周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ283 

2012/12/11
Tue. 23:53

仕事帰りに、今夜も団地近くの生協に寄る。

買い物カゴには、ここ最近毎日入っている「寺尾台店存続のためにご協力を!」のチラシ。
11月20日現在で84万円の赤字を抱えており、お正月商戦が勝負であるからぜひ年末年始は生協寺尾台店でお買い物をと、ストレートに窮状が訴えられている。
それでも生協寺尾台店の営業危機は、ぼくらが越してきた頃から言われているので、一つのブルーズな生活環境の風物詩と言えなくもない。
そういうお店と親和性があるのも手前らしくて良いやと何やらほっこりもして来る(自慢ではないが、ぼくは行列に並んで買うような店で物を買ったこともなければ、行列の出来る店で食ったこともない)。

しかし、我が家はそもそも産直以外の、食材と日用雑貨の買い物の99%をここで済ませているので(遠出の買い物もウィンドーショッピングもほとんどしない)、もはやこれ以上協力のしようがないなぁなどと思いつつ、このブログを書きながらかじるおしゃぶりイカや炭酸水、納豆と生協白菜キムチという定番の買い物を済ませ我が家に帰れば、母ちゃんがちょっと深刻な顔で「生協、今度はホントに危ないみたい」と言ってくる。

以前にも書いたが、団地の住人もけっこう生協で働いているのでそこらへんの情報は我が家にも入って来る。
「そうかぁ…」と呟き、今夜も銀杏をアテに“麦とホップ”を飲めば、ビール恋しさと共に一抹の寂しさが湧いて来る。
この団地に住んでいて、近所の生協がなくってしまうとホントに不便かつ寂しくなる。
近所には他に、通学路でもある80段近い団地の階段(通称大階段)を下りた所にローソンとセブンイレブンがあるのと、さらにそこから5分以上坂を上った所にYストアがあるが、風情と地域密着度は比べるべくもない。

この間数年前のギョーザ問題など、なにかと不手際も多かった生協だが、それでも生協という言葉の中にあるただの利潤追求じゃないニュアンスには、スーパーにない魅力をぼくに感じさせる。
そんな場所が、大好きな森に囲まれたあくせくしてないこの街からなくなるのは…あまりにツライ。

そんなこんなをツラツラ思いながら晩酌をしていたら、ふと今朝寝起きに観たNHKの維新の会の政見放送を思い出した。
朝から胸糞悪くなるファッキン石原慎太郎(コイツ、北朝鮮に「戦争してやるぞ!と脅せばすぐに拉致被害者は帰って来る!」とほざきやがった。クソッタレめ!!)の後に、ぼくと同い年の橋下が出て来てやたら「競争!競争!」と連呼する。「競争のどこが悪い!競争でしか発展はない!云々」朝から嫌な気分になりながら、テレビを止める気力も湧かず、我慢するかと思った矢先に、台所で子どもの朝飯とぼくの弁当を作っていた母ちゃんがつかつかと速足でテレビの前に行き、無言でサッとチャンネルを3チャンに変えてしまった。

そんなこと滅多にしない人なのでちょっと驚いたが、どうやら石原、橋下の傲慢極まりない言いっぷりが余程腹に据えかねたらしい。
思えば母ちゃんは誰よりも、人と競うこと、人を蹴落とすこと、他人と比較すること、派手なこと、何より流行を追うことが嫌いな人であった。
ゆえに、父ちゃんは思い切り手前の気の済むようにこの生業を働けるのだ。

銀杏の渋皮むきに手を焼きながら、ぼくは「一番安いおせちでも生協で注文するか?」と言うと、茜は大喜びし、母ちゃんも「そうだね…」と応えるのだった。

今宵のBGMは、ジョン・ハイアットの2008年発表の「セイム・オールド・マン」。このアルバムもそうですが、最近の彼の歌のテーマは、年を取り子供も自立した夫婦間の愛情のようです(インタビューで言っていた)。
最初の奥さんに自殺されてしまい、酒と麻薬におぼれたこともあったジョン・ハイアット。
頑固一徹な感じのシンプルなギターサウンドの中に、人生への、何より愛しい者への慈しみを感じる名盤です。
新作出たらしいけれど、飲み代がかさんで買えない(涙)。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!


スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/428-693591df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-10