周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

昨日は、わが青春の街(高校の3年間を大宮で過ごした)さいたま市が誇る名物ライブイベント、盟友江上正さんが企画プロデュースをしている“ピースライブ”の記念すべき20回目のライブを、ゆかりの与野駅近くのカフェギャラリーシャインでやって来た。

今回は同世代の、お互い20年以上歌い続けている歌仲間でありライバルでもある、碧(よう介&take)と飯浜ゆきことソウブラの3組でのガチンコライブで、この20回目のピースライブと、3組が共通して敬愛する豊田勇造さん(江上さんがピースライブを始めるきっかけになったミュージシャンである)のデビューだいたい40周年を祝うというもの。

3組ともふだんはそれぞれのフィールドでライブ活動を続けていているが、一緒にライブをするということはめったにない。もちろん、決して仲が悪いわけではない。
先日、40年以上の付き合いである勇造さんと中川五郎さんが、国立のかけこみ亭で初めて二人でライブしたというのも驚いたけれど、その感覚も何となく分かる。

それでも、互いに歌い続けていること自体が刺激でありうれしい存在であり、時には「負けていられない」とはっぱをかけてもらう存在同士の3組によるピースライブは、自分で言うのもなんだが、予想通りそれぞれの全く違う個性を出しまくった文字通りガチンコのライブだったと自負している。
この3組でしか出せない、どこか緊張感も漂うライブを終えた時、いつものライブ以上にやり切った清々しさがあったし、それは自分のワンマンライブでは決して味わえない充実感でもあった。言うなれば、戦い終えたスポーツ選手やプロレスラーの心境に近いものかもしれない。

1番手の碧は、二人組とは思えない分厚い音で、それでもサービス精神マンチクリンのパフォーマンスでガンガン攻めて来る(今回音響は碧のtakeさんが担ってくれ、素晴らしい音を作ってくれた。ありがとう!)。
2番手のぼくは、プロレス的にあえてよう介君の挑発(?)に乗らずに、わざとらしいくらいにとぼけて落ち着いた雰囲気を出して行こうと出待ちしながら考えたりして、それがなかなか楽しかった。

出演順は、誰が何番をやっても良かったのだけれど、今回は弾き語り、ピンで歌う飯浜ゆきこにトリをお願いした。
春に左手指を骨折してから見事復活したいーはまは、さすが堂々たる歌いっぷりで見事トリを務めてくれた。
それぞれが7曲ずつ歌い、最後いーはまの終わった後に全員でアンコール代わりに、勇造さんの曲を2曲歌う。

初めに梅ちゃんといーはまがボーカルをとって「満月」を、美しく見事に決めたその後に(リハで1回合わせただけ)、ぼくとよう介君のボーカルで「走れアルマジロ」を派手ににぎやかに歌い騒いで終わった。まだまだアルマジロ達は走り続けるという気持ちを込めて、ぼくは歌った。
自分では、今回とても良い3組の流れだったと思っている。ただ、悪天候のせいもあってか動員が少々寂しかったのが少し残念だった。

終演後は3組とも今年CDを出したので物販に勤しむ。そして、物販コーナーにはこれまたさいたまが誇る中南米マガジンがあり(これもピースライブならではの名物である)、金安氏が陣取って販売を担当。
そして、今回も読みごたえマンチクリンの江上さんお手製の「ピースライブ読本」が来場者には配られ、ライブの合間にみな熟読する光景が見られた。ぼくも深夜帰宅後、寝る前に枕もとで読んだのだが、今回は今まで以上に遊び心があり、読み応えもありで充実していた。まるで「これはぼくにしか書けない」という江上さんの声が聞こえてきそうな文章。そしてそして、巻末には勇造さんからのうれしい直筆メッセージ付!まさに“どや顔”な今回のピースライブ読本であった。

片付け後、いまだ土砂降りの中シャインを出て迎えの大きな居酒屋で打ち上げ。
乾杯の時に江上さんは、4年前に自死してしまった初期のピースライブの出演者であった風見辻造さんのことに触れた。ぼくも今回の出演を前に彼のことを思い出し、1曲目に彼を偲ぶ会で歌った「歌わずにいられない」を歌った。
「彼は喜んでいるはず」という江上さんにぼくも同感。江上さん、ピースライブをやって良かったですね。

与野で、楽しく盟友たちと南武線乗り換えの終電近くまで飲み続け、店を出た時には雨は止んでいた。まさに“雨あがる”の夜であった。

今宵のBGMは、88年に突如出た、ジョージ・ハリソン、ボブ・ディラン、ロイ・オービソン、トム・ペティらの覆面バンドトラべリング・ウィルベリーズのVol1。
出た当初は、おっさんたちのゆるい道楽アルバムと思いほとんど聴かなかったが、今聴くとなかなかどうして結構良いのです。楽しく純粋に良い音楽を作り遊んでいる40代半ば過ぎのおっさん達(トム・ペティだけ30代)が粋に思えてくる(少なくともVol1は)のは、自分がおっさんになったからか?
この中の二人がすでに物故されているのもまた、このロックという名のお遊びを切なく感じさせます。

BG酒はホワイトハイボールでした。昨日与野カフェギャラリーシャインにお運びいただいたみな様、ありがとうございました。3組のピースライブを見届けていただき心からうれしく、お礼申し上げます。

ではまた、ロケンロール!

ピースライブソウブラセットリスト

①歌わずにいられない
②新しい日々
③青い一輪車
④暮らしという名のラブソング
⑤抵抗の歌
⑥残された場所で
⑦廃炉!
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この記事に対するコメント

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今日は本当にありがとうございました!

大橋 #- | URL | 2012/11/20 01:44 * edit *

素敵なライブ御礼

女神2人の歌声で「満月」を聴けたこと,一生忘れません(泣)
きっとあれで雨もあがったと思う(笑)
ナマで初めての「抵抗の歌」,フルバンドの「青い一輪車」とても良かった。
ありがとうございました!

CD聴いてます。茜ちゃんコーラス,嬉し楽し!
「残された場所」と共に好きな「そこでこそ輝く」が入ってて嬉しい。
初耳の「ロケンロールをやろうぜ」,いいですね。

それと最近Uチューブでいちばん聴く「たまゆら」,沁み入る希望の歌。
まだまだ出会い続けたいソウルブラザーズ(^^)

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2012/11/21 12:36 * edit *

スズキさん、こちらこそご来場ありがとうございました。
自分でもこの3組ならではの良いライブが出来たなぁと思っております(そして、ふと思い出してはにやにや)。

ほとんどぶっつけ本番の「満月」は、まさにその場が生ませた化学反応でした。女神のバックで弾くのはなかなか気持ち良かったですよ(笑)。

CDもご愛聴いただきうれしいことです!
「たまゆら」ぼくも大好きです。惜しくも今年作った曲なのでCD収録は見送られましたが、次作には必ず入れたい曲です。
これからもいろんなソウブラ、ぜひお楽しみ下さいませ。

五十嵐正史 #- | URL | 2012/11/21 23:58 * edit *

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