周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ422 

2014/01/22
Wed. 22:58

昨年の話だけれど、大田区内のとある社会福祉法人から頼まれて法人設立10周年記念誌に載せる文章を書いた。

依頼では、キレイごとでなく大田区の精神障害者保健福祉のこれまでの裏歴史も含めて好きなように書いてほしいとのことだったので、記念誌にありがちな懐かしの思い出苦労話などは一切書かず、福祉の名の下に繰り広げられた実にドロドロの業界暴露話ばかりを書いた。

同じく原稿を頼まれて書き上げた、ぼくの仕事の兄貴分であるM氏とも話したのだが、たかだか小さな社会福祉施設一つ20年やって来ただけで、ずいぶんと汚いやり取りを目の当たりにし、時に政治力を振りかざされ、談合に一杯食わされ泣きを見てきたものだ。
その政治力がモノ言う世界で、先の記念誌の社会福祉法人は組織を強固にし法内事業に取り組み生き残り、片やぼくの所は法をギリギリまで拒否し続けて区独自の法内事業に認めさせとりあえず生き残ったのだった。

しかしそんな経験のおかげでぼくは、数年前に家族やバンドメンバーで沖縄に行き、埋め立て予定地のジュゴンの生息する海を住民達が監視し続けている名護市辺野古を訪ねた時も、札束で人心を買うヤマト政府のやり口とそれに対抗し得る直接的非暴力抵抗運動を観て、これと同じ構図が自分の職場を取り巻く世界にも確かに有り、自分の場所でその仕組みに抵抗し仕組みを拒否して従わぬことがすなわち、本当に辺野古の闘いに繋がることなのではないか?と思えた。

以来、ぼくはぼくの魂を揺さぶるあらゆる抵抗の在り方に影響を受けながら、それを自分の日常に当てはめてやって来た。だから、地域の同業者との付き合いやしがらみに関わることもなく、より強固な政治力を得るべく周囲との競争意識から、組織や事業を大きくすることもなく(そんな気さえ起こさず)ここまで来れたのだと思う。

国政も都政も区政市政も、身近な職域の専門分野の世界にも、あらゆる場面に政治の論理が働き、その中で勝ちを取ろうと人は動き動かされ、事の大小はともあれ、その行為の中でやはり人心は荒んで行く。勝ちを拾ってもまた転がされて、トップに立ってもやがてビリに落ちる。そんな繰り返しの中で良心はすり減りながら利用され続ける。それほどまでに政治の仕組みはもうどうしようもない。と言うか、そもそも政治とはそういうものなのかもしれない。

今回の都知事選もそんな政治世界の一大ショーと言えるのではないだろうか?しっかり見届けてまたも絶望するとしても、各々自分の場所で闘いは日々待ち受けているのだから、方途は限りなく生きている限りあるのだろう。
魂を揺さぶる抵抗の在り方を自分自身に刻みつつ…。

今宵のBGMは、ボブ・ディランの90年発表の「アンダー・ザ・レッド・スカイ」。久しぶりに聴いたけれどなかなか軽快にロックしていてカッコイイ。来日公演チケット一般予約でトライしてみたが取れなかった(涙)。乞う追加公演!

BGドリンクは無調整豆乳でした。ではまた、ロケンロール!

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