周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ534 

2015/01/16
Fri. 23:50

昨日は、昨年秋に不思議なご縁で知り合って、普通ではあり得ない状況下で共に仕事をさせてもらった人が、新生活を新天地で始めるべく旅立った日であった。

それは一見、ただ強大な壁にぶち当たり跳ね返され、わずかにさざ波を起こした程度で終わってしまった仕事であったかもしれないが、ぼく個人としてはその人と協力者との、この間の短くもあれこれ語り合い、怒り、時に大いに笑った日々は実に楽しく有意義なものであった。
昨年末にその人の送別会を、知己の区議会議員と3人で議員さん行きつけのお店で開いた時も、ぼくは酒の酔いもあったけれど、思わず「いやぁ~楽しかったね~!」と言って、二人に「え~?」と不思議がられた。何一つこちらの望んだ結果になっていないにもかかわらず、勝ち負けで言ったら明らかに負け(ていなくても絶対勝ってはいない)でも、いつの頃かぼくは必死に抗った行為やその日々を「楽しかった」と思うようになった。

それを強く自覚したのは、障害者自立支援法に職場の仲間と共に法人を作って抗った時からだ。あの日々を思うと今も充実感と共に清々しい気持ちになれる。共に闘った仲間はそれぞれの人生が色々変化して行っても生涯忘れ得ぬ同志である。
それが金で買えないものであることは言うまでもないし、利害関係で結ばれた関係であったら、保身のために組んだ仲間だとしたら決して築けない事だけは確信を持って言える。そういう関係の中で、金だけ掴んで死んだように生きるのはまっぴらごめんだ。それがたとえ短い時間であったとしても、どこか強い思いに支えられた陽気で捨て身の行為によってのみ生まれる瞬間が、ぼくには何よりも愛しく感じる。

闘いは終わったわけではなく、ぼくはぼくのやり方でもって(ペンと言論、そして歌)これからも「壁」への抵抗と批判をし続ける。
ただちょっとしばらくは寂しい気持ちになるだろう。こう見えて(どう見えて?)ぼくは意外と寂しがり屋なのである。
その人の新天地での、最良のパートナーとの新しい日々の始まりを心から祝したい。

今宵のBGMは、ボブ・ディランの1974年発表の「プラネット・ウェイヴズ。昨夜のろで飲んだ時、ギター森田君が中古で買ったとLPを見せてくれ、ぼくも思わず聴きたくなってLPを出した次第。ザ・バンドとのがっぷりよつサウンドが絶妙で、それでいていわゆる「ぶっつけ」の緊張感がマンチクリンな大名盤。聴いていてメチャクチャ幸せな気持ちになる。

BG酒はホワイトハイボール。さぁ、明日はソウブラ今年初練習。24日の今年初ライブに向けて気合い入れるぞ~!ロケンロール!

スポンサーサイト

[edit]

CM: 4
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

「楽しくなる」…解るような気がします。おかしな社会情勢、どんなに愚痴っても不快な気持ちしか残らないが、自分ができることを見つけた時、それを行っている時、必ずしも辛いことだけではない。出会いや繋がり、大切なものを与えられることもありますね。(勿論手前勝手な自己満足に陥ることだってあるのだが…)辺野古の現場でもそのような時があります。ただ14日から緊迫した状況が続いてます。機動隊の暴力でまた80代の女性が救急搬送されてしまいました(倒されて後頭部を路面に打ち付けた)。幸い現時点で異常は見つかっていませんが…。県警はどんなに訴えても救急車をよばず、こちらが通報しても手当てもせず囲い込みを解かず見てるだけ。挙げ句の果てには走行車で自らの失態を隠そうとする始末。何とか救急車到着時には抗議し退かせましたが。その方は私に気をかけて下さり、よく話してくれていた人だったのでショックでした。
現在も警察、海保の暴力は続いています。現場の状況の詳細は以下のブログが参考になります。どうか1人でも多くに知ってもらえますように…。
「海鳴りの島から」「チョイさんの沖縄日記」「ヤマヒデの沖縄通信」

くわえ #- | URL | 2015/01/18 17:15 * edit *

くわえさん情報ありがとうございます。
もどかしさと怒りを噛みながらこちらから辺野古を見つめ続けます。
ぼくの書いたことは、まさに「とりあえず自分はこの世界に変えられなかった」という自己満足です。
けれど、たとえ自分は変えられなかったとしても、森や海、空が奪われてしまったら、そんなささやかな自己満足を得る心もズタズタにされてしまう。絶対に許されないことです。
一人でも多くの目が辺野古に向くように、それがまさに自分たちの置かれている世界であることを知るために。

五十嵐正史 #- | URL | 2015/01/18 23:41 * edit *

「ひたぶるにただ」CDについて

知人から「ひたぶるにただ」を送ってもらいました。竹内浩三を歌う、と聞いて、是非手に入れたいとお願いしたのです。とりあえず3枚購入したいのですが、よろしくお願いします。

小平玲子 #- | URL | 2015/01/19 10:47 * edit *

Re: 「ひたぶるにただ」CDについて

> 知人から「ひたぶるにただ」を送ってもらいました。竹内浩三を歌う、と聞いて、是非手に入れたいとお願いしたのです。とりあえず3枚購入したいのですが、よろしくお願いします。
小平玲子様
CDご注文ありがとうございます。
以下のメールアドレスに送付先住所を送っていただけたら、振込用紙を同封してCD3枚を送らせていただきます。
CDは1枚1,800円で、送料はサービスいたします。
soulbros@hop.ocn.ne.jp

五十嵐正史とソウルブラザーズ #- | URL | 2015/01/19 23:09 * edit *

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/810-ad9e77f6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-11