周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ437 

2014/03/13
Thu. 23:01

先日レコーディングした竹内浩三の詩「骨のうたう」と「日本が見えない」を連日聴いている。これが奇跡的に録れた思い入れ深い良い音に仕上がって愛着しきりである。

この2曲は我が家のかなりくたびれている録音機材MD8に、これまたかなりくたびれて錆びついているZOOM社のリヴァーブを繋ぎ音を作った(と言ってもスタジオライブ録音にリヴァーブをかけただけだが)。
これらの機材と同時期に買い、ライブ等で使い続けて来た愛用のマイクSHURE58とSHURE57は、先日のレコーディングで寿命を迎えていたことが発覚し(どちらも他のマイクに比べて音を拾うレベルが明らかに低下してしまっていた)、買い替えを余儀なくされた。
素人くさい事を言うようだが、これまでマイクに劣化による寿命があるなんて知らなかった。もしかしたら感度の悪くなった状態でしばらく使い続けていたのかもしれないと思うとトホホな気分になる。声の大きさでごまかしていたと言うか気付かなかった。それでもネットなんぞで調べてみたら15年使ったらかなり上等な方らしい。

同じように15年目を迎えた我が愛する録音機MD8も、いよいよ限界を迎えつつあるようだ。
先日のレコーディングの際も、電源入れてから正常に動き出すまで結構時間がかかり、ディスクエラーを起こして録音途中で止まってしまったり(なにせ録音媒体がデータMDと言う、もはや製造中止のMD!なのだ)、録音プレイを押しても中々始まらなかったり(これは前CD録音中からだったが)、挙句にせっかく録音した音を家で再生しようとしたら、途中で音がかすれたりして大変肝を冷やした。結局無事再生出来て早々にデータに保存したので、最悪壊れても音源は残る状態にした。ちょっとしたオーバーダビングなどはまだ行けると思うが、この後たくさん残している竹内浩三CDの基本トラックを収録するのは、荷が重すぎる(と言うかこちらが気が気でない)と思われる。

最近はPCを駆使してアマチュアでもかなりの音を作れるようだが、ぼくはどうもそういう作業を覚える気になれないしそれが楽しい作業に出来そうもない。録ったままの音を別な音に聴こえるまで加工する必要も、自分でやっている音楽には感じない。
しかし、演奏自体が録れない残せないでは困ってしまう。実は6年ほど前にデジタル録音機器を購入したのだが、どんだけ取説を読んで実際いじってみてもやり方がMD8よりはるかに難しくてちゃんと録音出来ない。
MD8がもう使えそうにない難局において、何としてもこいつを使いこなしてやろうと今週は毎晩遅くまで悪戦苦闘したのだが、何と長年押し入れの湿気だらけの場所に放置していたせいか、反応しないボタンが複数あって覚えてもまともに録音出来ない状態であることが判明。

万事休すな気分で、それでもあきらめるわけには行かず、旧来のMTR感覚で一発録音とオーバーダビングが出来る機械を探したところ、やはり同好の士は居るようでZOOM社から8チャンネル(要するに8個の音)同時録音可能の、しかも使い方もシンプル、小型軽量のMTRが出ていることを知った。それに発売数年を経過しているせいか安くなっており、15年前にMD8を買った値段の何と3分の1以下で買えると言う。

2日間悩んで母ちゃんについに購入を宣言。資金には溜まっているソウブラ貯金(ギャラの貯蓄)の一部を充てることにした。
なので、竹内浩三CD収録曲の「骨のうたう」と「日本が見えない」だけは旧機材で録った音になり、他の曲は新機材録音となる。最後に2曲録ってあげられて良かった。

ちなみに寿命となったマイク2本ですが(一応音楽スタジオ等に常備されているプロも使う上等なマイク)、「これを捨てる時はやっぱり雑金属かねぇ?」と母ちゃんに聞いた時に、「ちょっと待って」と言われ子どもたちに「父ちゃんがマイクくれるって言うけどどうする?」と声をかけたところ、3人ともわっと群がってマイクを奪い合い、それから連日家の中で3姉弟はライブ遊びに興じている。さすが母ちゃん、子どもたちの趣向を分かっている。あの本物のマイクの質感は、おもちゃでは得られない「その気」にさせるようだ。

思い出せばぼくも、高2の時生まれて初めてバンドでスタジオに入り、58マイクをつかんだ時の感触と武者震いは生涯忘れないなぁと思う。その気になっちゃったのが運の尽きであった…嗚呼!

今宵のBGMは、最近ハマっているイアンマクナブのソロデビュー作、93年発表の「トゥルース&ビューティー」。これも確か中古の300円くらいでディスクユニオンで買った。ユーチューヴでもイアンマクナブを観まくっている。特に最近のライブはグッと来る。地元リヴァプールを拠点としてファンの自宅で生ライブをしたり、実に良い活動を地道に続けている。思春期に聴いたミュージシャンが、今もこうして歌い続けている姿を観ると心底うれしく親近感マンチクリンである。いつか生で観たいなぁ。

BG酒はキリン澄みきりでした。ではまた、ロケンロール!
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