周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

今朝は、出先へ直接出勤するので7:30まで寝ることが出来て助かった。

いつも通りの6:30に起きることはまず出来なかったろう。
昨夜は阿佐ヶ谷あるぽらんでの勇造さんとのライブ後、店で飲んで帰宅したのは1:00過ぎ。
それから残り物を食べて(胆石が見つかって以来、絶対に夜中外食しないようにしている)、風呂を沸かして入り(どんなに酔っ払って遅く帰って来ても風呂だけは入る)、寝たのは2:30であった。

今回の我が師豊田勇造さんの秋の関東ライブツアー4日間の内、ぼくは共演した最終日を入れて3日観た。
初めて勇造さんのライブを観た1994年から、これまで何回観て来たのか分からない。はっきり断言出来るのは、勇造さんはダントツでぼくが一番ライブを数多く観ているミュージシャンであるということ。
理由は、だって師匠だからである。好きなミュージシャンは物凄くたくさん(でもないか)居るが、師匠はこの世でただ一人である。それは、好きな女の人はたくさんいるけれど妻は一人だけということとちょっと似ているかしら?

阿佐ヶ谷あるぽらんライブ前日27日の、さいたまの江上さんが主催したピースライブとしての勇造さん浦和ライブには、午前中学校の行事を終えた長女の茜を伴って観に出かけた。
この日は歌友飯浜ゆきこ(17日さいたまライブで共演)がオープニングアクトを務め、そのバックで元ソウブラメンバーの弟仁が久しぶりのパーカッションで参加した。

モノ心ついてから初めてちゃんと観て聴く、父の師匠である勇造さんの歌について、茜は「さすが勇造さんはプロだね。それに比べて父ちゃんはやっぱり下手だよ」と父に厳しい感想。「当たり前だ。弟子が師匠を抜くわけにはゆかん!」と意味不明な言い訳をする父に「でも、ハーモニカはまぁまぁかな」とフォローしてくれる。
この日も、客席から突然呼ばれてしかも新曲である「ソング・ブック」という歌でハーモニカを吹かせてもらったのだった。7月の京都拾得のステージに上がって以来、前よりさらにいつ呼ばれてもあまり動じなくなった気がする。これも師匠の下で修行を積んで来たおかげか。

午前中学校があった茜はさすがに疲れたので、ライブ後さいたまの友人知人に挨拶をして(久しぶりの再会がうれしかった)すぐに会場を後にした。
夕飯時、賑わう浦和駅界隈を歩くと良い匂いがして来ておいしそうな飯屋、ラーメン屋がたくさんあったが、余計な出費は控えるために家まで我慢しようと茜と自分に言い聞かせて後ろ髪を引かれつつ電車に乗る。

しかし、夜も7:30を過ぎて酒だけ飲んで昼から食っていない腹は空腹の限界に(茜はひそかにカバンに家から持って来た食パンを忍ばせて来て電車の中でムシャムシャ食っていた)。
父はついにつかの間小腹を満たすべく一念発起し、「よし、立ち食いうどんなら食わせてやる!」と吠え、武蔵野線乗換駅の南浦和駅の立ち食いで、茜の好きなコロッケの入ったコロッケうどん(360円也!)を一つ注文し、丼の右側から茜が、左側から父が同時に食べ一杯のコロッケうどんを二人で分け合った(なんだかしみったれてるなぁ)。

おかげで無事家に着くまでの1時間30分強の道のりを耐え抜き生還し、やっと母ちゃんの作った夕飯(具だくさんのほうとう!)にありつけたのだった。
茜は、相当あのコロッケうどん(さいたまは麦の産地なので、うどんを食したくなる)が美味かったらしく、母ちゃんにしきりに立ち食いうどん話をする。
ファーストフードで油まみれのハンバーガーをガツガツ喰らうより、ぜひとも正しい日本の外食文化である立ち食いうどんorそばを美味そうにすする女子になってほしいものである。

翌日の阿佐ヶ谷あるぽらんライブは、午前中に残念なちきんベース浅田くんの体調不良による欠席の連絡が入り、ちょっと寂しい気持ちを抱えての準備となった。年に一度の阿佐ヶ谷あるぽらんでの師匠とのライブを張り切っていた彼の無念さを思うとやりきれぬが、まだまだライブは秋から冬へと続くので(CD発売記念ライブも控えている)、ぜひここでしっかり体を治してくれと伝えて電話を切った。

PM3:00にあるぽらんに行くと、すでに勇造さんとギターの森田君は来ていて、挨拶をしていつものようにソウブラから準備とリハ。その間勇造さんはギターの弦を張り替えたりぼくらの音を聴いて音響を確認したりする。
勇造さんは師匠びいきで言う訳ではないが、音作りがぼくの知っているどのミュージシャンよりうまい。機材的にはライブハウスに及ばないあるぽらんにおいて、音響担当のTさんといろいろ相談して注文つけながら見事にライブハウスの音に作り上げてしまうのだ。

開演までは、楽屋でぼくらは早くもワインやビールを飲み出し勇造さんとゆっくりおしゃべりして過ごす。
これがまた至福の時間。

初めの頃は緊張してしまってあまり話せなかったが、最近は「あのことをぜひ聞いてみよう」とか「あの情報を伝えたい」とかのネタが会う前から一杯あって、この時間は役得の貴重な一時である。
今年は、先日観たボブ・マーリーの映画の話(勇造さんはボブ・マーリーと会って話したことがある!)や、最近ぼくの悩みでもある長年のギターカッティングのクセで痛めた右手人差し指のことなどいろいろ話した。
勇造さんが見せてくれた右手人差し指の爪は、ぼくと同じく変形してしまっていて、やはり時々痛むとのこと。
なので、ぼくが今実践してるように時折ピックを掴む指を中指に変えたりしているらしい。それと、ギターの弦を叩く角度を少し変えるとずいぶん指への負担は軽減されることも教えてもらった。

それにしてもギター下手なくせに一丁前に指だけは痛める情けなさ…これもすべてぼくの始まりがパンクだったせいだ(なんのこっちゃ)!

ライブは急な雨にもかかわらず、良い感じであるぽらんの客席が埋まりソウブラが初めに5曲歌う。
いつもの常連仲間や前日さいたまライブで出演した飯浜ちゃんに、久しぶりのあるぽらん来店となった弟夫妻も来てくれて嬉しい限り。そして神出鬼没、96年にソウブラがあるぽらんで初前座した時の生き証人でもある京都のS夫妻も来場下さりなんやらホッコリして来る。

ノリの良い「新しい日々」で始まり、2曲目には茜のことを歌った「青い一輪車」をあるぽで初めてバンドバージョンで歌う。
以前別の歌だったけれど家族との生活の一風景を歌った歌をやった時、ライブ後に酔客の自称ゲージツ家のオバハンに「チマチマした生活の歌なんて歌ってんじゃねぇ!」とどやされたことがあったが(この時久しぶりに人をぶん殴りたいと思った)、この夜の「一輪車」はライブ後お客さんから「情景が浮かんで良かった。娘さんによろしく」なんて言われて嬉しかった。
現実を生きる一人の生活範囲や立ち向えるものは誰だってチマチマしたものだろうと思う。それを大げさに描いたり語ったりすることは、ただの誤魔化しに過ぎないとぼくは思っている。そういう自称ゲージツは実にくだらない。

たいてい秋の関東ツアーの最終日にあたるあるぽらんライブでの勇造さんは、いつも弾けている気がする。
勇造さんはどこでもそこならではのライブをする人だから、あるぽらんはあるぽらんならではのライブということなのだろう。いつか、北海道からタイまで全国での勇造さんライブを追いかけてみたいと思う。

この関東ツアーもその日その日で選曲が違う。ライブ直前になってその日の演目が決まることも良くある。
この日1曲目の「NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC」は、ぼくが前座中「廃炉!」を歌う前に勇造さんのこの歌のことを話したから、急きょこれを1曲目にしたのだと思っている。

自分もやる側として観る勇造さんライブの楽しみ方は実に深くて豊かだ。
楽屋からライブの音を酒飲み聴きながら、ぼくはメンバーと口々に「あぁ、そう来たかぁ!」とか言い合いながら楽しむ。そして、いつ呼ばれるかもしれないというワクワクする緊張感も存分に楽しむのだ。

2012年秋の大好きな大好きな阿佐ヶ谷あるぽらんでの勇造さんとのライブ、お疲れ様でした。そして、ご来場のみなさんありがとうございました。
ライブ後のハイボールの美味かったこと。

そして、“すべて終わったことにして明日又始めればよい”(豊田勇造「11時の鐘」より)

今宵のBGMは飯浜ゆきこの新作CD「今日のうた」。
歌友いーはまが、久しぶりに出した作品集でさいたまのライブの時に購入した。
ジャケットに使う紙も彼女が選び、タイトルは消しゴムハンコで1枚1枚手作りの実に彼女らしい作品。
音は、はっきり言って前のアルバムより良い。加工されたサウンドよりも生々しくむき出しの音こそが彼女の歌世界には合っていると常々思っていたので、これはドンピシャの音。
イタルさんのギターはシンプルでいて歌心があり、いーはまは得意の(?)ドスを効かせて歌う。名盤だ。

BG酒は昨夜を思い出しつつホワイトハイボール(しかし、よう飲むなぁ)でした。ではまた、ロケンロール!

ソウブラ阿佐ヶ谷あるぽらんライブセットリスト
①新しい日々
②青い一輪車
③反対ロック
④廃炉!
⑤残された場所で

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この記事に対するコメント

娘の批評はコワイですね、十人十色といい(^^;;

茜ちゃんに帰る時お菓子を渡し忘れ、深〜く後悔(江上さんには渡したのに(~_~;))
同行の息子にブログ見せたら「俺も胸が痛くなってきた。あそこのチーズケーキうまかったから、あげたかった」などと(^^;; さらに、二つ違いの上の息子と立ち食いソバを分けた昔の思い出話を初めて聞かされました。

今年は一番多くソウルブラザーズの曲を聞きました。(ちなみに昨年は満月の夕、I love you&I need youふくしま)
今日も、残された場所でをキーボードで弾きました(^-^)/
いつも素敵な歌をありがとうございます

スズキ #f3g/b1UA | URL | 2012/10/31 02:42 * edit *

スズキさん&息子さん、さいたまピースライブでお会い出来てうれしかったです。
実は茜はしっかり、弟の嫁さんからライブ中にチーズケーキをいただいていたのです(父にはほんの一口だけくれたのみ)。

それにしても立ち食いうどん&ソバを分け合う親娘に兄弟、なんだかちょっと前の一杯のかけそばみたいな話で(笑)。

「残された場所で」本日いよいよCD盤だけ500枚我が家に届きました!
もうすぐです!!
たくさん聴いていただきありがとうございます。
今年もだんだん残りわずか、大晦日の新宿中央公園まで歌いきります。

五十嵐正史 #- | URL | 2012/10/31 23:32 * edit *

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