周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ363 

2013/08/05
Mon. 21:59

先週末の土曜日、沖縄に住む親友のAが家族で我が家に遊びに来た。

家族4人での東京旅行の初日に来てくれたのだが、長旅の疲れもあったろうに、阿佐ヶ谷のホテルから川崎市多摩区の我が家の団地に到着して車を降りたとたん、団地からも周囲の森からも鳴り響くにぎやかな蝉の声に、Aの息子である5歳のK君は目を輝かせて喜んだ。

親友とは子どもの趣味まで通じるのか、ちょうど我が家の子どもたちもまさに蝉ブームの真っ最中なので、もう夕闇が迫る時間だったが、初対面の挨拶もそこそこに、長女の茜に促されるとK君は喜び勇んで蝉採りに出かけた。

Aによれば、同じ種類の蝉(例えばアブラゼミ)でも沖縄とこちらの蝉では鳴き声が違うらしく、体の模様までが違っているそうで、ちょうど波留が拾って来て宝物のように肌身離さないアブラゼミの死骸を見せた所、背中の模様の違いを説明してくれた(この沖縄とはちょっと違うアブラゼミの死骸をK君は欲しくて、ぼくと母ちゃんから波留に「あなたはいつでも採れるのだからK君にあげなさい」と言っても、波留はベソかきながら拒否して頑としてあげなかった)。

親友AはK君と蝉採りに励んでいるせいであろう、なかなかの蝉博士で、沖縄の山原地方に生息するきれいな緑色をした小型の“クロイワゼミ”のことなどを教えてくれた。
ぼくはぼくで、この団地周辺の森自慢のヒグラシの涼やかな声をベランダから聴かせ、茜と収集した各種蝉の抜け殻を見せてAを唸らせた。いやはや、お互い子持ちになってこんな楽しい会話が出来るとは!これもまた実に“生きてて良かった~♪”な一時である。

すっかり暗くなって帰って来た子どもたち(茜、葉生、K君。波留はK君の妹のMちゃんとの遊びとおしゃべりに夢中)が手にしていたのは、ビニール袋一杯に入ったほとんどアブラゼミと思われる蝉の抜け殻。
はたから見るとけっこうグロテスクだけれど、K君はホクホク顔で手にしており、結局それをおみやげに持って帰った。
子どもが子どもにしか出来ないコミュニケーションで打ち解けて、ちゃんと子どもしている様子は本当に微笑ましい。父は意外と面倒見の良い茜をけっこう見直した。

この日母ちゃんが夕食に用意したのは、シンプルな玄米入りの鮭おにぎりと、ヒジキと大豆やこんにゃく、人参と油揚げの入った煮物に竹輪の磯辺揚げ、トマトといんげん(葉生が学校で育てた鉢植から収穫)のスープ。
このとってもシンプルな家庭料理を、母ちゃんは「今日は賄いのおばちゃんです」と自称して振る舞ったのだが、自分で言うのも何だけれど、これが最高に美味く親友家族と囲む食卓を実にほっこりと和ませてくれた。

子どもたちもパクパク食べてくれたし、Aの奥さんのMさん(A同様、会うととってもこちらがほっこり安らぐ沖縄美人であります。すっかり素敵な良いお母さんになっていて何だかうれしかった~)もたいそう喜んでくれて何よりだった。

大学1年の時に出会って25年、ぼくに沖縄を教えてくれ、今も彼自身の肉声としての沖縄の声をぼくに届けてくれるAとは、直接会うのは彼とMさんの結婚式以来6年ぶりであり、これまでこんなに長期間会わなかったことはなかったのだけれど、会ってみればそんな時間はあっという間に飛び越えて、現在のお互いでまったく違和感なくそれぞれの暮らしを語り合えるのがホンとうれしい。

でもやっぱり一番、Aがぼくらの暮らしぶりを心から楽しんでくれているのがうれしかった。

阿佐ヶ谷に戻ってから、Aとソウブラのタケサンシン君と梅ちゃんも合流して夜中まで美味い酒を飲んだ。
まったく話し足りないから、当然のように「じゃぁ、また今度ね」と言って普通に別れた。

それでまったく書き足りないので、日を改めてもう少し続きも書こうと思う。

今宵のBGMは、マディ・ウォーターズの「シングス・ビッグ・ビル」。
彼の兄貴分にして、シカゴブルーズの顔役でもあったブルーズマン、ビッグ・ビル・ブルーンジーへのトリビュート盤とのことだが、全然マディ節でやっているのでビッグ・ビルとは違う感じ。それがまたイイのです。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

追記 今夜無事に沖縄に帰宅したAから電話があり、帰り着いた那覇で号外が配られていて、またも米軍ヘリ(オスプレイではないらしい)が宜野座村の山の中に墜落したという。いったいいつまで沖縄の地に黒い音を落とし続けるのか!?




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この記事に対するコメント

Aさん子供さんいるんだね。元気そうだ。良かった。


五十嵐  仁 #- | URL | 2013/08/06 20:39 * edit *

可愛い兄妹、我が家の子どもらと楽しく遊んで帰っていったよ。
そんな光景が親父2人はめちゃくちゃうれしかった。

五十嵐正史 #- | URL | 2013/08/06 23:50 * edit *

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