周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ456 

2014/05/05
Mon. 22:42

ゴールデンウィークは暦通り休めるのでうれしいが、ぼくの月給を一ヶ月でほぼ使い切る我が家の経済事情にとって、長期休みは油断して余計な出費をしないよう意外と神経を使う(別に江戸っ子じゃないけれど“宵越しの銭は持たぬ”ならぬ“月越しの銭は持たぬ”である(苦笑))。
とにかく、世間やテレビ等の行楽気分を煽るノリには絶対乗らぬよう、いつも以上に天の邪鬼に世の中を斜めに見る時でもある。

でも、今年はありがたいことにぼくには娘たち以上にGW中の宿題が一杯あって、散財させられることなく充実して(と言うかなかなか忙しく)過ごせている。

今日(5日)は夕方からずっと部屋に缶詰め状態で、今年の秋には完成させたい竹内浩三CDのこれまで録音した音源を編集していた。
1曲仕上げるのに、微妙な楽器ごとの音量を決めたり音の位置を振り分けたり、エコーをかけたりかけなかったりと、下手すると何時間もかかってしまう。何度も書いている通り、ぼくはこの作業が詰まらなくて嫌いである。取り掛かるのに相当気合いと覚悟が要る。それで結局、録ったママが一番良いのだからと自分に言い聞かせて、なるたけ簡単に済ませようとする。

それでも、先日初めて使った新機材の使い方がまだ不慣れで音作りに大分苦戦した。これはホンと孤独な作業なので、中々上手く行かないと、出口の見えない焦燥感と共に制作に対するモチベーションまでがどんどん下がって行く。
首っ引きの取説の、老眼にはツラい文字の小ささにイラつき、何べん読んでも分からないレコーディングの専門用語にムカつき、昨夜も深夜までかかって終わらず半ばふて寝したのであった。

しかし、今回そんなぼくの「あきらめ(もしくは先延ばし)への誘惑」を断ち切らせてくれたのは、先日飲みに行った時に今回もジャケットの版画をお願いしているあるぽらんのマスター佐々木さんと交わした約束だった。
それは、10月にあるぽらんでCD完成記念を兼ねたソウブラライブをやること。そのためにGW中には、佐々木さんが版画制作のヒントになる音源と収録予定の竹内浩三詩を用意して渡すことだった。

誰に頼まれたわけでもなく、ごく個人的な思い入れで作ろうと決めた竹内浩三CD。それを今作ることの意義を熱く語ってしまったぼくに協力と協働を惜しまない人が居てくれることは、考えてみればこの上もなく幸せな事であり、それを大した理由もなくあきらめたり先延ばしたりするなど、そんなつまらない所業はない。

おかげで、今夜5曲がほぼ完成し(1曲後からハーモニカを入れる)それを夕飯食いながら家族全員で聴いたところ、子どもたちにももちろん母ちゃんにも好評であった。
娘たちは、デモCDの歌が父が書いた詩でなく、69年前に戦争で殺された男の遺した詩であることが信じられないと言い、父の歌としか思えないと言う。どんな聴き方でもきっかけでも良いから、子どもたちにも竹内浩三を知ってもらいたい。ちょっとでも「面白そうな人」と興味を持ってもらえたら言うことなしだ。

これから夏までに後7~8曲録って音を完成させて、8、9月でプレスと印刷が出来上がるよう集中して行きたい。
それにしても、自分で言うのも何ですがムチャクチャあったかい良いサウンドです(今の所)。お楽しみに!

今宵のBGMは、竹内浩三デモ音源CD-R。3日の改憲派集会で、作家もどきの百田某が「護憲派は大ばか者に見える」と言い放ち、安倍晋三のなし崩し集団的自衛権行使を支持したとのこと。人をたぶらかすか煽るかヘイトするか他者の言説をコピペしてシェアして抗議するか。そんなのではない所から、この星の一角から生きた言葉を歌にして発信し続けたい。
まったく勝手に、独りよがりにこんな使命感を感じて作るCDは、初めてだ。

BG酒はホワイトハイボール、さぁ、今夜はこれから18日の活動写真ライブの音付作業だ。GWがもっとあったらな~(泣)。ではまた、ロケンロール!
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