周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ524 

2014/12/25
Thu. 23:06

クリスマスイブの昨夜は、今年最後の東京善意銀行からの招待で、利用者3人と共に後楽園ホールでプロレスリングゼロワンの熱く楽しく感動の試合を思いきり堪能して来た。

やっぱりプロレスは素晴らしい。ぼくはもうオリンピック含めて何のスポーツにも興味がなく、テレビ観戦も一切しないのだが、それはひとえにプロレスだけあれば良いからだ。ちょっと一般的に見ればおかしな感覚かもしれないが、ぼくは本気でプロレスほど深い競技?格闘技?スポーツ?ショー?はないと思っている。プロレスにはロックもブルーズもあり、愛があり、厳しさがあり、政治があり、曰く世界がある。何より何でも自前でやり切るインディー魂がある。

思えば、今年は2か月に1回のペースで利用者と共に後楽園ホールに通った。
何かと疑心暗鬼や被害妄想等でストレス状態に陥りやすい精神障害の人たちにとって、プロレス観戦(それは東京ドームでなくて後楽園ホールがやはりベスト)は、最高にリラックスして盛り上がれてストレスを発散出来る妙薬だと、ぼくはこの間で確信した。もちろん好き嫌いがあるから、一概には言えないが、我が職場には実際にこのプロレス観戦で気持ちがスカッとすると、毎回楽しみにしている人たちが確実に居る。全員が、招待をいただくようになって生まれて初めてプロレスを観たという人たちだ。

ぼくはプロレスを観ていると、いつも涙が出そうになる。それは、リングの上で闘う者同士がお互いの張り手やチョップ、技を受け合う時だ。胸が真っ赤に腫れるまでバシッバシッすごい音を立てながら、決して急所に入れないように、けれど痛くないわけがない技をよけずに受ける。
トップロープに相手を乗っけて豪快にブレーンバスターで投げる大技も、投げられる方はわざわざ相手が投げやすいように自らヨロヨロと登り、美しい弧を描いてマットに叩きつけられる。思わず「この世界は何なのだ!」と心の中で叫び、次の瞬間「あぁ、これがプロレスなのだ!」と感動に包まれる。

プロレスに勝ち負けは当然あるが、実は最初からプロレスの在り方自体がそれを超えているので、何べんでも勝負は繰り返される。負けたら終わりという言葉はプロレスにはないのだ(強いて言えば、プロレスには勝負とは別の所に勝ち負けがあるとも言える)。
小学生の頃から親父の影響でプロレス好きのぼくは(途中5年近く観ない時があったが)、今では選手の試合の作り方、試合の見せ方を間近で楽しみつつ、大いに自分のライブパフォーマンスの参考にさせてもらっている。
ライブでも、時に自分がもの凄い興奮状態に入ることがあるのだが、プロレスラーがもの凄い技の応酬をしてお互い極限状態のような中でも、頭はどこか冷静に次の展開を組み立てているのを観ると本当に感心する。
当たり前の話だが、自分が興奮に飲まれてしまったらパフォーマンスが成り立たない。常に客の視線を意識しながら(時に客をイジリながら)自分らしいパフォーマンスをするのがミソなのだ。

そんな風に観出すともうプロレスが止められない。けれど、団体毎にかなりカラーも違うからすべてのプロレスが好きというわけでもない。それでもぼくは今現在で、いくつか観た中でゼロワンのプロレスが一番見やすくて面白い。どこか懐かしい昭和のプロレス臭もちゃんと残っている。
そう言えば昨夜は、のろ37周年ライブでお世話になった馴染みのT井さんとばったりホール内であった。T井さんもプロレス愛好家でゼロワンとプロレスリングノアが好きだとのこと。ミュージシャンや音楽関係者にはプロレス好きが多いかもしれない。

それでもまさか、自分の仕事としてプロレスに頻繁に行けるようになるとは思ってもみなかった。
またみんなでお礼状を書いて送らなきゃ。来年もプロレス観戦で心健やかに行きたいものである。

今宵のBGMは、ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス2001年発表、ピーターバラカン氏も絶賛の傑作“グローバル・ア・ゴー・ゴー”。ミクスチャー・ロックの極みというべきアルバム。それにしても、ジョーの歌はメロウな曲でも決して甘くならない。あくまで苦みの中に真実と現実を突き破るパンク魂が宿っているのだ。

BG酒はホワイトハイボール、さぁ明日は今年の仕事納め。その後は大晦日新宿中央公園の歌い納めに向けてロケンロール!
スポンサーサイト

[edit]

CM: 2
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

プロレス…いいっすね~!うちらの世代にはたまりません。うちの地元にも琉球ドラゴンプロレスという団体があり、毎週末昔ながらの熱戦を繰り広げています。ごくたまにしか観に行けませんが。久々に観に行きたくなってしまいました(笑)年末のライブ、見たかったです。私はその日、辺野古テントで行われる「辺野古テント村芸能祭(だったっけ?)」に行ってきます。座り込みの中で生まれた唄たち…と銘打って何でもありの学芸会のようなものになりそうです。関西のひゃっきんコンサートみたい。ホント遊び好きな人たちです。年越したら工事再開で荒れると思うのですが…。まっいいか、こちらのペースで頑張っていきます。

くわえ #- | URL | 2014/12/26 00:35 * edit *

琉球ドラゴンプロレス、良いですねェ。プロレス雑誌で見たことあります。
大晦日の辺野古テント村芸能祭、人の熱に満ちた一夜になりそうですね。ぼくも新宿中央公園から熱を込めて歌います!
2014年、くわえさんお疲れ様でした。2015年も俺たちのペース、リズムで行きましょう!

五十嵐正史 #- | URL | 2014/12/27 10:51 * edit *

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/798-17341935
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-10