周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ347 

2013/06/08
Sat. 23:19

昨夜は2か月ぶりに、仕事帰り霞が関に向かい官邸前抗議デモに参加。

だいぶ日が伸び暑くなってきたので、何となく冬場よりおっくうな感じがしない。
しかし、この日の午後は2時間施設の利用者と重いチラシの束をリュックに背負い、チラシ配りで歩き回った後なので、けっこう足に来ている。

1年以上毎週続くこの官邸前抗議デモ。東京新聞は毎週このデモを伝え続けているし、右翼に妨害されたり国から撤去を突きつけられている経産省前脱原発テントも健在。
昨年の今頃はかなりの人手でなかなか前方まで行けなかったが、ここ最近はスムーズに最前列の方まで行ける。
人数が減ったことは喜べないのだろうが、個人的には、このくらい悠々過ごせる空間の方が元々人ごみが苦手な仕事帰りの身体にはまだ居やすい。

「原発いらな~い」「再稼働はんた~い」「輸出をするな~」「どこにもいらな~い」「再処理やめろ~」さすがにシュプレヒコールは熟練の域に達しており、間髪入れずに選手交代しながら20分近く一気に続ける。
毎週の東京新聞の参加者インタビュー記事で良く言われているように、確かに若者の参加は少ないが、かと言って居ないわけではない。関西から帰って来た2日にはここを6万人が包囲したと言う。

シュプレヒコール後のフリースピーチでは、あるおじさんが「安倍しんぞ~!カミさんは原発反対だってな~!良い嫁さん持ったな~!」と官邸に向けて呼びかけ参加者の笑いを誘った。以前からこの首相夫人は脱原発の言動で有名だが、ここに来てまた話題になっているらしい。

ぼくが思うに、安倍晋三を初めとする現在の復古主義のタカ派政治家連中は、やっぱりかつてのタカ派政治家とは違う、所詮時代に乗った現代っ子?であると思う。
彼の愛する日の丸の下に、古い家族制度に基づく道徳の下に、時の政府の規定した国益(公益)の下に、ましてや個人の独裁の下に民草を従わせて政治をすることなどもはや不可能だろう。もしかしたら、内田樹氏が言うように安倍はそんなことは承知の上で、なんちゃって愛国で本当は国などどうなっても良いと思いつつ、ひたすら地球を滅ぼす市場の「見えざる手」にのみ従っているのかもしれない。

先のおじさんは、スピーチの後おもむろに「君が代」を歌い出し、ぼくは嫌だなぁと思って聴いていたら(ぼくはこの歌をロックにしようがパンクにしようが、とにかく歌詞を聴くのが大嫌い。茶化す意味だとしても絶対に歌いたくない)、「きみが~よ~は、ちよにやちよに放射能汚染、さざれいしの~こけのむすまで放射能汚染」と替え歌にして歌い、そもそもヘンテコな君が代のメロディーが、さらに何とも言えないアホさと哀しみを感じさせ、思わず頷いて聴き入ってしまった。おそらく30年ぶりくらいにちゃんと聴いた君が代であった。そして、この歌の歌詞が初めて嘘でなく聴こえた瞬間であった。

原発事故から2年が過ぎ、脱原発の世論は低下して来たという報道が良くされるが、ぼくは「原発はもう要らない」と思っている人たちは依然多数だと思う(昨年政府に寄せられた9万件の圧倒的に脱原発の声が多かったパブコメ(公募意見)が、安倍政権になってから閲覧出来なくなっているとのこと。連中は明らかに世論を怖れ操作している)。
それでなくても楽にならざる普段の生活の中で、毎週超大規模なデモが開かれるはずなどない。人は当然ながら疲れる。それを変節、転向とは言えまい。
このぼくも、まったくぶれることなく「廃炉!」を歌い続けているが、週末は飲みに行くことも優先するし、運動なんかよりも普段の生活と普通のライブが大切だし、何より疲労を癒さなければ何にも続けて行くことなど出来ない。

相手が疲れを知らない魔人であったらなおさら、同じ土俵には乗らずボチボチ行かねば。
これからも空いている時に、官邸前抗議デモに参加しようと思う。
今は久々に何もない週末を、家族とまったり満喫している。先週の今頃は…南風楽天だったんだなぁ。

今宵のBGMは、ベン・ハーパーの95年発表のセカンドアルバム「ファイト・フォー・ユア・マインド」。
ベンが弾くワイゼンボーン(スライドギター)の音が今日はたまらなく心地よい。どことなくアフリカンなリズムも原始レゲエな感じで、激しいサウンドでないのに力強い。同い年のベン・ハーパー、とっても真摯に音楽に取り組む真面目な人と見た。今度来日したら絶対に観に行こう。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!







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