周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

吉祥寺のろ37周年記念コンサート終了! 

2014/05/03
Sat. 22:28

昨夜は、ソウブラがお店で生音ライブをさせてもらって、かれこれ4年になる大好きな吉祥寺のろの開店37周年記念コンサートに出演させてもらった。

様々な年齢層の、各々のろと浅からぬ関わりのある9組のソロやデュオ、バンドの出演者が集い、駅南口にある昭和の雰囲気マンチクリンの武蔵野公会堂で思い切り歌い合った。まさに“歌い合った”という言葉がぴったりの3時間強、まったく個性も歌世界も違う9組だったけれど、示し合わせたわけでなくそこにはある種共通の“人間味”がどの出演者からも発信されて、このコンサートに不思議な一体感を自然と作っていたと思う。

舞台裏も、実に居心地の良い楽しい空間で、ぼくらも一緒に自分たちの出番含めて、最後までのろ37周年記念コンサートに浸り味わった。

一つの店を(前の店を一たん閉めて線路の反対側に再開店して5年)一口に37年(あえて区切りの良い数字にしなかったそうな)続けて来たということが、今このご時世においてどれだけすごい事かとあらためて思う。
かつては当たり前のように、先代から続く小さな店が街の中に共存し在った時代が、だんだん変わりつつある頃にのろは吉祥寺に誕生したと思うのだが、小さい個人の店を続けて行く事の意味合いがこの37年でこれだけ変わるとは、街の風景も在り方もこれだけ変わるとは、マスターの加藤さんは果たして思っていただろうかとふと考えてしまう。

駅前の飲み屋はどの地方のどの駅も同じチェーン店ばかりになり、その淘汰と入れ替わりも実に目まぐるしい。異常な事だと思いつつもなす術もなく、やりきれなさを抱えつつも何となくやり過ごしている。これは駅前の街の風景に典型的に表れているけれど、あらゆる仕事の現場にも当然音楽が演奏され聴かれる現場にも当てはまる事象だと思う。

そんな時世であることを身に沁みて知っている者達だからこそ(もちろんその時世に対する対処の仕方はそれぞれだ)、こののろ37周年記念コンサートに込める感情、姿勢に共通のものが生まれたのだろうと勝手にぼくは解釈している(どうも解釈癖があっていけない)。
そして、この日の音響がまた素晴らしく、巨大アンプを持ち込んでいるわけでもなく、マイクで音を拾い生音を増幅させるシンプルな音作りだったのだが、それが弾き語りでもフルバンドでも絶妙のバランスでどの音も温かみがあって聴き易かった。ギターの森田と「きっと70年代頃のフォークロックの音ってこんな感じだったんだろうなぁ」と言い合ってアナログ感の気持ち良い音に酔った。そこら辺の手配もした舞台監督のT井さんのセンスと采配によるところなのかもしれない。さすがである。

梅ちゃん以外のソウブラメンバーにとっては、20年前の精神保健福祉関係のイベントで歌って以来の武蔵野公会堂のステージだったが、その時のことはもうみんなすっかり忘れており、全く新鮮な気持ちで広い広いステージをなるたけ広く使って(滅多にこういうステージには上がれないので、こんな時でないと出来ないパフォーマンスをなるべくしようと頭が働く貧乏性の哀しさ)気持ち良くライブした。
極力コンパクトに3曲歌ったつもりだったが、気持ち良さかこの日の全体のゆったりした雰囲気のせいかちょっと持ち時間を超過してしまい、押してしまったのが申し訳なかったけれど…。

トリのマスター加藤バンドの最後では、出演者全員がステージに上がってディランⅡの「男らしいってわかるかい(ボブ・ディランの“アイ・シャル・ビー・リリースト”のカバー)」を大合唱した。ぼくは途中から加藤さんにギターを渡されて弾き、2番を歌ったのだが、加藤さんからは日頃「お前の歌詞で歌え」と言われているので、ぼくはぼくの意訳した「アイ・シャル・ビー・リリースト」で歌わせてもらった。全員で歌い演奏する「男らしいって~」はまさに圧巻で、気分はまるであのザ・バンドの「ラスト・ワルツ」のライブのラストシーンであった。

歌の最後で、加藤さんの「自由になろうよ!」とシャウトした声が、この一夜の記念コンサートを象徴し、ぼくの胸に37周年ののろからのメッセージとして刻まれた。そうだこんなご時世だからこそ「もっと自由に!」だ。

H美さんをはじめ企画主催のみなさん、この日の準備や会場設営、販売や映像記録等に場内アナウンス、手作りの素敵なコンサートに参加してくれたみなさん、ご来場のみなさんありがとうございました!
そして出演者のみなさん、ご一緒出来てホンと幸せでした。そして何よりのろに出会えたことにスペシャルサンクス!です。お疲れ様でした。

ソウブラのろ37周年記念コンサートセットリスト
①変わらない夜道
②これまでもこれからも
③結風

最後出演者全員で
・男らしいってわかるかい(アイ・シャル・ビー・リリースト)
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