周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

新宿都庁前ライオンゆうあい会ライブ終了! 

2013/01/28
Mon. 23:14

昨日(27日)は、呼ばれるようになってかれこれ6年目になる、東京都育成会関係の知的障害者当事者会である「ゆうあい会」の新年会ライブであった。

毎年老舗銀座ライオンの都庁前店に、スーツにめかしこんだ会員の人たちと、育成会職員や理事と来賓の面々が集まり、昼から午後2時までの2時間、酒飲み食事をするというもので、ソウブラは宴の後半に会場にある雛壇のようなステージで歌う。

例年の如く、今年も会場隅の来賓席にバンドで陣取り、ライブまではとにかく差し入れられる銀座ライオンの酒を飲んでだべりながら出番を待つ。
それでなくてもご馳走になる酒は美味いのだが、特にこの銀座ライオンのサッポロビールの美味さったらない。なにせ泡まですこぶる美味いのだから、ここ最近家では“麦とホップ”ばかりのぼくなどは、思わず泣きそうになるほどビールというものの美味さに感動してしまう。
そんなわけだから、必然とゆうあい会ライブは1年で一番ビールを飲んでからのライブとなるし、ゆうあい会ライブ=美味いサッポロビールという覚え方をしてしまう(卑しいなぁ)。
果たして今年も出番前に、ソウブラでピッチャー二つくらい空けての良いコンコロ持ちライブとなった。

どんなイベントでもそうだが、毎年出演しているとそのイベントの主催団体の変化というものが見えたり感じたりする。
出演し始めた頃のゆうあい会新年会は、参加者が今より多くて、それだけお偉いさんの来賓の数も多く(都の幹部役人は常連で議員とかも居た気がする)、来賓あいさつが長くて偉そうで(2時間の会の半分は挨拶だったんじゃないか?)、それが実に退屈極まりなかった。
折から障害者自立支援法が施行された時期とも重なり、特にぼくは全国組織程でないにしろ、法にキッパリ反対しない東京都育成会に対してもトサカに来ていたので、酒をゴチになりながらまるで(来賓に)ケンカを売るような挑発的な態度でライブをした(もちろん、ソウブラはこういうイベントに乗り込んで、客を無視して自分たちの政治的主張だけを歌ってゴロを巻くようなバンドではないので、あくまで楽しいライブにした(はず))。

そんなソウブラを6年も続けて呼んでくれたゆうあい会のみなさん。
毎年ここでのライブを楽しみにしてくれる人も居て(髪の毛が去年よりさらに白くなったと言われてちとショックだったが)、今年は特に、今まで以上に良い感じでこじんまりして変な緊張感もなく、休日参加の職員の面々もどことなくくたびれた感じが自然なゆるさを醸し出していて、ぼく自身居心地が良かった。みんな無理をすることはない。このご時世に福祉の世界だって例外でなくそうそうがんばれるわけがない。競争ばっかりしていられない。

そんなわけで、今年は初めて参加者全員に対してやわらかい気持ちで歌えた気がするゆうあい会ライブであった(それでも「反対ロック」では、もちろん“自立支援法に反対!”って思い切り叫んだぞ)。
MCでも言ったけれど、こんな言いたい放題のバンドを毎年呼んでくれて本当にありがとう。最後にみんなで歌いたいからとリクエストがあった「世界で一つだけの花」という歌も「あの歌は大嫌いだから」と断ってしまうソウブラだけど、あんなクソ歌よりもっと良い歌一杯歌うのでこれからもヨロシクです。

午後2時で新年会が終わった後は、タケサンシン山村君と梅ちゃんの元上司であったH川さん(この人が園長時代にソウブラの出演が決まった)も一緒に、今年はション横でなく新宿西口にある24時間やっている居酒屋「やまと」へ移動してさらに飲む。
なんとこの店、生ビールと角ハイボールが1杯たった180円!(他の飲み物は割と普通の値段)で、それを目当てにやって来たのだが、すでに美味い生ビールはたくさん飲んだので、ここでは角ハイボールをひたすらいただきながら、久しぶりのH川さんとみんなで飲み語る。

H川さんは、育成会の管理職でありながら全然偉ぶる所がない自然体の気さくな人で(そして、大変優しい人である)、何より我ら同様酒好きであり、お互いだんだん呂律が怪しくなりながら何の分け隔てなく気持ち良く語り合った。
ゆうあい会ライブでは2年ぶりに観るぼくらのライブも、すごく楽しんでくれたみたいで(「アンタの歌詞良く聴いてみると、ずいぶんテキトーなこと言ってやがるなぁ」なんて笑って言ってくれて、ぼくは変に歌の内容を深刻に受け止められるよりよっぽどうれしい)、特に元部下で大変お気に入りであった梅ちゃんの充実ぶり、バンド内での急成長とライブでの存在感にはかなりグッと来ていたみたい(笑)。

「俺たちどんだけ飲んだんだ」と言いながら外へ出ても、まだ午後6時過ぎ。それでも6時間は飲んでいるのでさすがにみんなヘロヘロになって、楽器と機材を引きずり家路についた。
H川さん、ご馳走様でした!!良い一日だった~。

今宵のBGMは、パティ・スミス1975年の記念すべきデビュー盤にして大名盤「ホーセス」。高校生の時LPで買ったけど、最初はちょっと難解だった。けれど、1曲目の「グローリア」のピアノのイントロにはゾクッとしたし、「キリストが死んだのはアタシの罪のせいじゃない」と歌う、不穏でふてぶてしく繊細なパティの声にはやられた。
御年66歳のパティは、死んだお袋と同い年。しかし、23日に渋谷AXで観た彼女は、まるで無垢な少女のようであり、慈悲深い母親であり、何より強い魂を持ったロケンローラーであった。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!

ソウブラゆうあい会ライブセットリスト
①新しい日々
②さよならバビロン
③ゴールウェイ・ガール
④反対ロック
⑤結風
⑥上を向いて歩こう
~アンコール~
⑦そこからロック



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