周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

3月16日、17日の備忘録 

2011/03/17
Thu. 23:43

昨日(16日)、今日(17日)と、朝はいつもより20分早く出て、登戸駅での入場規制前に滑り込み、すし詰め南武線電車にぎゅうぎゅうつぶされながら、なんとか通常の時間に作業所に行けた。
けれど、行きは良い良い帰りは怖いのわらべ歌にあるように、帰りの帰宅時間ラッシュ時に通常の5割程度の電車運行本数はなかなかきつい。
入場規制された上でホーム狭しと並ぶが、武蔵小杉駅に入って来た時点ですでに満員の電車に、さらにホームにあふれている乗客が乗り込もうとするのだから、もう押し合いへし合いの極地。ぼくも、10分に1本の電車(当然遅れる)を寒風吹きさらしのホームで待つのはつらいので、思わず満員の車内に突っ込もうと試みてしまうが、相当思い切り自分をねじ込まなければ入れるわけもなく、あえなく後退。
昨日は結局2本見送って、やっとすし詰めに入り込んで帰った。

今日は、東急からJRに乗り換える通路で、すでに南武線入場規制のための数百メートルの行列が出来ていて、「改札入るのにこんなに並ぶのかよ!」と、即行で路線を変更し、本数減の東横線渋谷行きを避けて、目黒線で目黒に出て、山手線に乗り換えて渋谷に行くことに。
渋谷から下北沢に出て、小田急で帰宅という算段だったが、なんと小田急も計画停電による本数減で、下北沢でも乗り換え入場規制!
ならばと、そのまま井の頭線で明大前に行き、京王線に一か八かの乗り換え作戦が無事成功!京王稲田堤からバスに乗って、通常の倍の時間かけてやっと帰れた次第。なかなかスリリングな通勤の日々である。

週明けから電車が動き出したので、あぁこれから毎日少しずつでも復旧して行くのだなと思ったのが甘かった。
まだまだこの震災後の復旧、復興は始まったばかり。なにせ頼り切っていた原発がああなってしまったのだから、ぼくらの元々の単純に明るすぎた生活が簡単に戻るわけがない。
地震から明日で1週間。初日は妙にテンション高く何時間も歩いて帰った勤め人諸氏も、そろそろ反動が来ている頃だと思う。
勤め人だけではない。生活を作り支えている主婦も、自分の知恵を総動員させて家族の暮らしを守ろうと日々格闘しているから、当然いつも以上の疲れも出て来る。
子どもらもそうだ。我が家は、3人とも発熱して、一番下の波留だけ熱で火照った顔で遊んでいるが、お姉ちゃん2人は寝込んでしまっている。申し訳ないが父は休めない。
しかも、史上初の複数原発爆発による、放射能汚染の不安までが、毎日終わりの見えない危険な状況で増殖し続けている。

そして、こんな関東の一角で暮らすぼくの何千倍もの厳しい条件下で、生き続けている被災地の避難所の人たち。関東でも真冬並みの、ことさら腹立たしいほどの昨日今日の寒さも、かの地ではさらに酷い寒さ。広い体育館にたった3台の灯油ストーブが夜間の2時間だけしか焚かれないという事実。それをぼくは、花粉症の薬をもらう診療所の暖かい待合のテレビ中継で観る。
これは試練なのだろうか?それとも悪夢か?どっちにしたってこれが紛れもない現実。
この現実の中で、あえて歌う人たち。ぼくの友人であるよう介君も歌う一人だ。
ぼくも4月のライブを、この今だからこそ歌う必然を持ってやるべく、19日リハーサルのスタジオに入る。

今宵のBGMは、タイのスーパーバンド、カラワンの83年発表の「鍛冶屋」。独特の哀愁あるアジアの旋律とボブ・ディランを見事タイで料理したフォークロックナンバーなど、これぞアジアンロックな名盤。アメリカやイギリスでは絶対に作れないロックが堂々とここにある。カラワンと出会えたことが、現在のソウルブラザーズの在り方に、大きな影響を与えている。
BG酒はトリスハイボールでした。どうでも良いけど、品薄なスーパーでも、なぜか酒だけは豊富に売ってます。ヨカッタ!? 
ではまた、ロケンロール!



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この記事に対するコメント

新ハンドルネーム、ヨロシク!

原発問題のニュースに苛立ちを覚える皆様方、YouTubeのこの動画を是非!
68歳の広瀬さんがロックしてます。
YouTube内で検索して下され。
ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」

多分、ニュースの深層 だけでも、上の方にあるはずです。

ちきんベース #- | URL | 2011/03/18 05:36 * edit *

すみません!

携帯からでかたかなが半角になってしまいました。
かたかなは全角です!

広瀬さんの 正しいパニックはするべき という言葉が響きました。

ちきんベース #- | URL | 2011/03/18 05:44 * edit *

五十嵐さん。不沈艦への安否確認コメントが無いゾ?
春のうたのコメント後即のことだった。遠方に居るワイフのことしか考えていなかった。自分はどうなっても良い。早くそばに引き寄せたく、車を走らせる。
どうにかなったけどね。大変だったしこれからも大変だろうけど、真っ向にパンクロックするのみ。
子供らが熱出していると?実家の骨折りジイサンのいきなり電話も影響したか?
今原子力の明るさのなかで~五十嵐さんが和訳したリデンプション・ソングまた違った意味を持つ歌に聞こえる。
油も凍るような東北。五十嵐さんも父に連れられ行ったこと、あったよね。
他でも行ったことあると思うけど。
気仙沼。仕事で長い間出張していたことがある。どうなってしまったのか?無事なのか?解らないままでいる。
春の風漂う季節。庭の梅の花が満開に咲き、暖かい部屋で、寒い状況に耐えている人たちの映像を観ている。何ができるのだろう?ロケンロールミュージックと行きたいところだができない状態にあるので、募金です。
不沈艦しばらくコメントに出てこなっかったじゃないかって?ただ節電していただけです。私は沈みはしない。まだやりたいことたくさんあるので。

不沈艦 #- | URL | 2011/03/18 13:27 * edit *

ちきんベースさん(それにしてもナイスネーミング(笑))、観た観た。
ずっと原発問題を告発し続けてきた広瀬さんの言葉は、実に分かりやすく明快にぶった切ってくれる。飼われていない人間が一番ロックだ。ぼくからもおススメだ。簡単にタイトルで検索出来た。

不沈艦さんのことは父君から聞いていました。無事でなによりです。
オリジナル「リデンプション・ソング」では、「原子力を怖れることはない、やつらに時まで止めることは出来ないのだから」と歌われています。ぼくは「怖れることはない」とは訳せませんでした。


五十嵐正史 #- | URL | 2011/03/18 23:48 * edit *

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