周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ475 

2014/07/17
Thu. 23:08

今この時ほど、この国の実態が分かりやすく見えている時はないのかもしれない。
何もかもが今本人たちも気づかずにむき出しになっているような気がしてならない。

時をほぼ同じくして、集団的自衛権(他衛権)行使に対する、国会でたった2日間の衆参集中審議があった。欠陥米軍機オスプレイが、地元住民に対して、いや市長や知事に対してもなんら説明がなく突如飛来して来た。
北朝鮮に対して安倍シンゾーが単独交渉に臨もうという姿勢を見せた途端、アメリカから「勝手なことをするな!」と叱られ、「これからは必ずアメリカに相談するように」と指導された。
辺野古ではついにこれまで許してこなかった、海底ボーリング調査作業に強引に着手すると言う。スラップ訴訟(国が一国民を訴えるという非人道的高圧的な権力による訴訟)において、住民側の上告が棄却され、危険極まりないオスプレイの離着陸ヘリパッド建設が、豊かな高江の森を破壊して進められてる。

これらが一時に起き、それらを並べてまざまざと見えて来るのは、日本はまごうことなくアメリカの属国であるということ。
平和憲法によって70年近く守られた国などではない。それは全くの誤解で、ただアメリカの都合によりたまたま守られ、憲法9条は体よく「一応非武装である」ことを示して諸外国からの矛先をかわしていただけに過ぎない。でなければ、沖縄の米軍基地の密約問題も米軍の核持ち込みの黙認もありはしなかった。

安倍シンゾーは、集団的自衛権行使の想定として、ぼくの知る限り(テレビを観ないので国会中継を知らず、新聞で読むのみ)例の陳腐な親子絵図を使ったあり得ない米艦船による日本人輸送の援護と、中東ホルムズ海峡での機雷掃海作業を相も変わらず繰り返したようだが、米艦船援護は言うに及ばず、中東の石油利権は日本の何十倍もアメリカが握っており、日本人を守るためでも日本経済を守るためでもなく、すべてアメリカを守るため(と言うよりかアメリカに誉めてもらうため)であることが分かる。住民にも告げない米軍のオスプレイ飛行訓練を強行された恥も、国民にそんな自らの非力さを詫びるでもなく、「これで沖縄の負担軽減となる」などと屁理屈にすり替える始末。

そう見れば、閣議決定を強行しての安倍シンゾーの解釈改憲は実に倒錯している。自らの悲願であることを内外にメラメラさせて、ヒトラーと同じ手法で憲法の中身を勝手に変えてまで突き進んだ独裁の結果が、過激なアメリカへの忠誠の誓いであり、あからさまな属国化宣言というのは、本当に精神が崩壊してしまっているとしか言い様がない。でなければ、完全な倒錯者である。

これまでの戦後日本は、外面に「一応敗けた国ですから」という面を付けて、それゆえに戦場に旗も立てず血も流さず、全然中立じゃないけれど、世界が覇権を争う隙に経済発展に勤しみ、豊かと言われる国になった。一度たりとも自ら積極的に憲法9条を選んだことはないし(それが国民の気持ちとしてあったとしても、選挙結果は違い続けて来たし選ばれた政治家達は9条の骨抜きに邁進して来た)、それを実現しても来なかった。護憲という言葉は実に革新政党のただの宣伝文句に過ぎなかった。

安倍シンゾー達は、アメリカには土下座でもなんでもするが、アジア(特に中国、韓国)に対しては明らかに自分たちより低く見ている。まるで「アメリカには負けたけど、お前らには負けてないから」と言い張っているみたいで、歪んだ自尊心に囚われて自分の人生をいつまでも生きられない人のようだ。ただ、市井の人に比してこの人達の破壊力は犯罪的過ぎる。

もうさんざん見誤って来た日本国民だが、今この国に起きている現実を出来るだけしっかり見て、戦争も経済発展も外交も、なんら国民のためではないことをちゃんと知るべきだ。今それがとっても良く見える。

今宵のBGMは、今年の9月に10年ぶりの来日!タイのスーパーバンド「カラワン」の94年の結成20周年ライブカセット3本組。水と森、土の匂いのしてくるようなアコースティックサウンドが心地よくそれでいてパンチがある。来日ライブではソウブラも実行委員としてお手伝いします。
BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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