周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ516 

2014/12/02
Tue. 22:56

初めて会ったY係長は、決して感じの悪い人じゃない。どちらかと言えば腰が低く丁寧な物腰。しかし、開口一番「指導検査の内容については、第3者に対して詳しくは明かせないことになっていることと、くれぐれもこれからお話する内容については公開しないようお願いいたします」と言われて、残念ながらぼくは即座に反論せねばならなかった。

「10月20日にN課長たちが私の許に謝罪に訪れた際、徹底的に調査した結果については、何らかの形で私にも報告いただくことを約束してもらった。私には情報提供者に対して説明責任がある。なので、詳細まで分かるように報告していただきたい」と、区役所のこれまで何度か訪れている障害福祉課の室内の、課長の机のすぐ隣の小さな机に、顔を突き合わせるようにしてY係長と並んで座りながら、ぼくは先日褒められたばかりの通る生声で、おそらく課内中に響き渡っているくらいのボリュームで話した。

Y係長は、どぎまぎしながら小声で自分は詳しいいきさつを聞かされていない事を何度も前置きしながら、私に寄せられた某社福法人の補助金不正流用とそこの運営管理のずさんさの訴えに対して、約束した徹底的な調査結果について話し出した。
それは、あくまで通常の指導検査であり、区の権限で疑いを持って突っ込んだ調査までは出来なかったことと、その普通の指導検査の範囲では特におかしな流用は見つけられなかったという報告内容であり、それはどこまでも人をバカにした、大田区との癒着団体である某社福法人をかばう揺るぎない大田区行政側の姿勢そのものであった。

ぼくは、その某社福法人で働くある人から相談という形で、自分の働くその法人の会計がメチャクチャで、本来使うべき事業のお金を別の事業に回したりするのが日常茶飯事であることを聞いた。ちゃんとやってほしいと上司や法人役員に訴えても聞く耳持たずで、悩みつつ色々調べていたらぼくのブログに行き着いたという。

ぼくはその人の言うことはもっともだと思い、出来得る限りで力を貸すことを約した。そして流用の動かぬ事実を確信した段階で、ある人を通じて区に内々の調査を依頼した。ぼくの職場も含む管轄である障害福祉課は最初から避けた。と言うのは、某社会福祉法人はそこからの天下りが作った法人であり以前から癒着していることは周知の事実であったからだ。

ところが、その内々の話があっさり障害福祉課に漏れ、そこのN課長がそれを知るやすぐに、某社福法人の天下り事務局長を役所に呼びつけて「内部告発者が居るから調査するよう」情報を漏えいしてしまったのだ。
そしてすぐさま始まったのが、その法人内での犯人捜しであり、驚いた相談者からその事実を知ったぼくはなぜ漏えいされたのかさっぱり分からないまま、ある人に区への確認を依頼し、結果その日の内に漏えいした課長を含めてさらにその上の課長までがぼくの職場にまでやって来て、公益通報者であるぼくの相談者を危険な状況に追い詰めたことと、守秘義務を破ってこともあろうに不正を疑われている張本人に情報を流したことに対して、平身低頭謝ったのだった。
そこでぼくは、癒着している障害福祉課から、不正の疑われる社福法人事務局長にきつく犯人捜しを止めることと、早急に事実調査に入ることを、その際には癒着が疑われる障害福祉課が入るのではなく、区の別の機関が入ることを、約束してもらったのだった。

それが、10月20日のこと。それから一月以上経っての結果報告が、何と結局癒着バリバリの障害福祉課による、普通の調査で終わらせられてしまい、最初に書いたようにY係長から逆にぼくが詳細は守秘義務で教えられないことや、公開禁止を言い渡されてしまったわけなのだ(こうして公開してるけど)。これが役所の世界、さらに政治世界であることは百も承知であるが、だからと言って許せることじゃない。

結局約50分に渡り、ぼくは響く声でY係長と途中から参加したN課長に反論し続け、疑惑がなんら晴れていない事を伝え、そもそも障害福祉課では話にならないのだから、住民監査請求の出来る監査事務局等他のあらゆる手段を今後考えると伝えた。それは脅しと言えば脅しかもしれない。が、ぼくにとっては当然の抵抗であった。

頭をフル回転させたせいか、ヘトヘトになって帰宅したところ、長女が算数の宿題を教えてくれと来て、分数式とイコールになった比のXを求める計算がまったく出来なかった。「俺にそんなこと聞くな!分かんないなら先生に聞け!」と久しぶりに娘を叱ってしまった。

今宵のBGMはザ・ウォーターボーイズの6枚組「フィッシャーマンズ・ボックス」の6枚目。かつてぼくも訳した“ストレンジ・ボート”に癒される。まったく、まるでみんなでおかしな船に乗り込んでとんでもない岸辺を目指しているような世の中だ。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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