周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

12月7日ONE LOVE高江 特派員報告会ライブ終了! 

2013/12/09
Mon. 21:31

今年の6月15日に開催された、ソウブラも参加したワンラブ高江フェスin高円寺により、オスプレイが離着陸するヘリパッド建設反対運動を続ける沖縄の東村高江に無事特派員を送ることが出来て、この日の阿佐ヶ谷あるぽらんでの報告会に繋がった。
まず何よりぼくはそのことがうれしかった。

自分たちの関わった志あるイベントの火が燃え続け、それがちゃんと実を結びその収穫をみんなで分かち合うことが出来た。それこそが、人が、殊に何の力も持たない庶民が成し得る最良の事であり、力づくや権謀術でしか事を成し得ない為政者や権力者には逆立ちしても味わえない生きる幸せだ。

ちょうど秘密保護法案の強行採決翌日、この日の参加者、つまりワンラブ高江の仲間たちのほとんどは夜中にまで及んだ前夜の国会包囲&デモに参加していたぼくより一回り以上年下の若者たち。
その彼ら彼女らを前に、おっさんは何を歌えば良いのか正直ギリギリまで迷い悩んだ(歌う曲は当日の朝やっと決まった)。

ぼくはその週、木曜日の夜は青山CAYで、来日したアイルランド最高のアコーディオン奏者シャロンシャノンが率いるバンドの予想以上に最高だったライブを楽しみ、翌日も国会周辺には行かずに我が師匠豊田勇造さんのライブを観に吉祥寺マンダラ2に向かい、ライブ三昧で過ごした。
もちろん、法案の行方も国会周辺の様子も気にはなったが、ぼくはいつも通りにやらなければならない仕事をし、自分の意志でライブに行くことを選びそれを心から楽しみ、力と刺激をもらった。

特に師匠豊田勇造&続木徹さんのライブ(全曲リクエストライブ!しかも、その場で1曲ずつ客が曲名を書いた用紙をステージの勇造さんと続木さんに渡し、それを絶対拒否しないで演奏するという、超スリリングなライブ)は、こちらの期待と想定を軽く越えて来た素晴らしさであった(毎度、師匠のライブはそうなのだ。もう少なくとも100回以上観ているはずなのだが、毎回越えてくる!)。

こんな時に歌うたいは何を歌いどんなライブをすれば良いのか?ぼくは勝手に師匠のライブにその答えを求めていた。
そして、その答えは師匠と続木さんが生み出したこの夜限りの軽やかで熱く、人を魂からポジティヴにさせてくれるライブに明確にあった。それは、打ち上げの席での続木さんの言葉でもあるけれど、「流されない持って行かれない歌をちゃんと歌うこと」それに尽きた。

それはぼくで言えば、法案がどうなろうと国会周辺がどうであろうと、先日ここにも書いた自分のやり方で自分の歌を歌うことであった。考えてみると、一人一人がそう生きることこそ、まさに秘密保護法を骨抜きにし政治の茶番に引きずられずに生きる事ではないか。

そんな気持ちで臨んだ翌日のあるぽらんライブ。
予想通り、何とも言えない残念でならない雰囲気や悔しさと疲労感がどうしても漂う中、それでもこの日の特派員報告会は始まり、現地に行った若い女性の感性伝わる瑞々しい話にぼくは引き込まれた。

ぼくらを含む仲間によって、まさにヘリパッド建設反対運動のただ中に在る高江に特派員というある種微妙な立場で訪れた彼女の視点は、プロの運動家ややたら現地に詳しい沖縄オタクのヤマトンチューのそれとは違い、驚きやとまどい、素直な共感によっていてとても分かりやすく、話には自分が現地に行って感じているような親近感があった。
ぼくは、6月の自分の参加したイベントがこの報告に繋がったことに大いに納得ししっくり来た。ソウブラが彼女の報告の後に歌うことが必然であるように思えた。

そう思えて歌うライブが悪くなろうはずがない。
そしてこの夜は何より、若い参加者たちがソウブラの音楽を受け入れ、とっても解放的に楽しんでくれているのがあるぽらんの小さなステージに伝わって来てぼくは大感動であった。アタシの歌が若い人たちに通じる!これはかなりうれしいことであった。

あらためて、ずっと自分の気持ちに正直に感じたままを歌詞にして来て良かったと思った。売らんがため、ウケを狙って書いたことなど一度もなくてホンとに良かった。
そんな気持ちも込めて、この日のライブでぶっつけ初披露した新曲「これまでもこれからも」を歌い、これがまたなかなかの出来(自画自賛)で、終演後の打ち上げでもこの歌非常に評判良かった。しつこいけれど、若い人から「私が感じていた気持ちそのものです!」なんて言われたら、もうそれだけでおじさん幸せの極致なのです。

この日体調の悪かった梅ちゃんも最後までがんばってくれて、ソウブラメンバーがまさに一丸となって、この確実に一段と世の中が悪くなった記念すべき?日に、あくまでソウブラらしい政治を嗤うポジティヴバイブレーションを込めたライブをやり切ったことは、きっと忘れないだろうと思う。

そして歌は流されなかった。

ワンラブ高江のみなさん、本当にお疲れさま!良い時間をありがとう。ソウブラはこれからもみなさんの仲間です。よろしく!
今年の最後にまた一つあるぽらんで忘れ難い良いライブが出来た。佐々木さんありがとうございました!

ソウブラONE LOVE高江 特派員報告会ライブセットリスト
①解放の歌
②俺たちの世界
③新しい日々
④さよならバビロン
⑤歩け 詩 西原裕美
⑥これまでもこれからも
⑦反対ロック
⑧おもい 琉歌 桑江淳
⑨廃炉!
~アンコール~
⑩結風
スポンサーサイト

[edit]

CM: 2
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

沖縄より
自分たちの生命守るためいろんな情報調べて公開することが犯罪なんて…五十嵐君やみんなが先に捕まっちゃうのね(笑)もちろん私もですが!それでも今まで通りに唄ったていくみんなに励まされてます。こちらも得意の愚痴を発信していくこと決めました。ちゃっちい抵抗になると思うけど、笑いながら見てて下さいね。
なにがあろうと、みんなの唄残波の崎で聴いています。今度生で聴きに来ます。絶対!
いつも愚痴コメントでスミマセン。アナログ人間で覚えたツールだけ使ってます

くわえ #- | URL | 2013/12/10 23:40 * edit *

川崎より
くわえさん、お互い大いに愚痴を発信しましょう!
たやすく拡散し繋がった気になるつぶやき(ツイッタ―)などと言う半端なヤツよりアナログの方が断然良いです。法だとか政治とか民主主義がどうであろうと、思い切りねちっこくしたたかに個人のやむに已まれぬ“おもい”を発信し続けるちっちゃい抵抗(反対)こそ、自分を生きることだとアタシは信じてます。
楽しみにしておりマス!!

五十嵐正史 #- | URL | 2013/12/11 22:36 * edit *

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/618-f5bc151f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-10