周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

夏に続いて、ワンラブ高江さんの企画イベントでライブさせてもらった。

それにしても彼女(彼ら)たちの企画力と行動力にはいつも脱帽する。彼女(彼ら)たちは、一歩一歩確実に、けれど視野をいつも広げて歩き続けている。出不精のおっさんにはとても真似出来ないが、歌いに行くことだけは自信持って出来る。だから彼女(彼ら)たちから声がかかれば、GM佐々木さんと共にソウブラも軽やかにとは行かなくても必ず歌いに出かけるのだ。

今回のメインテーマである、92年に米軍基地を撤退させたフィリピンから学ぶというのは、文字通りそのフィリピン民主化運動の渦中を生きけん引してきた一人である弁護士のコラソン・ファブロスさんのお話を直接聞くというもので、それ自体良く企画実現出来たなぁと感心してしまう。
しかもコラソンさんとワンラブ高江との絆がすでにしっかり出来ていることが、その友好な雰囲気から話を聞く前からビンビン伝わって来る。
そしてイベントでは、彼らの真骨頂である親しみやすいグッズ販売と高江産の素材を使ったお馴染み阿佐ヶ谷イネルさんの料理に、コラソンさんの娘さんであるマラヤさんお手製のスープも楽しめる。もちろん会場である高円寺パンデットのバーカウンターでお酒も飲める(ここがまた実に興味深いイベントをやっているので、HP要チェック)。毎回参加して思うけれど、衣食住という普通の生活の中に活動が自然に共存しているということを、おそらく意識的に彼女(彼ら)たちは大切にしながらやっている。

そんな中で、コラソンさんが語るフィリピンの話はまずぼくに遠い記憶をいくつもよみがえらせた。
子どもの頃テレビのニュースで観たマニラ空港でのベニグノ・アキノ氏暗殺の光景に、その妻であったコラソン・アキノ大統領の就任と革命。92年の米軍撤退のことは、当時共産党員だったぼくは赤旗紙上で熱狂的に報じられていたことを良く覚えている。
激動の時代について語るコラソンさんの語り口は、闘士のそれではなく、優しい近所のおばちゃんのようでもあり、それでいて声には力がみなぎっており、米軍基地は撤退させたものの、現在新協定によりフィリピンで演習をし滞在する米軍の現実や、民主化憲法に盛り込みたかった原子力発電からの撤退等まだ道半ばであること、なにより沖縄の現状に対する憂いと沖縄の米軍基地撤退に寄せる熱い思いは、まだまだ現在進行形で燃え上がっていることを伝えて余りあった。

フィリピンの話で特に興味深く聞いたのは、他勢力との共闘の苦労話。絶対に相容れない相手と喫緊に突破すべき一点に絞って共闘した苦労は、まさにその一点に絞って共闘するということが重要である(つまり、それ以外はハッキリ共闘しない)と聴いていて感じた。自分たちの独立性を守って共闘しなければ結局ぶれてしまう。日本がまさにそれだ。

そんなコラソンさんの素晴らしい話に影響を受けてのソウブラライブ。実はアタシ前日多摩川べりのたぬきやで飲み過ぎて二日酔いに下痢という自業自得のひどい状態だったのですが、コラソンさんとワンラブ高江のみんなに元気をもらって熱く歌えました。やっぱり、イベントの中で歌うというのはそのイベントの熱、雰囲気、志に思い切り影響受けてやるからこそ面白い。どこでもいつものライブなんてつまらない。影響受けて、それを倍返し(じゃなくても良いけど)する化学反応こそが面白い。

ライブ中に、ワンラブの人たちと共にノリノリで踊るコラソンさんやマラヤさんの軽やかさがまた素敵だった。
ライブ後はがっちり握手して記念撮影して、再会を約した。コラソンさんの話へのお礼が出来たのなら何よりだった。

ワンラブ高江のみんな、これからもよろしくね!

11.24ONE LOVE高江 基地はなくせる!?STUDYフィリピン編ライブ ソウブラセットリスト
①ONE GUITAR
②普通の暮らし
③歩け 詩 西原裕美
④日本が見えない 詩 竹内浩三
⑤三ツ星さん 詩 竹内浩三
⑥廃炉!
~アンコール~
⑦残された場所で
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