周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ499 

2014/10/02
Thu. 23:27

表現として合っているのか分からないが、ぼくが9年前に沖縄の辺野古の海で海上基地建設に反対し続ける人たちの行為を見て、何より衝撃的に感じ浮かんだのは「非暴力直接行動」という言葉。

なにせボートを海に走らせ、カヌーを手で漕いで基地建設のまさに作業の現場に突き進み、オキュパイ(占拠)して作業自体を阻止し海を守るのだから。武器を持たない丸腰で、それでも身体ごと向かって行くその行為に、ぼくは新鮮さと共にその行為の真っ当さを感覚的に思い知ったものだ。
その時の見聞は、ぼくなりの解釈を経て、その後職場が悪法(障害者自立支援法)へと事業移行するのを断固拒否する直接行動へとぼくを導いてくれた。

そして今、8月14日から始まった強行ボーリング作業に対して、連日9年前と同じく、いやそれ以上にたくさんのカヌー隊が、作業現場付近に前回は敷かれていなかった無数のブイを乗り越え突き進み、これもまた9年前には活躍していなかった海上保安庁(海猿)のイカツいボート軍団(その数約80隻!)が、そのカヌー隊を「確保」だとかの隠語を使って捕え、泳いで行く反対派を「救助」と称して拘束する。

先日沖縄のくわえさんが送ってくれたDVD「速報 辺野古のたたかい 2014年8月 ブイ設置・ボーリング強行、8.23ゲート前大行動」は、その民衆の非暴力直接行動の人間的な所作と感情の表出と、その一方で建設を強行する国側の手先と化し暴力的行為をカモフラージュしながら群がってくる、全員がサングラスをかけ表情を一切崩さない、ロボットのような大勢の海猿たちの様子をほとんど解説解釈無しに淡々と映す。

この映像がせめてどこかのテレビ局で毎月定期放映されるなら、この国の報道機関は組織としてまだマシであることを証明出来るだろうにと思う。ネットではない、あくまで色んな組織のしがらみや葛藤を経て、報道という職種の名とプロの責任において放映されるのが在り方として望ましいと思う。

くわえさんの手紙には、辺野古の反対運動の現場で歌われているという“てぃんさぐぬ花“等の替え歌の歌詞が同封されていた。「しなやかに、したたかに、時に大胆に!」闘う沖縄の姿が海を越えて確かにぼくの元に届いている。

うまんちゅぬ願い(てぃんさぐぬ花の替え歌)
1 海守る「猿」や 戦ささちばいぬ
  犬にないさがてぃ 海や荒りてぃ
2 辺野古に居るシーサーやまじむんや見らに
  わした島んちゅや 誰が守る
3 わした子孫(くわうまが)や わんたゆてぃ育つ
  他人(ゆすゆ)たるがきてぃ油断するな
4 願い事(にげぇぐと) 一つ うまんちゅぬ思い
  「猿」ん「シーサー」ん 手取り働かな

BGMは、先日購入した中の一品カラワン30周年ライブCD。
BG酒は麦とホップの赤(これ旨い!)でした。ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

いつも心を寄せてくれてありがとう。書き込んでくれた唄は、実は一部で、今ゲート前の最新ヒットナンバーは、(カチャーシー)唐船ドーイという古くから宴の最後に唄い踊られた曲の替え歌です。今度歌詞送りますね。辺野古ではこのような新しい唄が次々に生まれています。これを一冊の歌集にして売り、カヌーを買おうという話が真しやかに話されています(笑)
さて現場ですが…浅瀬のボウリング調査は済んだ…(アリバイ)とのことで、沖合いの調査(あの珊瑚の海に)太い鉄の棒を打ち込むという野蛮な作業が控えています。今のところ相次ぐ台風のおかげ?で調査は中断中!その代わりアスベストを含んだ古い兵舎を壊す作業が市民にその工法の詳しい説明も無いまま、強硬されています。アベ君に怒鳴られないようにいろんなことをやってきます!台風が過ぎたら、いよいよカヌー隊は最も危険な沖合いの抗議に向かうことになり、僕らゲート前でも厳しい闘いが強いられそうです。
でも、カチャーシーを踊りながらトラックを止めて行きたいと思います(笑)知り合いで沖縄観光へ行く方がいれば、是非、綺麗な大浦湾と高江の森を見に行くようお勧め下さい。又、時間があればゲート前の唄と踊りを御覧あれ!と…(笑)
追伸 辺野古の記録については今月一本のドキュメンタリー映画で公開されます。かなりショッキングな映像になっているようです。全国公開はまだ未定のようですが、自主上映会は歓迎とのこと。
皆の唄を早く生で聴きたいです。きっと近いうちに!

くわえ #- | URL | 2014/10/03 04:23 * edit *

くわえさん、こちらこそ沖縄からの波ぬ唄をいつも届けてくれてありがとうございます。
自然発生的に歌が作られ、それが昔からのメロディーに乗せられみんなに歌われる。まさにフォークソングの原点を見る気がします。
この小さな拙ブログでの対話も、ぼくは確かな発信に思えてなりません。
今すぐにでもそちらに行きたい気持ちが日々募っておりますが、なかなか果たせそうになく、こちらから思いを込めて歌い続けます。
これからさらに激しくなる闘い、どうぞ身体に気を付けてとことん見届け連中の卑劣さを暴き続けて下さい。
辺野古のドキュメンタリー映画、ぜひ観たいです。

五十嵐正史 #- | URL | 2014/10/04 00:50 * edit *

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