周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ385 

2013/09/26
Thu. 23:17

24日から毎晩1時間ほど、28日のスペースCライブに向けた練習を始めた。
それまでの3週間映画音楽付けの毎日だったので、実に新鮮に自分の歌に取り組めている。

こうして次々にライブをこなしながら生活していると、もうそれは暮らしの重要な一部で、ぼくにとって音楽はとっくに趣味の域を超えていることを今さらながら思い知る。
どんな規模の内容のライブでも、客を前にしたらプロもアマもない。同じ厳しさ、重圧の下であらん限りのパフォーマンスをやる責任がある。
断言は出来ないが、若い頃は他人と違うやり方にこだわるあまり、その責任からも逃れようとしていた(もしくは知らぬふりをしようとしていた)ように思う。

だからだろうか?ぼくは現在の自分のやっている音楽、その活動、自分のパフォーマンス、作る歌が一番好きだ。酔うとすぐ出る口ぐせは決まって「今が一番!」そればっかり。
やっぱりなりたい自分には自分しかなれない。例えば大好きなミュージシャンたちの良い所採りをして、あり得ないブレンドをすることだって、それらを吸収する自分だからこそ出来る。もちろん簡単には出来やしない。
ぼく自身、最近ようやくいろんな人からの影響ブレンドの末に、五十嵐正史ならではの味が出せるようになって来たかと思うのだ。

そんな自分たちならではの“味”を出すためにも、2時間強のライブを自分たちだけで創るワンマンライブほど良い環境はない。お客さんは我々だけを観に来て、我々には自分たちの音楽とパフォーマンスしかない。逃げ場はない。誰も助けちゃくれないし、誰も持って行きはしない。それってなんてぜいたくなんだろうと思う。

特にスペースCは、ここならではの親密空間(どこのライブ会場もそうなのだが)を楽しみにして毎回通ってくれる人も居る。そんないつものお客さんの期待に応えたいと思いつつも、ぼくは毎回期待を裏切って驚かせたいとも思う。マゾだったりサドだったりホンとややこしい性格である(笑)。

我が師豊田勇造さんとのライブで毎回素晴らしいピアノを弾いてくれる、ジャズピアニストの続木徹さんが数年前に言った言葉が、現在のぼくの、いや、きっと歌うたいとして死ぬまで座右の銘である。
曰く、「ミュージシャンは必ずしもハングリーである必要はない。けれど常にリスキーであれ」実に深い言葉だ。

28日のライブテーマは「秋」。秋ならではの歌ももちろん歌いますが、初めて歌ううたやあくまで新曲を中心にお届けしますので、一緒にこの秋にしか味わえないソウブラライブを楽しみませんか?

今宵のBGMも、ティム・ハーディン3“ライブ・イン・コンサート”。聴けば聴くほどすごいライブ。特にティムの掻き鳴らすアコギの音がものすごく生々しく、マイクに「ゴツン!」とぶつける音までそのまま入っている。
そして、むちゃくちゃ感情的なボーカル。けれど決して絶叫するわけではない。体の奥底から絞り出している感じなのだ。レニー・ブルースに捧げた「レニーズ・チューン」なんか、この世のものとは思えないパフォーマンスで(ドラッグのせいかもしれないが)、彼が誰にもついて行けない所に独り行ってしまっていることを思わせ何とも哀しいが、それゆえにこのアルバムは美しくもある…。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!


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この記事に対するコメント

エレキウクレレはテレキャスタにしたかったが、まだまだ高嶺の花。
ビミョー嬉しい言葉です。私のパンクライフは、微妙と中途半端、方向性がない事。最後に「バカだね~」と呆れて終止符が打てたら良いな。
そう仕事も音楽も生活も中途半端。みんな、みんな中途半端。
そう言い聞かせないと悔しくて悲しくてとてもじゃないけど活きられないんです。

五十嵐  仁 #- | URL | 2013/09/27 11:00 * edit *

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