周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ18 

2011/03/03
Thu. 23:09

天気は良かったものの、冷たい風の吹く、花粉爆裂の1日だった。
寒空の下、夕方から今日も会議に出席するために蒲田駅へ。年度末が近付いてたてこむ仕事と、季節柄落ち着きをなくす人たちへの対応の間を抜けて出かける。当然気分は晴れやかではない。
西口で下りて、工学院通りを向かい風に押され歯軋りしながら歩く。
この通りは昨年来の日本工学院の新校舎建設により、以前の猥雑な面影をまったく留めることなく変わった。
あの蒲田駅前に似つかわしくない、ハリボテのキャンパスライフを演出する芝生とベンチにモニュメント、銀座スエヒロが参入したおしゃれな学生食堂。それらが区民にも解放され、ぼくの作業所の通所者が利用したり、行き場の無い人が休んだりしている。それはそれでけっこうなことなのだろうか・・・ぼくの好みではないけれど。
それにしても、通りを挟むようにして巨大な高層校舎を2棟建てたためか、ビル風の強いこと強いこと。これだけで足はさらに重くなる。

1時間強に渡り、とある精神障害者の入所施設にて、当人と親、保健師を交えて厳しい話し合いをした。
人は誰しも何かに依存する(フリも含めて)ことで、自分の問題から逃げる傾向がある。それは一概に悪いとは言いきれない。
けれど、それがすべてになってしまうと話が変わって来る。歯止めが利かなくなってしまい、破綻をひたすら繰り返して生きることになる。もしかしたらそれも有りかもしれないが・・・。
歯止めが利かない人の歯止めになってあげたい気持ちがあったとしても、実際歯止めになることは不可能に近い、と思う。
では放っておくのか?
ぼくは、数日前から折りにふれて考えていた言葉達を、決して安易には使えない言葉達を、伝えた。

帰り道、自分の放った言葉を引きずりながら、親子について考えていた。子どもが産まれてから、こんなダメ親父でもやはり親の立場で考えてしまうようになった。親がなぜ、あんなにいくつになっても子どものことで感情的になるのか、今なら何となく分かる。自分の子どもだからこそ許せない感情が、ぶつけてしまう怒りが親にはどうしようもなくある。子も悲しいが、親も悲しいと思う。お互い求めるのを止めれば良いのに、せめてどちらかだけでも・・・。

どうにも気持ちが晴れないので、帰り道駅前の1,000円カットで髪を切った。
家に帰り、クラシックラガーを飲りながら、好物のカツオのたたきをにんにくしょうゆでいただく。いつものようにカミさんに今日の出来事を話す。茜は自分が摘んだのらぼう菜(川崎多摩地方特産の菜の花に似た葉物野菜)のおすましを早く飲めとせかす。だれもぼくが髪を切ったことには気付かない。それでも良いと思った。

今宵のBGMは、やはりザ・ウォーターボーイズの2007年発表、今のところ最新作の「ブック・オブ・ライトニン」。あぁいったいこのアルバムからぼくは何曲メロディをいただいただろう。いよいよ地味に、当然のごとく日本盤が出なくなってしまったが、開き直ってロックもアイリッシュもパンクもシンプルに骨太になった現在進行形のウォーターボーイズサウンドは、もうそれで十分!待望、97年以来の来日!!
BG酒はトリスハイボールでした。ではまた、ロケンロール!!

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この記事に対するコメント

ただ一言!
我が身と重ねて涙が止まらない!
ロケンロール!!!

あねご #- | URL | 2011/03/04 00:48 * edit *

不沈艦と呼ぶ名にも関わらず、様々なことに依存して生きています。
親、兄弟、カミサン、ロックバンド、自分の病気・・・。
同じ職場で働いている先輩職員の息子が昨日亡くなりました。
同じ病気を持ち、相談を受けていました。受けてはいたけど、解決策や良い言葉が僕の中にはありませんでした。悔しくて仕方なく恥ずかしくもあり。
なんでだろうか?五十嵐さんの歌「ふるさとの川」が、頭の中で繰り返し繰り返し繰り返しながら先輩のピンチヒッター夜勤務を終えてきたところです。
先輩は苑内内線で、出ない言葉を必死に話されていました。

不沈艦 #- | URL | 2011/03/04 11:36 * edit *

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