周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ438 

2014/03/15
Sat. 23:26

今日(15日)は、次女葉生の8歳の誕生日であった。

日比谷野音での脱原発集会が気になっていたが、「日比谷に父ちゃんと行って、帰りに美味しいモンでも食べようか?」という父の甘言にひるまず、次女は今日絶対に誕生日プレゼントを買いに多摩市永山のBOOKOFFに行くと断固譲らず。
父も本心を言えば、ライブのない日は家族とだけ居たく最近益々大人数での示威行動が苦手になってしまっているので、娘の主張にさっさと引き下がり、午後から車で地上5階建ての巨大な中古品屋BOOKOFF(HARDOFFも併設)に出かける。

それにしても、端から誕生日プレゼントを「中古」と決めている娘のいじらしさにはちょっとたまらない気持ちになる。そしてなぜか、中古品屋へ行く時の我が家の子どもらのテンションは異様に高い。新品を売るイトーヨーカ堂何かだと、明らかに臆しながらおもちゃの値段を見ていたりする。

ちきんベース君の育った街であり、ぼくも個人的にほっこりする多摩の風景の中を30分ほど車を走らせ、相変わらず中々混んでいるBOOKOFFに着くと(それでも前回のように第二駐車場の前で並ばずに済んだ)、お姉ちゃん達二人は車を飛び出し先に駈け出して店内に入って行く。後からマザコンの息子と母ちゃんとゆっくり歩きながら、うららかな春の陽気を感じて母ちゃんと「今日はデモ日和だね」と言い合う。

子どもたちが一目散に向かったおもちゃコーナーと同じフロアーには、楽器コーナーもあって、ぼくはギターやマイク等を物色した。中々品揃えがあり特にエレキギターが豊富に置いてあるが、やっぱり何となく機材類は同じ中古でも楽器屋の方が信用置けるような気がする。マイクもSHUREのものがあったけれどそれほど安くもなく、何となく誰が使っていたのか分からない中古を買うよりは新品を買おうと思いウィンドーショッピングだけした(弦やカポ、ストラップまである)。

必死におもちゃを選んでいる次女と、それに便乗しようとしている長女はまだまだ時間がかかりそうだったので、メンズ服の階へ行き服を物色することに。
10年はき古した愛用の黒ジーンズの膝に穴が開き、母ちゃんに膝当てを縫い付けてもらってはいていたのだが(先日のテレビ収録でも着ていた)、今度はももの部分が破れ、裏側から見てみると至る所の生地がもう透け透けになっており、ライブならまだ行けるけれど普段着(通勤着)にはさすがに無理と思い、Gパンを新調したかったのだ。
でも、もうとてもじゃないが5,000円近くする新品を買う気にはならず、ユニクロでは目当ての黒ジーンズはあまりない。買うなら古着しかないかと思っていたところだった。

ここのメンズ服、バッグ類靴コーナーは実に充実していて、うれしいことにわざわざ黒ジーンズコーナーが常設されている。ぼくと同じく黒ジーンズ愛好家が居るのだろう。
ちなみにぼくは元々ずっとブルージーンズしかはいて来なかったが、大好きなジョーストラマーが亡くなった後から、彼が晩年ライブで良くはいていた黒ジーンズをはくようになり、やはり大好きなジョニー・キャッシュの代名詞である「黒い服」も真似て黒ばかりを着るようになった。ライブでは上のシャツは赤を着ることが多く、自分ではアナーキスト(黒)とコミュニスト(赤)の両方の色だと意識してもいる。

そこで1,200円!で良いのを見つけ、ついでに赤のネルシャツ750円も買ってしまった。
待ち合わせの店の入り口に行くと、主役の次女の葉生は1,200円で巨大なこえだちゃんの木のおうちを買い大きな袋を抱えていた。長女の茜は100円を母ちゃんからもらい、後は小遣いを足して500円でやはりおもちゃを、末の波留は108円でウルトラマンタロウのソフビ人形を買ってみなホクホクであった。結局父が一番高価な買い物をしたのだった。いつもながら母ちゃんは自分のものを何も買わない。

止まらない 春の嵐か 負担増

これは昨日職場の俳句会でぼくが作った句だが、これから家族5人で生き延びて行くために益々知恵を出し工夫をこらして暮らしを成り立たせて行かねばならないだろう。政府の強要により大企業のみの茶番のベアが話題の春闘だが、その他大勢にとってはベアのみならず昇給もまったく別世界の話だ。
それでも負け惜しみでもなんでもなく、買うものを家族で一生懸命吟味するのは案外楽しい。先立つものが無いことを常に意識し、金持ちでない事を自覚して暮らすことも。それすなわち世間に、拝金消費至上主義に流されないことでもあるからだ。それは体制に対しては恒久的アンチテーゼにもなるだろう。そう考えると暮らしは益々おもしろい。デモクラシである。

8年前の満月の夜に産まれた葉生、誕生日おめでとう。まだ3歳のお姉ちゃんと一緒に君のへその緒をチョキンと切った時のことを、父は昨日のことのように覚えている。これからもしばらく一緒に楽しく暮らして行こう。

今宵のBGMはアイシクルワークスの87年発表のサードアルバム(長いのでタイトル省略)。
さらにロック色が強まり、初期の繊細さより骨太さが増し増しで現在のイアンマクナブに通じる直球ロック道が展開されている逸品。高校3年の時渋谷のタワレコで買って、知多半島で一人暮らしを始めた頃良く聴いた一枚。これを聴いていると、小さなアパートに吹いて来た知多の潮風を思い出す。

BG酒はホワイトハイボール、さぁこれからギター森田君に教えてもらった80年放映のNHK大河ドラマ「獅子の時代」の続きをユーチューヴで観るぞ~。みなさんメチャクチャ面白いですぞ。音楽(宇崎竜童)も話(山田太一)も役者(菅原文太と加藤剛が主役)もすべて。ロケンロール!




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この記事に対するコメント

「獅子の時代」がベストワン

1965年の緒形拳主演「太閤記」から記憶してる私としては(笑)今も大河NO1です。
重厚な曲調の慣習を打ち破った宇崎竜童のアバンギャルドなテーマ曲にしびれ,秩父事件や北海道開拓など組み入れた明治維新の背景に心躍らせ,主演の文太さん初め永島敏行とか大竹しのぶ,薄幸のヒロイン大原麗子にも思い入れて(^^;)。脇役も藤真利子,加藤嘉,澤村貞子,千秋実,志村喬…もう豪華過ぎます!一昨年ケーブルTVでの放送を久々に見たら,赤ヒゲ医者を演じた尾上菊五郎の男ぶりに釘づけ!〜20才そこそこの学生当時はまだ見る目がなかった(笑)
沢田研二の「TOKIO」も流行した1980年放送。ベトナム戦争や学生運動をひきずった70年代を過ぎ,さぁ新しい時代へ!という高揚感もあった時期の忘れられないドラマです。そういえば拓郎も八代亜紀も大ヒットの頃,さすが森田さん!

葉生ちゃん,お誕生日おめでとうございます。人懐っこい笑顔がとてもお父さん似なんですよね(^^)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2014/03/16 23:40 * edit *

スズキさん、「獅子の時代」面白いですね。
やたらCGに凝った現代の大河ドラマより、よっぽど中身で観せてくれます。
同い年の森田君は、当時小学5年生。ぼくはベストテンとか熱中時代とか池中玄太80キロなどにはハマっていましたが、まだ大河ドラマは観ていませんでした。森田君はリアルタイムで「獅子の時代」に相当入れ込んでいたようです(これを観て剣道習い出してすぐ辞めたとか(笑))。

週に1、2話ずつ観てゆっくり楽しんでます。

葉生は赤ちゃんの時から良くニコニコしていて愛嬌がありました。
最近はちょっと猫みたいなところが(甘えたり素っ気なかったり)、父にはたまりません(笑)。

五十嵐正史 #- | URL | 2014/03/18 00:20 * edit *

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