周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ352 

2013/06/30
Sun. 22:49

関西高槻ライブで始まった6月ももう終わり。
6月最後の週末は、怒涛の1ヶ月を大好きな街や森の風に吹かれてゆっくり振り返りつつ、凪のような時間を過ごせた。

ゆっくりと言っても、5人家族で基本的に子どもたちがやかましい中である。
しょっちゅう泣き声、わめき声、文句が飛び交う中、それでも不思議なものでライブ等で忙しい時は、その騒音が恋しくなったりするのだ。

今日は、先週末から娘二人と約束していた5月のGW以来の町田へショッピング。と言うと聞こえは良いが、まず父がディスクユニオンでCDを売り払い、それで得た軍資金で娘二人に臨時小遣いを与え、父は中古LPやギターの弦を調達するという、父の財産であるCDの買い取り額しだいの何とも侘しさ漂うドキドキなショッピングなのだ。

ぼくの月の小遣いのほとんどは飲み代に消えるので、他に必要な経費は出来るだけ別からねん出しなければならない。
以前から1000枚以上あるCDを売っては別の欲しいCDを購入したりしていたが、家族が増えて食費や養育費がかさんで、家計がだんだん苦しくなって来ると共に、最近は自分の所有しているCDへの執着もどんどん薄れて来て、けっこう好きだったミュージシャンのものでも、この先もう聴かないかもと思ったものはあまり躊躇せずに売り払うようになった。「そんなもの大切にしている場合じゃない」ということなのだろうが、これでも多少は父親として家族を優先するという自覚の現れなのだろうか?

10代、20代、30代の頃は何よりCD、レコードに金をつぎ込むことが楽しみだったのに、今はそれより仲間と飲んだり、子どもらと出かけたりすることの方を大事にしている自分が(これが本来ふつうなのかもしれないけれど)、自分でもけっこうおもしろい。人は変わるものである。

で、基本的に父の用事に付き合わされるばかりで放置される町田ショッピングなのだが、娘らは毎度めちゃくちゃ楽しみにする(4歳の息子はまだ連れて行かない)。
ディスクユニオンのそばにある本屋には、彼女らの好きな付録つきの雑誌やコミックが売っていて、そこの本屋は必ずおまけに前月売れ残った付録をくれるのだった。

今日も本屋で二人と待ち合わせにして、父はディスクユニオンに行き持ち込んだ12枚のCDを査定に出し(出す時に毎度「あ、これ出しちゃったか~」と一瞬後悔する)、得た軍資金であわよくば1枚くらいレコードを購入しようと、中古レコードコーナーをあさる。
すると、すぐに時間を忘れてレコード選びに没頭してしまい、結局本屋で待ちくたびれた娘たちがディスクユニオンにやって来る。

「あ、悪ぃ悪ぃ」と言いつつ、父はなおもレコードを片手でサクサクつかんではジャケを確認してさばいて行く。
その父の手つきとスピードに娘らは感心する。娘の世代にとってもはやレコードは完全に過去の遺物であり、それを夢中になって、しかも世の父親の誰よりも不器用であるはずの父が、手さばきよろしく彼女らにとっては不思議な代物であるレコードを夢中になってチェックしている様はなかなか面白いらしい。

果たして本日のCD買い取り額は5,300円であった!

娘に200円ずつ臨時小遣いをやり、次女の葉生は手持ちの小遣いと足してお目当ての「ちゃお」を買い、茜はまだ好きな雑誌の最新号が発売されていないからと今回は我慢した(茜はけっこう財布の紐が固い)。
父は500円でトム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズのLP「サザン・アクセンツ」を購入し、クロサワ楽器でギターの弦を6セット買う(弦は基本的にライブの度に替えるから、その時の買える範囲で買い溜めする)。

町田からよみうりランド前駅まで帰ってから、駅前のラーメン屋「東秀」で遅い昼飯を3人で食べた。
ちょっと前まで、葉生はラーメン一人前は食べられなかったのに、今はペロッと食べてしまう。
安いチェーン店(それでも「東秀」は割と味があっさりしていてまぁまぁ)でも、3人でそれぞれ一人前ずつ食って、他にギョーザ1皿だけ頼んで1,500円くらいかかった。
家族5人での外食はしばらくしていない。って言うか、する時はもう一大決心の大イベントである。
でもそうか、CDをまた思いきりごそっと売れば寿司屋くらい行けるかもしれんぞ、などと思いを巡らしながら団地へのだらだら坂を3人で歩いて帰った。

波留へのおもやげは、町田の大きなブックオフのおもちゃコーナーで105円で売っていた中古の仮面ライダースーパー1の人形で、果たして彼は大喜び。
ちょっと休憩してから、今度は波留も連れて夕方4人で女子大周りの森を歩く。波留はスーパー1の人形持参。
初期ライダーでたくさん登場する通称“コウモリ男マンション”の前で波留とライダーごっこ。森の中ではほとんどぼくが肩車する羽目になり、おかげで相当足腰鍛えられた。

みんなで手を繋いで団地に帰ると、母ちゃんがカレーライスを作って待っていた。
寿司屋に行かなくったっていいやと思った。

今宵のBGMは、本日買ってきたトム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズの85年発表の「サザン・アクセンツ」のLP。
実はこのレコード、ぼくは大学1年の時に学生生協で時々やっていた中古レコードセールの時買ったことがあり、その頃ずいぶん聴いた思い出深い作品。
特にA面1曲目の「反逆者」と最後の「サザン・アクセンツ(南部訛り)」が大好きで、当時「サザン・アクセンツ」を聴いて望郷の思いが湧き、「親父の工場」という歌を書いた。
けれど、いつの間にかこのLPを売ってしまっていたらしく、見当たらなくなっていたのだった。

派手さはないけれど、ひたぶるにロックし続けるTP&HBは好きなバンドの一つである。彼らはずっと前から明確に反核を表明している気骨あるバンドでもある。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、7月もロケンロール!






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この記事に対するコメント

カレーライス(^^)

家族の喧噪とカレーライス,いいですね!
最近カレーつくってないけど,昔は友達親子とカレーパーティーよくしました。
茜ちゃん移動教室のブログも面白かったし,やっぱり家族記事いいです。

スペースCライブのちらし届いてました,すみません!
(下駄箱の上にゴッソリある郵便物を片付けて発見)
大人所帯は入れ替わりポストから取って重ねたり…たまに紛失(^^;)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2013/07/02 22:07 * edit *

スズキさんありがとうございます。
カレーライスの日はやっぱりいくつになっても盛り上がりますね~。

10代の頃は3杯食ってお袋を驚かせたアタシも今は2杯イケません。
その内息子が3杯食ったら、きっと脅威に感じるかも(笑)。
ちなみに息子だけは油不使用の特別カレーなのです。

ここのところ毎晩寝る前は竹内浩三を読んでいます。
新たな発見がいくつもあって、この人飽きさせません。ホンと良い奴です。
21日宜しくお願いします!

五十嵐正史 #- | URL | 2013/07/03 22:21 * edit *

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