周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ522 

2014/12/21
Sun. 20:50

今日は久々にこの街を出ずに過ごした日曜日。午後から約1か月ぶりに、娘(長女)と息子と共に女子大周りの森と多摩美の森を歩く。

先日沖縄の親友Aから送られて来た12月6日付(仲井真前知事が退任4日前に辺野古埋め立て工法変更申請の承認をしたことが一面)と12月10日付(翁長新知事就任と仲井真前知事退任が一面)の琉球新報を読んでいたら、無性に森に行きたくなった。
何かを思いたい時、何かに思いを寄せたい時、今のぼくにとって森が一番の場所なのだ(関宿町に居た頃はそれが川で、知多半島に住んでいた時は海だった)。

森はこの時期、里山ボランティアによる熊笹などの下草刈りが行われていて、その丁寧な仕事ぶりにほれぼれ感心しながら歩く。
ぼくの歩く森はどこも、かつて人が薪とするために人為的に植えたクヌギやコナラが群生しており、石油燃料に取って代わってから放置され、荒れ放題になっていたのをボランティアが入るようになって、良い感じで植生が混じり合って豊かになった森だ。森を歩く度に、そんな風に人為と自然との協働で在り続ける里山こそ正しい世界の在り方に思える。共生という使い古されたお題目が、ここではいつだって当然の現実として生きている。

さっさと先を行く長女に、父はもはや追いつけない。後から息子と落ち葉を踏み踏み、これが腐葉土となることを息子に説明しながらついて行く。幼稚園にどうしても行きたくないという息子は、父から「代わりに父が園長をしている森幼稚園に入ること」を約束させられ、父が森に行く時には必ず一緒に行き、歩きながら森の話を聞くことになった。

先に休憩場についていた長女は、一人遠くを見つめぼんやりしている。かつて、今の息子と同じく父の手をしっかり握っておしゃべりしながらよちよち歩いていた長女も、一人思いつめる時間を生きる年頃になった。大丈夫、いつかこの森が傷つき疲れた長女を休ませてくれるはず。父は、そんな森を子どもたちに教えてあげられたことだけでも、親の役目を一つ果たした気になっている。

団地に帰りながら、長女と「今年も1年良く森を歩いたねぇ」と言い合い、それぞれの季節で表情の違う森に思いを馳せる。来年の元旦には午前中に初森歩きをすることを約束し、やがて地表から湯気が出るような地熱と躍動を感じる春がやって来ることを話して、薄暗くなってそろそろ夕餉の煙と灯火の、黄色い光に混ぜられた楽しい飯の音がし出す団地へと帰り着いた。きっと沖縄の親友A宅もそうだろう。同じ時代、この世界で小さき者と共に、お互いほんたうのさいはひを求めて行こう。

今宵のBGMはインターFM。今夜のバラカンビートは最高でした。名盤片面コーナーでは、ザ・ポーグスの大名盤「堕ちた天使」の必殺のA面がかかり、4曲目の名曲「ニューヨークの夢」で落涙。そうしたら次に、明日22日が命日のジョー・ストラマーのことをピーター氏が語ってジョー晩年のバンド、メスカレロスの曲がかかってまた落涙。ポケットラジオに耳を傾けながら「ジョーよ~!」と吠えながら泣いている父に、家族たちはドン引きでした…。

BG酒はキリン澄みきりでした。ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

正しいオヤジ道

家族からドン引き!ってオヤジらしくてイイですね。逆に、家族に合わせ過ぎてるお父さんは「気」が薄れて病気or浮気が出ます←これホント、周りで見て来ました(笑)
幼稚園に行かない息子さんも楽しみ(^-^)/

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2014/12/23 09:21 * edit *

スズキさんありがとうございます!益々自信を持って、浮気せずに(笑)オヤジ道ひたぶるに行きます!

五十嵐正史 #- | URL | 2014/12/24 00:14 * edit *

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