周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ412 

2013/12/29
Sun. 23:00

昨日(28日)から冬休みである。

現在の所思いつく冬休みの予定なぞ書いてみようかしらと思い、念のため昨年のこの時期のブログを読み返したら、案の定昨年と全く同じ予定を立てていた。曰く、①遠出しない②森へ行く③DVD等で映画を観まくるの3本立て。

しかも、冬休み初日の昨夜は阿佐ヶ谷あるぽらんに飲み納めに行ったのだが、それまで去年とほぼ同じ(去年は仕事納めの夜に行った)!
我ながら実にワンパターンな年末年始の過ごし方ではあるが(まぁ、夏もだいたい同じ)、行動範囲がそう広くない割にけっこう色んなことを、先立つものが付いてこずとも多少オーバーワーク気味にやり終えつつある1年の終わりは、ホンと出来るだけ余計な事はせずに、今年最後の大晦日ライブにだけ気持ちを集中させて後は家族とだけ、気のおけない仲間とだけで弛緩した時間を過ごしたいのだ。

それで昨日の昼は、絶賛冬休み中で父の休みになるのを心待ちにしていた子どもらと家族全員で、父が兼ねてから計画していたプチぜいたくランチ外出をした。
まず、車を団地から5分とかからない元の川崎市フルーツパーク(現農業技術センター)の無料駐車場に停めて、そこから歩いてよみうりランドの有料駐車場に進入し、広い駐車場の中の葉の落ち切った銀杏並木道をてくてく遊園地内を横目で見ながら、ゴンドラ乗車口まで歩く。

そこで年に一度の大盤振る舞いの散財の時。3歳以上往復一人500円のゴンドラチケットを5人分購入し、地上数十メートルをよみうりランドの広大な敷地を突っ切って京王よみうりランド駅前まで行くゴンドラにみんなで乗る。
このゴンドラからは、観覧車のてっぺんにの高さには遠く及ばないものの、それでもかなり見晴らしの良い景色を楽しめ
る。しかも、ワイヤー1本で吊ってある状態はなかなかスリルがあり、子どもは遊園地の乗り物と同じ感覚で興奮する。
実は、このゴンドラは茜がモノ心ついた時からぼくのとっておきの子どもたちとの遊びコースであり、遊園地嫌いの父が、入園料をかけずに子どもを遊園地に行ったような気にさせられる手段として考案したのだ。

子どもが増えるに伴い家計の都合でさらにケチになり、4歳にして今回初ゴンドラとなった波留も予想通り大興奮でゴンドラ車中ゴキゲン。
父も素晴らしき家族サービスの実践を自負し大満足。家からすぐそばで、しかもしつこいけれど最小限の出費で遊園地気分。ケツの毛までむしられるTDLじゃこうは行きません(とは言え、原発の父正力松太郎が本場ディズニー対抗意識丸出しで造った(先日東京新聞の土曜版で特集されていた)歪んだ夢の跡でもあるよみうりランドがアタシは決して好きなわけじゃない)。

そして、京王よみうりランド駅前のバス通りにある昭和の佇まいマンチクリンの蕎麦屋「矢車そば」の暖簾をみんなでくぐる。
以前一人で入った事があって、ここの自家製麺と出汁の効いた少し薄味のつゆの素朴な田舎風の味がぼくは気に入っていた。
以前もそうだったが、店内のお客は近所に住んでいると思われるお爺さんばかり。ずるずるとそばをすする音をさせながら、何とも陽だまりのゆるい時間が流れている。

言わずもがなだけれど、ファミレスの騒がしい雰囲気より断然ゆっくり食べることが出来る(ドリンクサービスなんか愚の骨頂だ。落ち着いて食えやしない)。
子どもらと母ちゃんは力うどんを、父は一生定番のたぬきそば大盛りをずるずる食べながら、「最高だろ?おい」と子どもら一人一人に声をかけまくる。あくまでぼくにとって、大好きな場所での家族との最高の一時。

帰りはゴンドラ駅前の楽器メーカーKORGの本社ビルを冷やかして、店内の楽器を眺めてから復路のゴンドラに乗る。
復路はガクンガクンと最初にゴンドラが急上昇するのでまたまた子どもらは大興奮。
遊園地内に入ると、真上や真横を走り抜けるジェットコースターに遭遇。冬晴れで澄んだ空は新宿都庁群からスカイツリー、さらに遠く我が故郷の筑波山までくっきり見せてくれた。

ここまで完璧に思えた我が家の冬休みのレジャーだが、ゴンドラを降りて「さぁ、フルーツパークに戻るぞ」とぼくが一声発したとたんに波留が「エ~ッ!もう終わり!?遊園地は!」と怒り出した。全てを知っている長女の茜が騒ぐ弟に「遊園地には入らないんだよ。ゴンドラだけ」と言って聞かすが、「嫌だ!全然つまらない」と収まらない。挙句に母ちゃんにパンチをして憂さを晴らす始末。「おめぇ、ぜいたく言うな!こらっ」と父がいつものように怒れば「父ちゃんは嫌いなんだよ!バカ」と口ばかり達者な親子で延々口げんかをしながら、行きと同じ銀杏並木道をてくてく歩く。

やがて、フルーツパークそばの菅さくら公園にさしかかると園内に大きめのすべり台があり、姉と共に遊び出したらそれですっかり波留はゴキゲンになった。子は親を選べない。こんな親父の下ちょっと不憫で愛しい我が子たちである。

その夜、父はあるぽらんへと飲みに出かけ、夜中の帰り道一人良いコンコロ持ちで歩いていたら、長女の茜が書いた短歌が他の生徒の作品と共に学校の門の脇の金網に展示されていることを昼間聞いたのを思い出し、ちょっと回り道をして娘の通う小学校前を通ってみたら、筆ペンで書かれた茜の作品を見つけることが出来た。

“団地から 春夏秋冬見える森 季節を伝える大事な役目”

酔っていた父は、大きな声で2、3度読み上げてだんだん泣き声になってしまった。どうも夜中一人の帰り道は泣くな~。
みなさんもどうぞ良いお正月休みを!

今宵のBGMは、ボブディランDJのFMラジオ。来年春の来日、行きたいなぁ…。13,000円だなぁ…。今宵はこれから小津安二郎の名作「東京物語」を観ます。

BG酒は以前コマツさんからいただいたラム酒お湯割りでした。ではまた、ロケンロール!

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