソウブラのサウンドになって行く。ぼくは17歳の時から大好きなこの曲にたっぷり思い入れを込めて自分の言葉で歌う。

それにしても「みんなで一緒に貧しくなろう」とは、何とも新年早々バンド結成25周年1曲目として不景気極まりない後ろ向きな歌に思われるかもしれないが、ぼくとしてはいたったポジティヴ、前向きな気持ちを込めて書いた歌だ。
時に既存の価値観を徹底的に否定することでしか、真の活路をオルタナティヴな方向を見出せないことがあるとぼくは思っている。この最悪の安倍政権下で転がり落ち続けている世の中を変えるために、もはや「取って代わる」方法ではぼくはダメなんだと思っている。だからどこまで自分たちが既存の仕組み、体制をテッテ的に否定してそれに依らずに、自分たちの表現活動をひたぶるにやることが出来るかが一人一人に問われているのだと思う。
反体制的な考えを持っていても、既存の仕組みやメジャーな芸能人や歌手のパフォーマンスに期待し自分たちの仲間だと思い込みたい寂しがり屋が意外と多いことを、ぼくは最近とみに不思議な気持ちと共に感じている。

ソウブラは今年も、まったくもって大したことは出来ないだろうが、元ネタに最大限の敬意を払い、それを自分たちの新しい歌として新しい命を吹き込んで、豊かな替え歌文化の一端を堂々と担って行く所存であります。
そして今後も一生絶対にアタシの作品は、著作権協会などには登録いたしませぬ。ハッハッハッ!

今宵のBGMは、インターFMのピーターバラカン氏DJの「バラカンビート」。初めてヒートウェーヴバージョンの「満月の夕」を聴いた。こちらの方が歌詞が自然に感じた。

BGドリンクはトマトジュースでした。では今宵もこれから21日の無声映画ライブの準備をいたします。ロケンロール!

スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/811-134e0e26
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-07