周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

阿佐ヶ谷あるぽらんでの熱いライブの翌日、8日は地元の9条の会や新日本婦人の会の共催で、日本が真珠湾攻撃をした日に「戦争を語り継ぐ」向ヶ丘遊園駅前の小さなイベントに出演。

この地域のイベントに、ぼくと母ちゃんは子どもが生まれる前からもう15年近くほぼ毎年参加している。
この10数年の間に、9.11テロがあったりイラク戦争があったり、第一次の安倍政権時の教育基本法改悪があったりとMCでしゃべりながらあらためて、世の中の悪しき方向への流転に思いを馳せ、そして今また秘密保護法が強行採決されたこの国の、この川崎市多摩区の小さな場所で、道行く人たちを前にぼくはソロで歌った。

今年は今までと違って、我が家の母ちゃんも実行委員からスピーチを頼まれ、「嫌だ嫌だ」と言いながら数日前から夜中一生懸命原稿を書いておった。
そして当日は、子どもたち3人が見守る中母ちゃんがスピーチをした後にアタシが1曲歌うという、これまでほとんどやったことのないレアな夫婦共演をすることになった。

母ちゃんは、今回の秘密保護法が戦争出来る国への道作りの一環であることを、やはり近所の貴重な戦争史跡である旧陸軍登戸研究所で戦時中に行われていた諜報および防諜活動に関連させてしゃべった。
曰く、戦争とは目に見える爆撃だけではない。市民が国の都合による秘密の下に徴用され、日々の普通の生活の中で偽札を作らされたり、和紙とこんにゃくのりで風船爆弾を造らされたり、挙句毒薬製造にも携わるなど、普通の暮らしに忍び寄りその平和な暮らしを侵して行くものであるから、私たちは暮らしの中に音もなく忍び寄ってくる「戦争」に気付かなければいけない。そのためにも歴史に学ばなければいけない。と、まぁだいたいそんなことを訴えた。

さすが、我が同志である。良いこと言うなぁと感心し、やっぱり母ちゃんについて来て良かったと思った(笑)。ちょうど、この日の東京新聞川崎版に登戸研究所資料館長が「スパイ防止の防諜と、スパイ活動の諜報は表裏一体。諜報の強化につながると知ってほしい」と、秘密保護法への批判文を寄せていた。

その後ぼくは、前日のあるぽらんで初披露したばかりの「これまでもこれからも」を思いきり駅前に響かせ歌った。不思議なもので、前夜若い人たちとこの歌に込めた思いを分かち合えたせいか、自分の書いた言葉(歌詞)にさらに確信を込め、なおかつ自分から少し突き放して歌えた。歌はホンと生き物である。人に聴かれてどんどん変化して行くのだ。もはやこの歌はぼくだけの歌ではない。

さらに別の人のスピーチ(2時間の間に入れ替わりで色んな人がマイクを持って語る)の後、さらにもう一曲「反対ロック」を珍しい弾き語りバージョンで歌う。歌う前に「秘密保護法が通ってしまったこれからは、もう大勢集まらなきゃ反対を言えないのではなく、一人で言う勇気をみんなが持たなきゃいけない」と言ってからやはり思いっきり歌った。この歌歌詞もなかなか直接的なので、道行く人がけっこう立ち止まり振り返り聴いて行ってくれた。

長女の茜はデジカメで撮影係をやり、途中子どもらもメガホンを借りて「秘密保護法反対!」の声を上げた。意外にも4歳の息子波留がけっこう通る良い声でコールするのに感心。ふと、こいつが長じてギターを持って歌う姿を想像してしまう。

イベント終了後、ぼくは家族と別れギターを持って昨日に引き続き連日の阿佐ヶ谷へ。
今夜はあるぽらんの恒例大忘年会。もちろんソウブラのミニライブあれば、常連仲間のアイリッシュバンド“モンロー”との共演もある。とにかく歌いまくりの週末。明日は仕事(つまり休みなし)、でも声は出るし何より楽しい。ざまぁみろ!(何のこっちゃ)大晦日まで駆け抜ける!!

このあるぽらん忘年会での大饗宴ライブの模様は、大橋さんが撮影してくれてソウブラギャラリーでご覧になれます!とにかくあるぽらんオールスターバンドによる「結風」が素晴らしすぎる(笑)。
とにかくあるぽらんの酒仲間たちとの楽しい酒でした(劇団チャリカルキの座長ビーグル大塚さんも来た!)。最後極私的なトラブルがあって1次会のみで帰宅したけれど、熱く燃えた悔いなしの秘密保護法強行採決直後の土日であった。

今宵のBGMは、ボブ・ディランのザ・バンドとの74年のライブ盤「偉大なる復活」。
今週に入って、ディランの名曲「見張り塔からずっと」を訳したくてたまらないモード。いつ聴いても気合いの入るロックなライブアルバムです。

BG酒はホワイトハイボール、ではまた、ロケンロール!
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2017-07