周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ329 

2013/04/05
Fri. 23:44

昨日(4日)、我が作業所(地域活動支援センターとは言いにくいなぁ)で請け負っている近隣のマンション清掃中、利用者と掃いても掃いても落ちてくる桜の花びらとガクを集めていたら、ふとチクッとするような軽い心の痛みと共に今夜が盟友飯浜ゆきこの吉祥寺マンダラ2ライブであったことを思い出した。

桜の終わり頃になると、もう10年以上も前からぼくの頭の中に飯浜ゆきこの歌「サクラチル」が流れ出す。
彼女の少し上ずりながらも確かに発せられる“さ~くら~のは~なびらすっかりち~ぃって~♪”という声がどこからか鳴り響いて来る。

ぼくは先日彼女にメールで「この季節は特に飯浜の歌が聴きたくなる。ライブのお知らせ下さい」と告げていたのに、この日の夜は偶然にもスペースCの理事会と重なっていた。
通常の理事会ならキャンセルしてライブに行くところだが、スペースCがNPO法人になって初めての総会を控えた理事会であり、年度替わりの決算のための理事会でもあった。しかも、当初3月末の予定をぼくの都合でこの日に変えてもらった経緯もあって、どうしても欠席するわけにはいかなかった。

先日あさがやイネルに飯浜が来てくれた時に、このことを言いそびれてしまった。スマン!いーはま。またお知らせくれろ。

その夜スペースCの理事会が終わり、スペースCもまた無事新年度を迎えた安堵からみんなで所長のSちゃんの手料理をつまみながら一杯飲んでいたら、話は区役所の今年度の人事異動から公務員の給料に及んだ(スペースCの理事には元公務員、現役公務員の方が居る)。

曰く、何だかんだ賞与は減額傾向とは言えそれでも公務員の給料は民間に比べてかなり良いとのこと。
それはそうだろうと思いながら、話の展開上ぼくは自分の今後昇給はあり得ない給料の手取り額と、当然賞与もカットの現実を多少自虐気味に伝えたら、案の定痛く同情の声が上がり、「何とかしてNPOで儲ける事業は出来ないの?」だの「バンドで稼げないの?」だのと色々助言ともつかないことをほろ酔いに任せて言われた。が、当のぼくときたら「いや、そういう儲けることを考えるのが嫌だからこういう状況になっているわけで…ホンとお金はいいんですよ。そんな要らないっす。楽しくやってるし」と、全然ノッて来ないのでそれまでとなった。

公務員の理事氏は、やっぱり自分たちは給料をもらい過ぎている、恵まれているというようなことを何度か言う。
この人もまた自身の意志で、スペースCのような極小施設の運営に手弁当で協力してくれていることからも、生活保守主義に陥っているわけではなく、持たざる者の存在が視野に入っている。
ぼくはそれで十分と思う。

ぼくは、責任の所在を認めない役人の話法や、時に人を見下す態度に対して強烈な嫌悪と怒りを持ち、出来得る限りの抵抗と反逆を試みる人間だが、公務員そのものが嫌いなわけではないし、言われ出して久しい公務員自体の削減や公務員給与削減にも賛成しない(ただし、定年後も役所仕事にしがみつく再雇用には大反対で、若者に職を回すべきだと思う)。
削減するべきは、権力に近い役所に限らないあらゆる組織の上層部の人間たちだ。

それよりも、お金をちゃんと回すことの方が大事だろうと思う。
公務員だろうと何だろうと、今の社会で比較的高給取りならば、責任を持って良い金の使い方をして欲しい。
巨大資本のカモになるような、アホな金の回し方などせずに、生産者にちゃんとお金が渡りずっと良い物を作り続けられるような使い方、金持ちにはそうする責任と義務があるとまでぼくは考える。それこそが、金を持っているものが出来る社会改革だろうし、ファッキンTPPへの対抗手段でもあろう。

しかし、現実には「まだ足りない」「もっと欲しい」「損したくない」の煉獄に余裕を失くしている高給取り(ミドルクラス)が多いのも確か。元保健師の飽くことない貪欲については以前にここで書いた。

昨晩は帰りが遅かったので家族と話す暇がなく、今夜晩酌しながら母ちゃんにそのことを話したら「普通なら家は共働きしなきゃいけない状況なんだろうねェ」と言う。
ぼくは「な~に、家族5人このまま心にゆとりを持ってどこまで楽しく暮らして行けるか、大いにやってやろうじゃないか!」と言って、今夜の麦とホップを飲み干したのだった。

今宵のBGMは、盟友飯浜ゆきこがギタリストのイタルさんと共に制作した最新アルバム「今日のうた」。
さいたまの江上さんのブログにある通り、このアルバムがミュージックマガジン最新号のインディーズ盤紹介のコーナーでバッチリ評価されて載っています(アタシは「すげぇーなぁ。良いなぁ」と思いながら、登戸駅の本屋で立ち読みしました)。
同世代のうた歌いの中では、一番長い付き合いの彼女。彼女の書く文学性の高い詩にはいつも唸らされる。けれど、その詩も彼女に歌われてこそ一番光る。
ソウブラはソウブラと思いながらも、やはり気になるライバルであります。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!





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この記事に対するコメント

勇造通信

1面に載ってますよ。原稿はレコードのことですが、中面にも全員の名前。

江上 正 #- | URL | 2013/04/06 20:16 * edit *

江上さん、ありがとうございます。その「勇造通信」部屋に飾ってます(笑)。

五十嵐正史 #- | URL | 2013/04/07 00:14 * edit *

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