周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ394 

2013/10/25
Fri. 22:35

今日は午前中、毎年大田区社会福祉協議会から、区内障害者福祉施設がいただくポスティング作業(一般のチラシ配りより大分単価が良い)の説明会に出席。

もう毎年の事で、わずか30分ほどの形ばかりの説明会であるが、この時は普段顔を合わせることのない区立施設や民間委託施設など、運営組織も施設規模も種別も全然違う区内施設の多くが一堂に会する珍しい場面でもある。

そういうこともあってか、毎度社協の担当氏は「せっかくなので、自己紹介兼ねてそれぞれの施設の近況などお話し下さい」と我々に促す。
この日もやはりそうで、それぞれが自分の所の施設を紹介する際に、当然のように「生活介護をやっています」とか「就労継続支援B型やってます」などと、障害者自立支援法により再編された事業種別であり、国や東京都などが「新障害福祉サービス」と呼ぶところの、ここ数年で強制的に変えられたであろう事業名を、皆淡々と述べて行く。

「あぁ、確か去年もそうであった」とぼくは思い出しながら、その屈託のない施設職員諸氏の発言に違和感と“むかつき”を覚え出した。
そして、その“むかつき”は年の頃ぼくと変わらないであろう(つまり、ベテランの域に達しているであろう)某施設職員が「ウチは就Bと生活介護の多機能型やってま~す」と、実にチャらく略称使って語った時に頂点を迎えた。

「こんなことで一々ムカつくな」「悪気があるわけではない」ともう一人の自分が言うのだが、溢れる感情は止められない。「お前ら、その事業を規定した自立支援法が憲法違反の法だって知ってるか!?」「良くも恥ずかしげもなくそんなクソ法の事業名を、略称でチャらく語れるな!?」と怒鳴りたくなるのをこらえつつ、自分の紹介の番が回って来て「無認可共同作業所の事業を継続するために、大田区独自の地域活動支援センターとなりました〇〇〇〇です」と、ちょっとプルプルしながら語った。儲けの出ない地域活動支援センターの存在など、彼らの多くは知るはずもないだろう。一刻も早くここを出たかった。

屈託なく現事業を語る者の多くは、きっと日本の社会福祉を根底からひっくり返し、営利事業化させた障害者自立支援法のことを知らないかもしれない。知っていたとしても、それはあくまで、今までもこれからもそうであるように上からトップダウンで指示された絶対的な事の一つであり、それに早く慣れることだけに専心して来たし、これからもそうし続けるのだろう。

それにぼくが一々腹立てても意味はないし、それで何が変わるわけもない。それに彼らは別に積極的に悪法を推進している黒幕ではない。所詮奴隷根性、ただの将棋の、ゲームの駒に過ぎない。嗚呼、またひどい物言いをしてしまう…。つくづく心が狭いなぁと思うが、腹立つものは腹立つ。ぼくはエセ寛容な人間にはなりたくない。

午後からは、我が施設恒例の銭湯会を区内の温泉で楽しんだ(何度も言うが、大田区で唯一好きな所が銭湯である)。それは、自立支援法が出来た時に区の課長がわざわざぼくの所にやって来て「こんな遊びみたいなもの、自立支援法下では許されない!」と言い放った行事である。
数年ぶりに女性も参加した雨中昼間の黒湯の温泉銭湯で、ぼくは内心「ざまぁみやがれ!」と呟きながら、熱い地獄の釜湯のような黒湯に身を沈めたのだった。

今宵のBGMはヴァン・モリソンの2006年発表の2枚組ライブ盤「オースティン・シティ・リミッツ・フェスティバル」。70年代の熱いソウル全開のライブ盤も良いが、最近の円熟サウンド&ヴォーカルのヴァンも最高!
アタシにはこれ(音楽)がある限り、どんだけ腹立てても悔しい思いしても平気。音楽がいつだって魂を救うのだ。

BG酒はホワイトハイボール、先週末DVDで観たアイルランドの青春バンド映画「ザ・コミットメンツ」がすごく良かったなぁ。
27日の日曜日はいよいよ川崎市長選挙。今回の市長選は、今まで以上に市政の現状を自分なりに学んだ。それだけ生活のひっ迫が切実になって来た証拠かもしれない。
結果がどうであれ楽しく生きてやるのだが、君嶋候補以外に入れようとする貧乏人など果たして居るのだろうか?

ではまた、ロケンロール!

※このブログでもリンク貼ってあるさくらさんのブログで、先日20日のあるぽらんライブのうれし楽しいライブレポとカンチ&さくらさんの、今回の素敵でディープな(笑)阿佐ヶ谷滞在記が読めます!みなさんも是非ご一読あれ!!
さくらさん、いつも最高の記念写真と思い出になるレポをありがとうです!

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この記事に対するコメント

またもや久方ぶりです。。

しかしいつも思うんだけど、なんで国やお役所というのはちゃんと現場を熟知した上で法律や条例を作らないんだろうね。最終的に結局は汚い金の問題がからんでくるんだろうけど。。
うちのかみさんがやってる動物保護ボランティアの団体さんの話☆その団体は東日本大震災のあと、福島に入って300~500匹くらいの犬猫を保護したんだけど、2~3匹くらいしか保護してない団体と助成金が同額なんだって。これを国に抗議したら、助成金を打ち切られた・・・とか、そのほかにも「ま~~よくこんなに汚いまねできるな」ってことがオンパレードな話がいっぱいある(嘆)。
結局は本当に国民や弱者のことを考えてる政治家はほんの一握りしかいないんじゃないかな。。。
そういう日本の現状のなかでどう生きるかを考えると、まわりがどういう状況であっても、それに流されず、仏教的な「中道」の感じで生きるのがいいのかなと思うけど、いろんな汚い現状に声をあげていくことも必要だと思うんだよね。
国や政治家が相手だと、相手がでかすぎて諦めの気持ちがでてくる部分もあるけど・・・。でもあきらめたらそこで終わっちゃうからね☆

そうそう、音楽は魂を救うね^^
こっちは最近、フォークトリオ時代のRCサクセションやRCのラストアルバム「Baby a GoGo」、忌野清志郎のソロ、それと彼が影響を受けたオーティス・レディングばっかり聴いてます^^ 
You Tube に彼がライブでジョンレノンの「イマジン」をカヴァーしてる映像があるけど、これはグッときたね~!
オーティスは昔からたまに聴いてたけど、最近はのめり込んで聴いてます。「ガッタガッタガッタ!」(笑)☆

ではそろそろ寝ませう。。。おやすみなさいませ☆



サイクルアニー #- | URL | 2013/10/26 04:21 * edit *

「ソウブラに会いたい」

ただそれだけの阿佐ヶ谷突撃でしたが
…秋ですかね?(笑)
思いを遂げることができて大満足でした。
奇しくも勇造さんの掲げたライブテーマが「完全燃焼」
翌日の裏阿佐ヶ谷といい、さくら、燃え尽きました。(笑)

よっちゃんがね、裏阿佐ヶ谷のことを日記に書いたとお伝えしたら
「五十嵐くんにも送ってください。たぶん悔しがると思うから」って。
みんな懲りないよね。(笑)
あのサンマの骨…ソウブラのみんなに見せたかったよ。(>_<)

楽しかったです。ありがと。

さくら #T/baKjHk | URL | 2013/10/26 14:44 * edit *

サイクルアニー君、元気そうで何より。
お金を第一に考えると、やっぱり全てが歪んで来るね~。
自立支援法の目的も、ただただ福祉予算削減でした(そのために施設を企業化させ、競争の中に放り込み淘汰させるのが目的)。
役所も、それぞれの課で毎年一律の予算カットの%が義務付けられ、末端の職員が我々に「削減」や「廃止」を通告する立場に立たされるわけです。
けれど、こちらもそれで「はい、そうですか」と引き下がるわけには行かない。
考えてみると辛い闘いだけれど、多くを求めず原点からぶれなければ、結構気分良く生きて行けるというもの。
これからもよろしく~!清志郎氏の「イマジン」はすごい。ぼくも初めて聴いた時は唸りました。自分の言葉で歌ってるって。

さくらさ~ん、夢のように楽しいあるぽらんライブでした。
目の前に二人が居るだけで、ほっこりしてしまって(笑)、録音したのを聴き返してみたら、思った以上にアタシ、リラックスしてる(笑)。
なんやかんや慌ただしい日々の中で、ホッと一息付けてどっぷり解放させてもらいました。日記&レポがまた匂ってきそうにリアル、さすが!
永遠のライバルよっちゃんには、今回はちょっとやられましたが(笑)、いつかアタシもあのアパートに泊まってやる(爆)。
身内だから、またいつでも遊びましょうね~。では、来年のイーサンも?

五十嵐正史 #- | URL | 2013/10/26 18:25 * edit *

コミットメンツいいですよね!オーディション開催したら、伝統的なアイリッシュミュージックが来てしまいポカーンとなっちゃうシーンが好きです。アランパーカー監督作品はどれもいいですね。

前田ゆうへい #- | URL | 2013/10/27 23:53 * edit *

おお、まえちゃんも「コミットメンツ」観てましたか!
自宅オーデションシーン、良いよね(笑)。
なんか90年代初めの映像が世代的にドンピシャで、懐かしくてキュンと来ちゃった。ダブリンの街の風景もすごく庶民的な良さがあって…。
アランパーカー作品他は未見なので、また今度探してみます。

五十嵐正史 #- | URL | 2013/10/28 00:23 * edit *

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