周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ497 

2014/09/26
Fri. 22:36

いよいよ明日、タイのスーパーバンド“カラワン(英語でキャラヴァンの意)”の中心メンバー、スラチャイさんとモンコンさんが10年ぶりにカラワン名義の来日ライブをやる。

今夜主催の一人である白石さんから電話が入り、舞台と音響の補助スタッフを仰せつかったアタシの集合時間がAM10:00とのこと。「は、早いの~」と思うも、カラワンのライブスタッフとして働けることの喜びと武者震いの方が勝り、「イイっすよ、何時でも!」なんて調子よく応えたのだった。

それほどカラワンというバンドは、ぼくにとってソウブラにとって大きい存在だ。
タイと日本を行き来してライブ活動を続ける我が師豊田勇造さんが、タイと出会うきっかけとなったバンドであり、タイの民衆の声を、人々の暮らし、労働、貨幣経済の弊害を、平和を求める心を“生きるための歌”として歌い続けているバンド、もはやメンバーは60代となり、バンドも結成40年(89年に一度解散するも節目節目に再結成されている)だけど、昨夜ユーチューヴで観た昨年のスラチャイバンドのライブなんか、まさに今が最高の状態のパフォーマンスで画面に釘付け、大怪我から復帰したモンコンさんがステージ上がった時の盛り上がりと二人にしか出せない絶妙のコラボに、気付けば涙しておりました。

そのライブは、おそらく反インラック(タクシン元首相の妹でタイで初の女性首相)派による政治集会でのライブと思われるのだけれど(日本で報道されるタイの政治情勢は実際とはかなり違っているらしく、特に首相派と反首相派の構図と描き方は単純にし過ぎているようだ)、大観衆のタイ人がライブを楽しむ様子がまた素敵なのだ。老若男女が政治的なある種闘争の場で、本当に気持ち良さそうにカラワンの二人の歌と音楽に身を委ね一緒に踊っている姿は、規模も場所も全然違うけれど、かつて初めて沖縄を訪れた25年前に、くわえさんと親友Aと共に残波岬近くの野外会場で体験した沖縄ロックの重鎮たちのライブで、観客も一緒になって踊りまくった夜を思い出させた。

スラチャイさんはそのステージでタイ語を交えて「ウイ・シャル・オーバー・カム」を歌ったりしていて、いつもの自分のライブを自然体でやりながら、タイの政治情勢に対するメッセージを、集会参加者への連帯のメッセージをしっかり送っているように見えた。
かつて70年代には軍事政権による圧政に命の危険を感じ、森に入って共産ゲリラと共に6年余りを過ごしたこともあるカラワンのメンバーは、音楽を武器に暴力と圧政に抵抗し続け自由を貫いて来た闘士でもある。けれど、一度その音楽を聴いてみれば瞭然なのだが、そのサウンドとグルーヴはゆるく深くどこまでも温かい。ぼくは何より彼らの生み出すグルーヴが大好きなのだ。
とってもシンプルなアコースティック楽器だけでの演奏でも、彼らの独特なグルーヴは歌い出せば自然と生み出されて来る。これぞソウブラが目指すサウンドなのだ。何人編成でライブをやろうと、「これぞソウブラグルーヴ!」というものをいつか生み出せるようになりたい。いつもそう願っている。

明日と明後日はそんなソウブラ憧れのバンドのライブなのだ。
あ~今夜はあと一杯だけ飲んで明日に備えて寝るとするか!

今宵のBGMはもちろんカラワン。1994年に江古田での来日ライブを収録したレアなLP。ゲストに小室等さん、勇造さん、おおたか静流さんも入っている。コーラスでは友部正人さんやもう一人のソウブラの師である知念良吉さんも!
聴いているとテンション上がってしまって寝れないかも(苦笑)。

BG酒はホワイトハイボールでした。では明日は新大久保アールズコートでカラワンのロケンロール!
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