周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

2014年3月関西の記憶② 

2014/06/06
Fri. 23:29

どんなに暑くても、やっぱり高槻南風楽天でやるライブの日はピーカンが良い。

道路に面した店の入り口の扉は開け放たれ(つまり外から丸見え丸聴こえ)、店内からいつでも出入りな開放感あふれるライブ空間がぼくは大好きだし、夕闇と共に暑さがしだいに和らぐ空気と共にライブが出来ライブを楽しめるなんて、どう考えたって最高じゃないか。

短いリハの中で、鼻炎トリオは今年は新曲を、しかも王道初期パンクバリバリのぼくも思わずステージに上がってマイクスタンドを振り回したくなるような曲を用意しているのが分かった。実に大人げない、いやおっさんらしくない(笑)パンクバンドだ。
ソウブラもライブ初披露の新曲を2曲持って来た(去年と同じ曲はたぶん1曲だけ)。年に一度だからこそ、お客さんたちに毎回新鮮なライブを見せたい。「今」のライブを見せたいのは鼻炎トリオもソウブラも同じだ。

PM5時の開場時間近くなると、まず大阪に住む森田君の兄貴と姪っ子のHちゃん(家の次女と同い年で、彼女を見ると、アタシは急に子どもたちに会いたくなる)がやって来て、それから続々と懐かしい(1年ぶりやそれ以上ぶり)の友人知人達がやって来てくれる。思えばこんなに久しぶりの人たちと一度にたくさん会えるライブは他に無いわけで、気持ちは自然といつもの東京近辺でやっているライブより浮き足立ち興奮気味になる。一人一人とゆっくり語らいたくなる。

そんな中、初めてお会いする2人連れの方が、スマホの画面をぼくに向けて「いつも観ているんです」と、ユーチューヴにUPされている4年前の20周年記念ライブでの「そこからロック」の画像を観せてくれる。そして、「そこからロック」をカバーしてくれている元結風オーナーのYさんゆかりのIちゃんが、当ブログコメントでお馴染みのくわえさんの元同僚さんと連れ立ってやって来てくれた。こうなったら「そこからロック」歌うっきゃないっしょ!ぼくは、予定になかった「そこからロック」を1曲目に急きょ歌うことにした。

オープンカフェの店先では、今年も我らが師匠豊田勇造さんの所のYUZO OFFICEさんからバザー用品を提供してもらい、カンチ兄貴デザインのライブ特製Tシャツも限定販売の豪華版。
ちなみに毎年このバザーでアタシらはステージ衣装を新調するのです。中にはかつて師匠がステージで着ていたシャツもあり、はっきり言ってアタシらはものすごくおいしいファンであります。コアな勇造ファンは、もちろんこのバザーも目当てで来ます。

そうこうするうち開演前には、南風楽天は早くも満員に!(今年も東京から心の友U君、さいたまの江上さんがレギュラー陣として来てくれた)ぼくはもううれしいやら感動するやらで、全然平常心ではいられなくなっていた(名物マスターの槇野さんの入れてくれる美味い生ビールの所為だけではない)。
アマチュアでありながら、ソウブラは実に色んな場所でライブをやっている方だと自負しているし、経験だけは豊富のはずだが、この関西での年に一度のライブだけは、何だか比較対象がないどれとも違う不思議な興奮状態に陥るライブなのだ。

2007年に初めて山崎の結風でやったワンマンライブで(そんな機会自体が特別なのだが)、ぼくらはカンチ兄貴とさくらさんに出会った。そして毎年南風楽天に来てくれる多くの人と出会った。あの出会いがずっと続いて一緒にライブをすることに繋がり、懐かしい大学時代や20代で出会った友人たちも来続けてくれる。なによりソウブラと鼻炎トリオのライブを楽しみにしてくれる。鼻炎トリオのレパートリー“深夜高速”じゃないけれど(ぼくはこの歌のカンチ兄貴の声が好き)、「生きてて良かった~♪」のフレーズがライブ前もライブ後も頭から離れない。

実際のソウブラライブの模様は、ギャラリーの動画をぜひ観てもらいたい。
興奮のあまり、ぼくは構成を飛ばしたり飛ばしそうになったりだったが、最後までライブに熱を注ぎ込み続けることは出来たと思う。課題は、もう決まっている来年5月30日の南風楽天ライブでバッチリ返上して、さらにまた会えるだろうお客さんたちとさらなる最高の一時を過ごしたい。

一つぜひ書いておきたいのは、盟友鼻炎トリオのことだ。
一クセも二クセもある芸達者なおっさん4人が、予定調和無しに時に段取り違いすら露呈しながらも、ゴリゴリとそのパンクさえも嗤うパンクなステージを押して来る姿勢が実に潔くカッコ良かった。アナーキーの名曲の替え歌“東電イズ・バーニング”に、ギターの砂布さんにしか出せないであろう軽やかさと毒がマンチクリンの、キャロルの“ファンキー・モンキー・ベイビー”の替え歌“ボクはもんじゅ君”。廃炉ライブのテーマを、真っ直ぐに面白く皮肉って、カンチ兄貴の歌世界(名曲“おっさんのブルース”“1本行っとこと思うだけで良かったのに”等)と力技でも無理なく融合してライブとして成立している。

そもそもパンクとは綺麗に整った音楽を聴かすものじゃぁない。まさに諧調にあらず乱調にあるべき音楽。ぼくがいわゆる70年代、80年代初頭の初期パンクが好きなのはその“整って無さ”に真実を感じ、「売らんがためではない」本気が伝わって来るからだ。そういう意味で鼻炎トリオは本当のパンクバンド。何よりメンバーが本番にめっちゃ強いバンド。

最後に共演した「廃炉!」と「走れアルマジロ」楽しかった~!

ライブ後の酒が美味かったことは言うまでもない。打ち上げ後半に、滋賀でライブを終えた師匠たちが駆けつけてくれた事が、もう涙が出るほどうれしかったことも言うまでもない。その夜が高槻の夜がじんわりうれしく沁みたことも言うまでもない。

今回も企画準備(今年はTシャツ制作も!)をしてくれ、前夜から一緒に遊んださくらさんが書いてくれた“出会いにわくわくしている”って言葉がホンとそうだなぁと、もうすぐ1週間が経ってしまう今しみじみ思っている。
ぼくもそんな思いが昨日UPした新曲になったと思う。同じ思いでわくわくし合って一緒にライブを創れる人が居るって、ホンと幸せなことだ。偉そうに言いますが、何よりぼくらはとても気が合った。お互い自分たちの身の丈感を分かっていて、それで出来ることをめいっぱいやる姿勢がぴったり合っているのだろう。ぼくはそういうやり方が大好きだ。それは、出会った結風ライブの時から変わらない。だから愛ある限り続くのだ。

6月1日高槻南風楽天ソウブラセットリスト
①そこからロック
②これまでもこれからも
③再会の夜に
④この星に日が昇る間の話
⑤足元
⑥抵抗の歌
⑦風に口づけを
⑧ほんたうのさいはひを求めて
⑨解放の歌
~アンコール~
⑩結風
最後鼻炎トリオと
・廃炉!
・走れアルマジロ
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この記事に対するコメント

ピーカンの蒸し暑いライブの日から1週間。
今日は時々激しい雨にみまわれている関西です。

この1週間、まるで牛さんの胃袋のように
何度も何度も楽しかった時間を反芻して
ソウブラのみんなの顔を思い出し
にんまりしています。

思い出しながら、ライブの様子を少しアップしました。
http://doublestrings.web.fc2.com/kanchi/kanchi2014/6.1nanpu.html

誰か(!)が言っていたように
1年に一度、この時間を無事楽しく過ごせることで
いろんなことがチャラ?になって
また新しく踏み出せる気がしています。

楽しい時間をありがとね。

さくら #T/baKjHk | URL | 2014/06/07 12:33 * edit *

関東も昨日からずっと雨続き。先週のピーカンが夢のようです。

あれからもう1週間経ったなんて。南風が、サントリーが、西村亭が、さくらさん宅がすぐ近所にあるような錯覚を起こしてしまいそう(笑)。

今回もステキなレポありがとうございます。
さくら姉さんの視点から、あのライブ全体のことを書いてもらってようやく気持ちがすっきりしました。そうです、まさにレポに書かれたようなライブでした。そしてあの日の空気感がまんま蘇る写真たち。

ソウブラと鼻炎トリオを、また来年まで楽しみにしてくれている人たちのために、そして自分たちのためにやり続けましょう。なにせ楽しいですから(笑)。本当にお疲れ様でした。

五十嵐正史 #- | URL | 2014/06/07 22:44 * edit *

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