周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

昨日(10日)は事前の予報通り、3月とは思えない暖かさ(暑さ?)の晴天になったものの、朝から埃と花粉をまき散らす風が強く、前日よりさらに花粉爆裂な1日となった。

久々に家族全員でピクニック気分で、電車に乗って出かけた中原平和公園での「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」。しかし、父はライブのことで頭がいっぱいで子供たちはいつものように母ちゃんに任せっ放し。

10:00にメンバー全員集合し、初めて参加するこのイベントの雰囲気を確かめなつつ会場内を見て回る。
公園奥のメインステージは、あの京都の円山音楽堂を思い出させて(それより一回り小さいが)実に良い感じ。
反対側の公園入口方面には、地面にPA設備とマイク類が置かれたサブステージがあり、その他たくさんのテントが設置されて、脱原発の取り組みや書籍、飲食物の売店等々実に様々のブースになっている。

10:30からのメインステージのリハに行くと、担当のTさんから「逆リハでソウルブラザーズは最後なので、良かったらその間サブステージで歌ってもらって良いよ」と言われたので、それならばと楽器と機材を移動させて、サブステージ脇で独り椅子に座っているPA氏に「やって良いッすか?」と聞けば、「あぁ、どうぞどうぞ」と了解いただき、チャッチャッと準備をして譜面台の立てられない強風の中、「開会前の景気付けに!」と自己紹介して早速ソウブラサブステージライブをスタートさせる。

事前では大きな音出せないとか、ロックはダメとか言われていたが、PA氏はガンガンマイクのボリュームを上げてくれ、公園の外まで聴こえるけっこうな大音量でやらせてくれる。
一般客はまだあまり居なかったが、それなりに面白そうに立ち止まって聴いてくれる人が居て、久々の大好きな路上ともあって、午前中の早い時間というのに結構気分良く歌えた。

メインステージで歌う「廃炉!」を含む4曲をしっかり歌って、メインステージの方に戻ると、結構リハが押している感じ。そりゃそうだろう、なにせ8組の出演者が当日初めて会して7分ずつのステージの音合わせをするのだから。
サブステージで先にやらせてもらって良かった。おかげで肩慣らしが十分出来た。

Tシャツ1枚でリハを見守るぼくに、早速子どもたちにせがまれ焼きそばや餅などの食べ物を買って来た母ちゃんが「父ちゃんビール売ってたよ」と言えば、すぐさま売店まですっ飛んで行ってサッポロ黒ラベルをグビッ!とやって生き返る。野外ライブにはやっぱビールっしょ。って、ソウブラ以外の出演者で他に飲んでる人は皆無だったが…。

そうこうしている内にようやくTさんから「ソウルブラザーズさ~ん!」と呼ばれ、楽器を持ってステージに行こうとした瞬間に事件は起きた。
ギターを肩から吊るしたぼくが動き出した時に、隣のちきんベース君のベースのヘッドのペグ(ネジ巻き部分)がぼくのギターのボディ上の側面に「ガツッ」と当たった。こういうことはこれまでもあったので、「チェッ凹んだか」くらいに思って見てみたら、なんとパックリボディの木が割れていた。「!」一瞬頭が真っ白になったが、今はリハでステージに呼ばれている時、「あ~」と急速に気落ちして行くのをこらえてステージに立ちリハをする。

何でも直前にPAが壊れたとかで、スタッフがとっても大変そうにしているがぼくらは自分たちの音確認をシンプルに済ませ、開演が迫り会場に集まって来た客に向かって少し「廃炉!」を披露すると、リハにもかかわらず拍手をいただく。

無事リハを終えて、みんなに割れた我が愛器、ギブソンJ45ギターの悲惨なボディを見せると、誰もが沈痛な声を上げる。ギター森田だけ「そこやったら別に音に支障はないやろ」と言うので、思わず「じゃあ、お前のギターと取り替えてくれ!」と迫ると「いやや、いやや!」とキッパリ言いやがる。確かに音は鳴った。とにかく「廃炉!」1曲もてば良いのだ。

リハ後ものの10分でいよいよ本番。客席はけっこう埋まり数百人、いや千人はいるかもしれない。
司会の素敵な女性に紹介され、ぼくらはさっそうと大きなステージに上がる(せっかくぼくが事前に送っていた紹介分は手違いでスタッフの手に届かず、当日他のメンバー(タケサンシンか?)が適当な感じで言った「おじさんバンドに一輪の花のロックバンドです!」なんていうちょっとダサい紹介文になってしまった)。

ステージ上から客席を見渡し、ギターから音が出ることを確認したらもう気落ちした状態は消え、パフォーマンスに集中するのみ。予定通り余計なこと(バンドの説明や宣伝めいたこと)を喋らず、廃炉への思いだけを語ってイントロを引き出す。みんなの音がバーンと出る。「気持ちイー!」後はしっかり客席を見つめてひたぶる「廃炉!」1曲を歌う唄う謳う。大勢の客が手拍子をくれ「廃炉!」と歌ってくれているのが見えて、こっちもどんどんノッて来る。
最後はアドリブで引き延ばし、そろそろ7分と思った辺りで「ラスト!」とコールしてせっかく広いステージだからと、助走をつけて決めのジャンプをして演奏終了。充実の凝縮の7分であった。

そしてこのライブも含めた「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」の模様を、IWJというWebジャーナルがユーストリームで動画配信していて早速観ることが出来る。
ソウブラはド頭なので、素敵な女性(アタシのタイプでございます)の素敵な紹介(しつこい)からすぐ観られる。
途中、ぼくの声がデカすぎてかマイクのリミッターを振り切って音が何度か切れてしまうが、それもまたライブと言うことで。とにかくギターを割った直後と思えない涙なくして観られないパフォーマンス!個人的には最後のジャンプが意外と高く飛べていたのがうれしかった(笑)。ちなみに最後、観客に向かって左手を上げて応えているのは、右手が四十肩でよく上がらないからであります(涙)。

みな様ぜひご覧下さい。

ぼくらもライブ後、あまりの花粉のひどさに閉口して(森田君以外みなひどい)午後早々に会場を後にして元住吉の鉄板酒場に行って飲み出してしまったので、これからじっくり昨日の充実したイベントの様子を動画で観てみようと思う。

近所の人が観に来てくれたり、うれしい旧友との再会もあったりしてとにかく出演出来て良かった。
まだまだこれから長く続く原発ゼロへのカウントダウン。時の経過と共にその覚悟を自分に根付かせて、しぶとく歌い続けて行きたい。「しぶとく続ける」それは自分の性にも合っているから。

今宵のBGMもサン・ヴォルトの新作「ホンキー・トンク」。早くも今年のベストアルバムか!
飽きね~ぞ。何べん聴いても飽きない。素晴らしい!ザラザラしたアコギ、ピヤピヤ鳴るスティールギターに乾いたフィドルの音、そしてジェイの渋く叫ばないのにロッキンな声。全然古臭くないのに何十年も前のサウンドにも感じる。それはきっとシンプルな録音方法だからだろう。普通の街に暮らす市井の人々の生活の風景が見えて来る(決してアメリカに限らない)。すごい作品を作ったものだ。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

ソウブラ3月10日原発ゼロへのカウントダウンinかわさきライブセットリスト
サブステージ
①さよならバビロン
②解放の歌
③反対ロック
④廃炉!

メインステージ
①廃炉!(7分バージョン)




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この記事に対するコメント

すまんすまん×2

すまん  木目に沿う角度でペグが入ってしまったみたいでー、本当割れるとはー(汗)

すまん ダサい紹介は僕、でも、『おじさま』と『花、一輪』はリーダー好みの司会の娘のセンスなのだよ。

動画は『原発ゼロへのカウントダウン』でググると5番目くらいに出てくるね、IWJさん感謝。分割されているけれど、一番上ので本当にすぐでした。 リハで、バランスみてくれるマネージャー募集して(笑)

お疲れ様でした。そして、すまんすまん×2

ちきんベース #- | URL | 2013/03/12 03:27 * edit *

同志ちきんベース、気にすることはない。
今夜仕事帰りにお茶の水に持っていったら、すでに反対側が1か所割れとった!それは明らかに以前アタシがぶつけた所。
つまりこれまでもすでに割れた状態であったということ(笑)。
でもバッチリ直りそうなのでまずは一安心。
それにしても、5万円台とかでPU付きのギルドとか置いてあって、思わず「1本行っとこか~」という心の声に必死に耐えて苦しかった~。お茶の水は怖い街だ。
16日は、久々の意外なあのギターでスタジオ行きます。

五十嵐正史 #- | URL | 2013/03/12 23:11 * edit *

ギターお大事に!
とはいえ、ギターも順調に戦歴を重ねていきますね。
いいリペアマンに出会い、さらに良いビビリ具合になって帰ってきますように!

あるぽサトー #JalddpaA | URL | 2013/03/13 01:25 * edit *

あるぽサトー君、ありがとう。
そう、ビビッてなんぼのギブソンギター!
でも、24日のあるぽは、どっかで見たことあるあのギターでやる予定。
ぜひ観に来て!

五十嵐正史 #- | URL | 2013/03/14 00:01 * edit *

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