周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ490 

2014/09/04
Thu. 22:54

先日(8月31日)長女の誕生日会を、我が家で家族だけでやった。

この日は長女の食べたいものを母ちゃんが手作りするということで、長女のリクエストにより昼は母ちゃんの手作りピザ、夜は特製お好み焼きであった。
昼の手作りピザは、パン生地から母ちゃんの手作りで、トッピングには茜の育てたナスも乗り、我が家は宅配ピザをとった事も無ければ、数回ファミレスに行ったくらいでピザ屋になど連れて行ったことも無いのだけれど、おそらくそのどこのピザにも負けないであろう特製巨大ピザに、12本のろうそくを立ててみんなで“ハッピー・バースデー”を歌った。もちろん、このピザはアトピーっ子の息子も食べられる食材で作られている。

美味そうにピザをパクつく娘を見ていると、彼女の産まれた12年前の夏の終わりを思い出す。
それは今年よりも暑かった夏、街も木々も太陽の光でキラキラ光っていた。
義母(母ちゃんにとっては実母)と訳あって絶縁した直後に、結婚10年目にして子どもが出来た。
驚きながらもうれしく、ぼくらは血縁の誰も頼らず二人で何とかやって行こうと決めた。なぜか二人とも当然の如く迷わず病院ではなく助産院で産むと決めており、それを母ちゃんが最初に診てもらった病院で宣言した時、医者に嫌な顔をされたと母ちゃんが言っていたのを良く覚えている。

二人とも若かったし(30過ぎてたけど)、元々反骨心の塊で世の中の逆を行く事こそ真なりと信じていたので(今も)、全然不安も無かった。逆に楽しかった。互いの家とか親とか一切関係なく自分たちの手で新しい家族を作ることに夢中になっていた。
そして今、こうして娘の12歳を、妹と弟が増えた自分たちの家族で祝えていることに、やはり月並みだけれど幸せを感じる。自分たちの力で築いて来たまさにチーム五十嵐だ(別に五十嵐でなくても良いけど)。

そんな風変わりな親の下に生まれ育って来た長女は、妹弟の誰よりも「我が家は他所とかなり違う」ことを自覚し意識している。これからさらに思春期の真っただ中に入り、他所の家が当然行くところに行かず、持つものを持たず、好むものを嫌う我が家の在り方を時に嫌になりながら猛烈に反発しながら、自分の在り方を見つけて行くだろう。
けれど、手前みそだがこの風変わりな我が家はかなり居心地が良いとも父は思うのだ。金はないけど親に気など使わず泣いて笑って言いたい放題、楽に居られる家ではないかと思うのだ。子どもが子ども出来る家ではないかと思うのだ。
まぁ、自分にとって一番居心地が良いのだけど(笑)。

長女がリクエストした誕生日プレゼントは、父と母から1,000円ずつの2,000円の現金と、それぞれが書くメッセージカードであった。
父は、大好きな画家中村正義さんが少女を描いた「空華」の絵ハガキにメッセージを書いて渡した。
そうしたら、夜遅くパソコンに向かっている父の背中に、長女が「メッセージありがとう」と言って寝に行った。
親に構わず惑わされず振り回されず、ひたぶるに自分を生きて行ってほしい。しょせん借り暮らし、親から継ぐものは魂だけで良い。それで十分。12歳…大きくなったもんだ。大したもんだ。

今宵のBGMはカラワンの83年発表アルバム「鍛冶屋」。アコースティックなサウンドにタイの民謡のフレーズが新鮮な傑作。ライブでお馴染みのフォークロック曲「若き放浪者」も収録。やっぱりカラワンのグルーヴはスゴイ!唯一無比のロックだ。嗚呼来日が楽しみ~!

BG酒は麦とホップでした。9月7日は所沢MOJOにて、よしだよしこさんライブで前座&共演します!素敵なライブハウスで、よしこさんの沁み入る繊細で力強い声と音を一緒に堪能しましょう。もちろんソウブラも完全燃焼しますぞ!
ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

久々に家族の話題,ホッコリです〜三きょうだいの成長これからも時々つたえてくださいね。自分で汗と血と涙で(笑)つくった家族,愛しいですよね。子供らとの暮らしは楽しくて,もう迷わないし大丈夫だ!って思えましたよ,私もその頃。
今や成長して<家族チーム解散!>でございますよ(笑)。この「解散」がまた広がる解放感があって嬉しく幸せなんです(^^)。孫なんか出現すると又新しい展開でございます。
やっぱり少子化より多産な社会がいいナ←あっ,問題発言かも?(笑)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2014/09/05 14:39 * edit *

追記

↑上の書き込み,自分目線でした。母は楽しんでも,ウチの息子らは<構われ惑わされ振り回され>て散々だったでしょう(^^;)
それと<我が家の在り方を時に嫌になりながら猛烈に反発しながら>と書かれてる点,お姉ちゃんには当てはまりにくそうで,生家の気質をずっと好きなんじゃないかなぁと(→この私も,周囲と違う自分チや両親を大人になっても好きでしたから。今も〜苦笑)。チーム五十嵐の反逆者は坊ちゃんになりそうな気がする(笑)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2014/09/06 23:19 * edit *

自分が反発の塊だったから、自分の子どもたちもそう見てしまうんですね。
でも、やっぱり明らかに子どもたちはぼくとは違う。もちろん3人3様で違う。
今の所とっても我が家が大好きな子どもたちです(それがビンビン伝わって来ます)。正直それはとってもうれしい。
まさに「マイ・ブルー・ヘヴン」です。お後がよろしいようで(笑)。

五十嵐正史 #- | URL | 2014/09/06 23:44 * edit *

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