周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ504 

2014/10/18
Sat. 23:24

久々にライブのない土日を迎えた。

朝の目覚めが何とも気楽だ。眠気眼で時計を見やり7:30を過ぎているのを確認すると、手探りで枕元の小型ラジオをつけてNHKfmにチューニングを合わせる。
もう10年以上も毎週聴いているピーター・バラカン氏の番組「ウィークエンド・サンシャイン」で流れるゴキゲンなナンバーを、二度寝しながら夢見心地で聴くのが週末の朝の最高の一時。
今朝も、ぼくが今年のベストアルバム候補にしているベン&エレン・ハーパーの“チャイルドフッド・ホーム”が流れる。寝ながら「良い曲だなぁ」と思っていると、何となく竹内浩三CDに収録した「あきらめろと云うが」に似ている気が。どうやら無意識のうちにメロディーをいただいていたようだ(笑)。

先に起きている子どもたちが「今週は父ちゃんライブないの?」と台所の母ちゃんに聞いている。母ちゃんが「うん、今週は何にもないみたいよ」と応えると「ヤッターっ!」という子らの声。寝ながらちょっとうれしくなる。
子どもたちが言うには、ライブ前の父はどこか上の空でおまけにちょっと近寄りがたいオーラを放っているらしい。逆にライブの翌日は呆けてしまっていてこれまた相手にならないらしい。ゆえに、何にもない休日の父だけが唯一不足なく相手してもらえる状態だという。まったく難儀な父親である。こんな人間が家族の中に一人居るというのは、いったいどういう感じなのだろう?

けれど、ライブのない日の父は生来の出不精気質に、ライブの反動も加わって極端に行動範囲が狭くなる。て言うか団地とその近所を愛して已まないので、何にもない日はひたすら大好きなご近所を愛でて過ごしたいのである。
そんな父を知ってか、5歳の息子がまず「父ちゃん、一緒にライダー観よう」と誘い、ゆっくり朝食を食ってから大好きな仮面ライダー2号の、中でも一番好きな怪人アリガバリの回を近所のGEOで借りてきたDVDで観る。おそらくもう30回は観ていると思うが、まだまだ飽きない。と言うのもこの回は、我が団地が舞台であり、ちょうど我が家の車も停めてある団地駐車場の前にある1号棟の所で(我が家は3号棟)、一文字隼人が変身ポーズを決めて仮面ライダーになり、サイクロンに乗って団地を走り去るシーンがあるのだ。そのシーンになる度に、ぼくも息子も大興奮し、後で実際に現地まで行ってライダーごっこに興じるのだ。

それにしても、43年前に撮影された仮面ライダーに映っている団地の様子が今とほとんど変わっていないことにいつも驚く。確かに駐車場に停まっている車は、昔我が家にもあった懐かしい型だし、その向こうの今は森の斜面にマンションが建ち、住宅地になっている所は鬱蒼とした森が広がるばかりだが、団地は道路わきの石壁も号棟の窓も大きな給水塔も変わっていない。画面に映っているのは築まだ1年くらいの時の団地だが、画像の古さのせいかもうすでに年季が入っているように見える。まだ引っ越して来る前に、この団地内に入った途端に感じたタイムスリップしたような感覚は、きっと誰もが感じるのかもしれない。

昼前には娘と買い物に、これまた歩いて3分もかからない生協へ。
店内の掲示板には、無事来年度も営業存続が決まったと貼り出されており、思わず娘と喜び合う。
夏には赤字状態で、9月決算で黒字に転じなければ今年度で閉店と言われていて(昨年度もそうであった)、店長さん自ら団地を一軒一軒回って割引券を配って歩いたり、毎月の経営報告を貼り出してお知らせして、駅からも遠く近所に他に食品店のない団地周辺に住む我々にとっての唯一の台所である生協存続を訴えていた。

我が家は、産直で米や野菜を購入しているが、それで足りない食材、日用品のすべてをこの生協で買うことにしている。他の店で買うとしたら後はホームセンターや電器屋、古着屋くらいでデパ地下なんか行ったことない。
買い物から帰り、母ちゃんにも生協の存続決定を伝え、午後から子どもたちは子供会のハロウィンパーティーの打ち合わせに団地の集会所へ。父は一人近所の森に入り、下草刈りが終わり(森林ボランティアの人たちは本当に良い仕事をしている)秋のヒンヤリした空気の流れる森を「あぁ、気持ちイイー!」と呟きながらたっぷり歩いた。

今夜はこれから、やっぱり近所のGEOで借りた知的障害の人たちが暮らすグループホームが舞台の映画「くちづけ」を観ます。で、明日はこれまた近所の今日も歩いた森の入口にある日本女子大の大学祭に、子どもたちと散歩がてら行きます。と、まぁ見事に近所のみで過ごす充実、充電の休日であります。

今宵のBGMは、ジョー・ストラマー&ザ・ポーグスのライブ・イン・ロンドン91。
30周年記念8枚組BOXセットの8枚目初出のスペシャルライブ盤。アル中で一時脱退したボーカルのシェインに代わって一時期ポーグスに加入したジョーが大活躍する全22曲のフルライブ。これが予想以上に素晴らしい!もちろん、シェインが歌うからこそのポーグスではあるが、やっぱりジョー・ストラマーは何をやってもジョー・ストラマーをやってくれる。ぼくはとにかくこの人の声が、ひたぶるコードをカッティングするだけのギターがたまらなく好きなのだ。あのガチャガチャ鳴るテレキャスターの音が聴こえて来るだけで、ロックこそが最高だと思える。幸福感に満たされる。身体の奥から熱いものが込み上げて来る。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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