周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ461 

2014/05/22
Thu. 22:12

ちょっと前の話だが、知己のN区議会議員と電話で情報交換している時に、割と唐突に「五十嵐さんもそろそろ後継者を育てなきゃね」と言われてちょっとドキッとした。

“後継者を育てる”なんていうということは、これまで一度も考えたことがないばかりか、手前を何とか支える事だけに手一杯精一杯でやって来たと言うか、やらざるを得なかった。
もちろんN議員はぼくの職場が存続している意義を認め、今後も存続していくべきものとして評価してくれているからこその提言であることは分かるのだが、それからと言うものぼくの頭の片隅に、この“後継者=誰かに引き継いで行く”という言葉が在るようになった。

思えばぼくももう45歳であり、定年退職までとっくに半分以上働いて来てしまっていることに今更ながら気付いて驚く。
昨日の公務員の再雇用批判を書いた身として(天下りなどもっての外であることは言わずもがな)、たとえ職員3名(もう一つと合わせても6名)の零細事業所とは言え、自分自身再雇用など決して求めない身の処し方をしたいと常々思っている。

ぼくはこの間ずっと、かなり自分の主張を通して(ワンマンとも思われ、言われてもいるが、ぼくの職場は本当にポリシー共同体なので、ぼくだけ突っ走っていると思ったことはこれまで一度もない)施設運営をして来たが、自分の職場が自分にとって居心地の良い場所だけにはならぬよう気を付けて来たつもり。

様々な価値観、生き方、障害の程度、そして障害福祉観を持つ人たちが同時に活動出来る場は、当然ある個人にとって都合の良い場所であるはずはなく、例え名ばかりでも所長と言う権限を持つぼくが、それらを統制出来るほど人間は単純でも弱くもない。逆に通所者のむき出しの言動に、ぼくは今も毎日たじろぎ必死に踏み止まり、下痢しながらせめて逃げずに対峙しているだけに過ぎない。居心地は22年働いていても決して良くはないのである。常に自身の存在が脅かされつつ、しかしそれでも人間同士の交歓に救われ、細々とやりがいを見出している日々なのだ。だから、歌も書き続けることが出来ているのだと思う。

そんな自分の後継者をどう育てたら良いものか、皆目見当も付かないのだが、この職場にしがみつかない執着しない自分の生き方を全うするには、やらねばならない避けては通れない仕事であると覚悟も決めつつある。
この職場の在り方を信じ、その存続に全力を注いで来たしこれからも注ぐつもりではあるが、不思議といつでもそれを捨てられるという気持ちもはっきり持っている。これは手前の美学かポリシーか良く分からないのだが、語弊があるかもしれないが、本当のところぼくは好きでもない大田区の地域福祉など、果てはこの国の社会福祉などどうなっても良いと思っているのかもしれない。ただただ、手前の生き方を全うしたい。ただそれだけなのかもしれない…とふと思うことがある。

で、後継者を育て身を引いた後は何をする?それはもう決まっていて、近所の里山ボランティアに打ち込みながらライブ活動を死ぬまで続けるのです。それで暮らせるのか?果たして年金もらえるのか?そんなことは分からないけれど、かなりハッキリそんな夢の暮らしを見据えている。でも、ひょっとしてもうアタシの後継者育ってるんじゃないかなぁ…。

今宵のBGMも、スティーヴ・アール&デル・マッコリ―バンドの「ザ・マウンテン」。
BG酒はキリン澄みきりでした。ではまた、ロケンロール!



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