周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ300 

2013/01/17
Thu. 23:36

今日は夕方、区内の精神科某クリニックのワーカーさんと事務職の方が職場に訪ねて来た。

要件は、今後そのクリニックを運営する医療法人の新たな事業展開について、ぼくの意見を聞きたいというものであった。

そもそもぼくに事業展開の意見を聞くという時点で、その事業は大丈夫かいな(笑)という気がするが、ワーカー氏は以前から、我がNPO法人が年2回発行しているブルーズで辛辣で愛のあるニュースの読者であり、障害者自立支援法にテッテ的に抗して来た我々への支持を表明してくれている奇特な方である。
年末に発行した新たなニュースで、作業所廃止後の生き残りをかけた来年度に向けたぼくらの動向を読み、連絡をして来たのだった。

ニュースを発行すると、毎回このような反響が少ないけど確実にある。
先日は、これまた陰に日なたに我らへの協力を惜しまないN区議会議員(所属政党唯一の議員であるが、区議会議員選挙では毎回かなりの高得票で当選する。現在4期目)の発行しているニュースに、作業所補助金制度廃止の愚行を嘆きつつ最後まで残ったものが居たことを伝え(我々のこと)、自立支援法が名前だけを変えた4月からの総合支援法を批判する記事を書いてくれた。

この方もそうだが、ふだん一緒に活動しているわけではなく、定期的に集まっているわけでもない、けれど、ぼくらの主張をきちんと受け止め、それに自分の声で立場で返してくれる人たちが居る。
こういう人たちの存在は、「ネガティヴキャンペーンばかりして、どうしてみんなと一緒に出来ないのか?」だの「五十嵐一派」だのとアホくさいレッテルだけ貼って、まともにこちらの批判を受け止めることのない同業他者にうんざりしている中で、実に清々しい気分にさせてくれる。

結局1時間半に及んだ今日の会談は、こちらからはなかなかうかがい知ることの出来ない医療現場の実態なども聞けて実に有意義であった(経営理念、成果主義の徹底は当然福祉の現場だけでなく医療の現場もまた相当厳しい。つまり、あらゆる分野において例外はなくなっているということだろう)。
特にワーカー氏が関わっていた元作業所が(そこは私も知る所である)、元々自立支援法への抵抗を標榜していたのに、ある日突如事業移行を決めたいきさつなどは(関係者は寝耳に水)、まさに当時の区の担当課長が「移行を決めてくれたら望みを叶えてやる」と露骨に言いながら、ぼくの職場も含めて一か所ずつ全作業所を訪問した時のことであり、札束(と言ったってたいした額ではない。多くが手狭な作業所の移転先を確保してやるといった飴であった)になびいて、区のタイムスケジュール通り動かされた典型的な話だったので、聞いていて何だかおかしくて笑ってしまった。

そういう飴もなにも全部きっぱり拒否して、こうしてとりあえず生きながらえている我々を、ワーカー氏は「いやぁ、良いですよ」「闘ってきたからですよね」と評してくれたのだが、ぼくは「最初に残りかすになることを目指した。長いものに絶対巻かれるだろう他と横並びになることをまず切り捨てた。そこにのみ行きたい道が出来ると思えたから」「後は単独発言、単独行動をひたすら徹底した。おかげで埋もれずに済んだ。今のところは」と答えた。

いつもの帰り道「ちょっと偉そうなこと言い過ぎたかな。これで来年度つぶれたらざまぁねぇ~な」と、ちょっとだけ反省しながら、いまだ凍ってツルツル滑る団地の夜の坂道を、それでも早く家に着きたくてぼくは急ぎ足で下りて行った。

今宵のBGMは、パティ・スミスの2007年発表のカバーアルバム「トゥエルヴ」。
ジミヘン、ストーンズなどのカバーに交じってティアーズ・フォー・フィアーズ(「ルール・ザ・ワールド」)など、意外な選曲もあるけど、パティ節で歌われたら全て良くなるからさすがです。
特にニール・ヤングの「ヘルプレス」とボブ・ディランの渋い選曲「チェンジ・オブ・ザ・ガーズ」(大好きな曲)は、秀逸です。寒い夜にとにかく沁みます。嗚呼!いよいよ来週ライブだ~!ドキドキして来た。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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